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神奈川県の人口と世帯(平成28年12月 1日現在)川崎市を事例にしながら考える

2017-01-07 10:18:02 | 地域情報

『神奈川県の人口と世帯』について思う
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f10748/

神奈川県内人口914万8109人 12月1日現在

県は12月1日現在の県人口と世帯数を発表した。

人口総数は914万8109人(男456万7023人、女458万1086人)で、前年同月比1万8936人増えた。

世帯数は前年同月比4万2224世帯増の402万5773世帯。

1カ月で最も増えた市区町村は川崎市宮前区(300人)、
最も減ったのは横浜市金沢区(335人)だった。

以前から、神奈川県の中では川崎市が比較的に人口が増加傾向にあり、極端な人口減少を今の所は避けられている。

自然増加も前月比で、川崎市は295もあり、社会増加も448とかなり高く、神奈川県内で『1カ月で最も増えた市区町村は川崎市宮前区(300人 )』である。
川崎市の人口が全国7位に 横浜市は最多372万6167人

2016年2月26日に総務省が公表した平成27年国勢調査で、神奈川県の総人口は約912万7323人
川崎市の人口は147万5300人で京都市(147万4570人)を抜き、全国7位になったことが分かった。前回の22年調査と比較した人口増加率も3・5%と政令市では福岡市に次ぐ水準となり、人口増の傾向はしばらく続きそうだ。

川崎市は150万人代にもうすぐである。

川崎の区別では、武蔵小杉駅前でタワーマンション建設が相次ぐ中原区が24万7476人(22年比の増減率は5・8%増)と最も多く、次いで高津区=22万8119人(4・9%増)▽宮前区=22万5604人(3・1%増)▽川崎区=22万3440人(2・8%増)▽多摩区=21万4240人(0・2%増)▽麻生区=17万5557人(3・3%増)▽幸区=16万864人(4・3%増)-だった。
7区全てでプラスとなった。

 人口全体の男女比は女性100に対し、男性は103・1で、政令市の中では最も男性の割合が高かった。市統計情報課は「企業や工場が多く、もともと20代男性の転入超過が多いのが要因ではないか」と話している

また、宅地・マンション開発率の高さに比例しているのかもしれない。中原区の向こう数年は、武蔵小杉を中心として、大規模な開発が続く。
鉄道利便性と街としての文化自然環境や利便性が加わるなら人口増が当然見込まれる。

しかし、ただ人口が増えるのは、交通渋滞や閉塞感なともあり、地域住民に対しても良いことばかりではない。

その町に住む方々の『身の丈あった暮らしの快適さ=アメニティ』に合うことがまさに大切である。
現在進行している日本全体の『高齢化や少子化』による『極端な人口減少や過疎化』は大問題であることは間違いない!

神奈川県においては、川崎市の事例に学ぶべき点や気づきがあると考える。

政令指定都市の中で、出生率&婚姻率1位! 川崎市役所に聞く人口増加の理由
http://www.rakumachi.jp/news/archives/120971/2より
前略・・・
「人口増加の理由は、官民が一体となって住みよい街づくりと再開発プロジェクトを進めている結果ではないでしょうか。この10年間の人口増加率は11.87%であり、政令指定都市の中では第1位です。第2位である福岡市が9.27%ですから、大きな伸び率であることをお分かりいただけるかと思います。

また政令指定都市の中では、24年連続で出生率が1位、29年連続で婚姻率も1位です。今後も人口の増加が期待されており、平成42 年には人口152万人に達する見込みになっています」

人口がただ単に増えているだけでなく、生産年齢人口の割合が約70%と、これも大都市(政令指定都市および東京23区)のなかでナンバーワン。さらに人口1人あたりの課税対象所得額が194万円、地方公共団体の財政力を示す指標として用いられる財政力指数が0.995であり、ともに政令指定都市中トップを誇るという。

つまり財政が健全であることから、住みよい街づくりに力を注ぐことが可能であり、その結果、結婚や出産の割合も増え、人口が増加することで更に財政が豊かになっているということ。理想的な循環が生まれているわけだ。

治安がよく、子育てしやすい緑豊かな環境

大都市統計協議会が発表した平成25年版のデータでは、川崎市は大都市の中で「人口千人当たり刑法犯認知件数」が最も少ない。

そして「2人以上の世帯のうち勤労者世帯の1世帯当たり年平均1カ月間の実収入」は65万3249円、「雇用者に占める正規の職員・従業員の割合」は62.2%であり、ともに大都市中トップ。治安の良さには平均的な生活水準の高さが関係しているのだろう。

他にも「人口10 万人当たり交通事故発生件数、死傷者数」が最も少ないことから、交通マナーの良さもうかがい知ることができる。

「多摩川の水辺や生田緑地などの豊かな自然も川崎市の自慢です。自然増加比率、自然増加数も大都市の中で最も高い数値を誇ります。自然のなかでのレクリエーションだけでなく、『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』や『岡本太郎美術館』、『日本民家園』といった文化施設も充実しているので、情操教育の機会も豊富です。

さらに共働きのご家庭を支援するための取り組みを進めており、平成27年4月には待機児童がゼロになりました。今後は市立中学校で給食を実施する予定です。これにより、ご家庭の家事のご負担が軽減されることが期待されています」

新婚夫婦や子育て世帯をターゲットとする不動産投資家にとっても、好条件が揃っている川崎市。市内の駅から概ね30分以内に主要ターミナル駅へアクセスできる交通利便性も魅力であり、川崎市内や横浜市だけでなく、都内で働く若者をターゲットにできるのも強みである。
・・・後略


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