久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

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投資から見る日中関係

2014年02月06日 | 日記
中国商務省は、2013年(平成25年)の日本から中国への直接投資実行額が、前年比4.3%減の70億6400万ドル(7400億円)だったと発表しました。

日中関係が悪化したあおりで、16.3%増だった2012年(平成24年)からマイナスに転じました。

日中経済協会によると、前年割れは3年ぶりとのことです。

2012年(平成24年)の秋に尖閣諸島をめぐり、日中関係が悪化して以降、中国への新規の進出や中国での事業の拡大を見合わせる日本企業が増えています。

2012年1月~11月は、前年同期比プラスで推移していましたが、12月に急減したとのことです。

国・地域別の伸び率は、欧州18.1%増、米国7.1%増などで日本からの投資額が前年割れしたのとは対象的です。

政治の不安定は、経済に大きな影響を及ぼしますね。