アノマロカリスの巨大化石を発見。

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「カンブリア大爆発」と呼ばれるほど多様な生物が出現した
古生代の1区分であるカンブリア紀。

捕食動物としてこのカンブリア紀に生息していた
アノマロカリスの長さ1メートルに達する化石が、モロッコ南東部で発見。

画像は復元想像図。




これまで発見された中で最大となる今回の化石は、
アノマロカリスが従来考えられていたより数千万年も長く、
恐竜が登場する以前の海を支配していた可能性を示唆しているそうで。


過去に発見されたアノマロカリスの化石は、
体長が0.6メートルほどで、既にカンブリア紀（5億4200万～5億100万年前）における
最大の動物とみなされており。

ところが、今回見つかったアノマロカリスの体長は、従来の化石を30センチほど上回り、
この体節動物がこれまでの想定より大きな体をしていたことを示す。

そのことでも研究者たちは大いに驚きましたが、
中でもこの化石の若さに驚愕。

今回の化石は、“わずか”4億8800万～4億7200万年前のオルドビス紀のものと判明したため、
アノマロカリス類の生息期間は、従来の化石が示唆するより3000万年長かった可能性が浮上。

約5億1000万年前を境に、化石記録からぱったりと姿を消したアノマロカリス。
彼らは絶滅したのか、それとも単に化石が見つかっていないだけなのかという疑問が残り。

今回の化石発見により、どうも後者だったことが判明。
軟組織は化石化する前に分解されることが多いため、
軟体動物が化石記録から発見されることは少なく、今回は幸いなことに、
大量の土砂に埋もれていたために軟組織が保存されたようで。


大好きなカンブリア紀のニュースでした。

アノマロカリスなどのバージェス動物群など、非常に奇異な姿をした生物、
カンブリアンモンスターらが海を埋め尽くす時代、
この時期の海をもし目前に見られたら、驚きを超える体験が出来そうです。




もうひとつ。
国際宇宙ステーションとのドッキングに成功した、
アメリカの民間企業開発の宇宙船「ドラゴン」が、すべての任務を終え、３１日午後６時半ごろに、
国際宇宙ステーションを離れ、地球への帰還に向けた最後の飛行を始めるようで。

１日午前１時前にパラシュートを用いながら、
カリフォルニア州の沖合およそ９００キロの太平洋上に着水する予定とのこと。

帰還をいつか肉眼で観て見たいです。







今日は5月31日。

今年に入ってもう半年が経とうとしています。

この半年の間に、一体何が出来たのか。

改めて気を引き締め、残りの半年を充実して過ごせるようにしたいです。

ちなみに今日は世界禁煙デー。

禁煙をしてから多分3年。

改めて辞めてよかったと思えます。

禁煙をしようかなと検討中の方は、この機に本日から禁煙してみてはどうでしょう。
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