ヒトの網膜ＥＳ細胞から立体的に作製。

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体のあらゆる細胞になれる胚性幹細胞（ＥＳ細胞）から、
立体的な構造を持つヒトの網膜組織を作り出すことに成功したと、
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター（神戸市）と
住友化学の研究チームが発表。

昨年４月、マウスのＥＳ細胞から網膜全体の組織を作ることに成功していました。

今回、その方法を応用し、試験管内に約９千個のＥＳ細胞を浮遊させながら、
目的の細胞に分化。
２５日前後で、「眼杯」と呼ばれる初期段階の目ができ、
１８週目には５ミリほどの大きさで、
光を感じる視細胞や神経節細胞などを持つ立体的な神経網膜になったそう。

さらに、ある薬剤を加えて培養したところ、
開始から６週間で視細胞が７割を占める網膜組織を作ることに成功。

網膜をはじめ、人間の体の組織や臓器は、
いくつもの種類の細胞からできており、構造が複雑。

今回の「神経網膜」は、人間の網膜ができていく過程を、
試験管の中で再現するような手法でつくられたもの。

光を電気的な信号に変える視細胞や電気信号を脳に伝える神経細胞の膜が、
何層にも重なるようにできていて、実際に光を感じる機能があるとみられているとのこと。

ＥＳ細胞からヒトの網膜ができたのは世界で初めて。

国内に数万人の患者がいて失明のおそれのある網膜色素変性症など
目の病気の新たな治療法につながると期待されています。

研究グループの笹井芳樹ディレクター曰く
「今後はこの網膜が実際に機能するか大型の動物で確かめ、
失明した患者への網膜の移植など人への応用を早期に実現させたい」とのことで。



まさにアリアドネの光。

まずは一刻も早く臨床実験にこぎつけて欲しいです。




昨日、、富山大病院に低酸素脳症で入院していた６歳未満の男児に脳死判定が行われ、
脳死と判定されたと発表。

両親親族８人の総意で臓器提供を決断。

両親のコメントを載せておきます。



　息子は、私たち家族が精いっぱい愛情を注いで育ててきました。

　元気な息子のわんぱくにふり回されながらも、楽しい時間を家族みんなで過ごしてきました。

　本日、息子は私たちのもとから遠くへ飛び立って行きました。

　このことは私たちにとって大変悲しいことではありますが、大きな希望を残してくれました。

　息子が誰かのからだの一部となって、長く生きてくれるのではないかと。

　そして、このようなことを成しとげる息子を誇りに思っています。

　私たちのとった行動が皆様に正しく理解され、

　息子のことを長く記憶にとどめていただけるなら幸いです。

　そして、どうか皆様、私たち家族が普段通りの生活を送れるよう、

　そっと見守っていただきたくお願い申し　上げます。





　　


台風四号が接近中との事で、来週の頭は、もしかすると直撃かも知れず。

ただ、最近の台風は、威力が弱く、いつも肩透かしをくらいます。

今回も是非そうであって欲しい。

会社の方が、台風によってことごとく沖縄本島めぐりを邪魔されているので
どうか今回はそっとしてあげて欲しいです。

もしかしたら突然軌道を変えるかもしれないので、まだまだわかりませんね。

　
　
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