マンゴスチンにがん抑制効果。

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「マンゴスチン」の果皮に含まれるポリフェノールの一種「キサントン」に、
がん抑制効果があることを、岐阜薬科大学の飯沼宗和教授（生薬学）と
岐阜大学大学院の赤尾幸博教授（腫瘍しゅよう医学）が動物実験などで立証。

がんの補完代替医療に役立つ健康食品として実用化したそうで。

これまでもマンゴスチンの厚い果皮は、東南アジア地域では古くから伝承薬として用いられ、
抗菌や抗カビ作用があることは有名な話。
両教授は、果皮の主成分キサントンを抽出し、培養したヒトのがん細胞と
大腸ポリープを発症したラットを使い、その効果を確かめる実験を実施。

結果、ヒトのがん細胞は、キサントンを低濃度で加えると４８時間後に６～７割が死滅。
ラットでは、０・０５％の非常に薄い濃度でエサに混ぜて食べさせると、
食べない場合と比べてポリープの数が約半数に減り、いずれも副作用はなかったとのこと。

両教授は、キサントンの成分だけを抽出する方法も開発し、特許を取得。
県や企業、病院などと連携し、キサントンの研究会を発足させ、
がん治療を補完する健康食品（錠剤）として、現在、薬局や医療機関での普及を図っているそう。

このニュース、ネット上で色んな議論を醸しているので、取り上げるかどうか迷いましたが、
今は、少しでも可能性のあることであれば取り上げようと思い、載せました。




待ちに待った土日はあっという間に過ぎ。

昨日は、思う存分とまでは行きませんでしたが、
大分本の世界に深く沈めました。

今読んでいる坂の上の雲の中に、読書家が出てきます。

私の本の読み方とは違いますが、とても共感できるところが多々あり。

色んなものから、その法則性や真意を読み取り、自分の分野に生かす方法。

その方法は、過去、店をやっていた際、とても役立った方法だったため、
そのくだりが出てきたとき、彼にとても親近感を感じました。

まさにその一撃で、この本に親しみを感じ。

色んな分野にも通ずるところがたくさんあります。

この現し世には、様々な職業がありますが、基本はどれもこれも一緒。

生きた人間を相手にする際、やってはいけないこと、しなければいけないこと、
しなくても良いこと、大きく分けたら3つに分けられます。

それは、今までの経験上、どの分野でもほぼ一緒かと思われ。

戦争の本を読んでこんな事を思うのもおかしいですが、
それほど、共感をもてる本と言うことです。

これが3巻だったら物足りなかったですが、8巻もあるという安心感。

それでもきっと7巻目に入った際は、さびしい気持ちになるはずで。


ちなみに、
『海の向こうで戦争が始まる』村上龍著。



『虐殺器官』伊藤計劃著。



この二作もまた、別な方向からの戦争を感じられる本です。
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