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書道 直庵(筆耕所)

里の秋<稲架>

稲架(おだかけ)の横一線に並び立つ瑞穂の國のありがたきかな 丹人




刈りし穂をただ黙々と初老一人おだに架け行くさまに見入りぬ 丹人




おだ足の力強さよ櫂となりて稲穂の舟の秋を漕ぎ行く 丹人




低れし穂のおだに身を伸ぶ里の秋 奮太



*画像:おだかけ 東茨城郡城里町(旧緒川村)小瀬沢にて 2007.9.17 17:00
            
↑現在40位前後なり↑現在茨城1位なり
毎日一打頂戴すれば いと有難し 宜敷願上奉候

コメント一覧

あかひと
乙女姫
おはやふにござる

をを
姫もをさなき日に
おだかけの手伝ひを
したる哉

>子供ながらに自分でやった所が心配でした

この一文の
予が心にしみじみと沁みて行きぬ

いとありがたし
あかひと
善人氏
おはやふにござる

稲架に干すは是 一大作業なれば
兼業にて行ひたる御館にては
さぞやさぞや大変なることとおもへる

機械にて処理するも
それは致し方なきことと
御尊父様も
お思ひなるとこそおもへれ
あかひと
幽黙氏
おはやふにござる

稲架は当地にては「おだかけ」なり
御地は「はさかけ」なる哉

>稲が米になって
 米を飯として食う
 ああ・・・

氏が言葉に
予も
ああ・・・と
おもはず声の出でるもをかし

稲→米→飯

いいねえと心をこめていいにけり 奮太
(稲と心を米て飯にけり)


あかひと
阿武氏
虎蔵氏 おはやふにござる

ここは常州なり
常州は水戸より北西三十㎞ほどの位置する緒川村(現在常陸大宮市)なり
緒川村の西は下野は烏山なり

秋の陽の恵みうれしき稲架(とうか)かな 奮太
あかひと
アザミ姫
おはやふにござる

里の秋
と きかば
そのかみ歌ひし歌の
いとなつかしき

♪静かな静かな里の秋
 お瀬戸に木の実の落ちる夜は
 ああ母さんとただ二人
 栗の実煮てます囲炉裏端

いと有難し

otome
おだがけ
子供のころから稲束を運んでおだに架ける手伝いをしましたよ。
最後に頭を揃えてトントンとたたくんです。
奇麗に並んで下がったおだがけが済むころに見た夕焼けを思い出します。
台風の時は下手に下げると倒れちゃうので、左右のバランスを見てかけるんです。
子供ながらに自分でやった所が心配でした。
酒徒善人
稲刈り
我が家も少し前までハサに架けていました。
それは親父の拘りでした。
今は機械で作業をしてしまっています。
親父も何も言わなくなりました。
稲刈りは10月10日頃でしょうか・・・
幽黙
日本
まさに日本の風景だな~と
しみじみ思います
稲架は「おだかけ」と読むのですね
「はさ」としか読んでこなかったので
勉強になります
稲が米になって
米を飯として食う
ああ
阿武蜂虎蔵
http://takeyoshi-abe.cocolog-nifty.com/blog/
これはどこでしょうか。こうやって天日に干すのが一番旨いんです。
アザミ
心安らぎます
穏やかな風景に癒されます。

それぞれの写真に添えられた短歌や俳句が
またすてきですね。

<里の秋>

秋が深まっていきます。
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