暗黒物質の謎、深まる。

これまでの認識、万物は原子で出来ているという常識が覆され、
原子で出来ているものをかき集めても、
宇宙の５パーセントにも満たないとわかったのはここ最近で。

現在、一般物質よりもずっと高い割合の暗黒物質が宇宙を構成しているのは、
研究者たちの間では周知。

なぜ謎が深まったかというと、
暗黒物質の濃度は、銀河系中心近くで急激に上昇するという
宇宙論模型による模擬実験の結果が示唆されていましたが、

2つの矮小銀河 ? ろ座矮小銀河 と 、ちょうこくしつ座矮小銀河 の観察により、
暗黒物質が銀河の中心で高密度になっているのではなく、
なだらかに広がっていることが分かったそうで。

暗黒物質の大きな塊に引き寄せられ、固定されることにより銀河は作られるといった、
今までの認識が崩れてしまったのです。

では、もし中心に『塊』が存在しないのだとしたら、
一体どうやって矮小銀河は固定されているのか。

他の小銀河観察でも、暗黒物質濃度の高い中核部が発見されなかったため、
天文学者たちは、『暗黒物質』という謎の存在に対する新たな見解を模索し始めているよう。

例えばですが、暗黒物質は今現在推定されているよりも、
一般物質と相互作用しており、実は一般物質が、
暗黒物質をかき混ぜて散乱させているのかもしれない、ということや、
暗黒物質は、予想より動きが早く、銀河系の中心で固まりにくいのかもしれないということ。

まったく今までの解釈とは、逆で。

目には見えないけれど、私たちの周りを飛び交っていると言われている暗黒物質。

この名を始めて目にした時の興奮を思い出します。

ちなみに、岐阜県神岡町にある、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設では、
エックスマスという装置を用いて暗黒物質を検出する試みが行われています。

装置が設置されている場所は、地下1000ｍ。
宇宙線や様々な物から発せられる放射線の影響を、限りなく少なくする事が重要で。

さらに、宇宙の誕生時の状態を再現し、暗黒物質を人工的に作り出そうという研究も、
スイスの世界最高のエネルギーを持つ大型加速器で進められており。

加速器で陽子と陽子をぶつけたときに起きる“偏り”をみつけることが実験の鍵となっているとのこと。

果たして、暗黒物質の正体は、私が命を終えるまでに目に出来るのか否や。

少しでも尻尾を掴んで貰いたいところです。


このブログでも何度か登場した北極熊。

白い缶のコカコーラで登場するようです。

期間は１１月１日から２月末。

世界自然保護基金（ＷＷＦ）と共同で、
ホッキョクグマの保護を訴えるキャンペーンの一環だそうで。

普段あまり、甘い飲料を飲まない私でも、
もしこれが売っていたら買ってしまいます。


ちなみに昨日立てた目標。

飲みすぎないは、自分なりには守れたつもりで。

寝る一時間前には、コーヒーに切り替えました。

夜のニュースで、タイの洪水の話が流れていましたが、
一体どうなることやら。

このまま浸水し続けてしまうのでしょうか。

早く水が引くことを祈ります。
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