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書道 直庵(筆耕所)

酒-寝てしまひけり-

のどかさに寝てしまひけり草の上  

松根東洋城の句を日比野五鳳(1901-1985)の書きたる
昭和51年(75歳)の作とふ

料紙の右に寄せて二行に見へるも
此 三行なり
「のどかさに寝て」
「しまひけり」
「草の上」
筆をゆるりとひきづるやふにして
一文字一文字を独立させて書きたるも
きょろきょろと左右をながめつつ
ふーらりと歩く姿を彷彿としたる

左に大きく空けたる空間は 
是 のどかなる春の野なる哉 
落款印「五鳳」は 草の上に寝たる五鳳自身の姿に見へるもをかし



昨夜は午後七時より小美玉市は野田の「市松」に十数人集まりてうまき酒を飲む 
午後十時にしまふも
心 のどかなれば 誘ひをうけるに 
あにs'氏等と 常陸国府なる石岡の「修」に向かひて
美味きものを肴にして飲むに 
その量 やや過ぎたり 
酔ひのまはりくれば
畳に横になりて寝てしまひけり

心地よく酒すすみたる春の宵   丹人
のどかさに寝てしまひけり春の夜  丹人
酒連れて日をまたぎ行く春の道   丹人


            

コメント一覧

お父さん
書の壺
あかひとさん こんにちは

あかひとさんの解説により書の見所が良く解りました。
ありがとうございました。
楽しい酒はついつい飲み過ぎますね。
酒徒善人
二日酔い
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
昨日は二日酔い。
やっと今日、回復しました。
まぁ~酔ってられるのが幸せですね。
幽黙

酒を詩歌に詠める人たちが
羨ましく思います

牧水が好きですけど…
tedy
いいですね
http://blog.goo.ne.jp/tedy72/
あかひとさん,こんばんは。

無粋で句も書も分かりませんが,あかひとさんの解説も含めて雰囲気よーく分かります。

実は私も相当な酒好きでして・・・。
dream
こんにちわ♪
http://blog.goo.ne.jp/niadreamky_001/
のどかさに寝てしまいけり・・・
心地よく酒すすみたり・・・

下の句を替えれば無粋な私でも、一句が出来そうですが、優れた句だからこそですね。

心地よく呑めるのって、しあわせです。酒も一期一会かもしれません。

また来ますね。
ep-mode
微風
空間を大胆にとった手法に感心しました。
草原で大の字になり寝たくなりました。 
阿武
春の酒は いい
http://takeyoshi-abe.cocolog-nifty.com/blog/
気の合った友と酒を呑む。お互いにお互いを知り尽くしているからそうは喋らない。お互いのペースがわかっているから無理には進めない。それでも盃を重ねていく。ゆるゆると時間が過ぎていく。酒が体にしみて行く。春の宵のような酔いが時間を忘れさせる・・・いいですね。私も来週に友と呑みます・・・そう今日は新潟の蔵元が一同に集まる「酒の陣」があります。ちょっと野良仕事をしてからちょっくら行ってきます。
あかひと
名筆
◆お父さん おはやふにござる
予のつたなき解説も
お役に立つときけば いと嬉し

この夜 酒過ぎたるも
翌日に残らざれば
春の夜の夢のごとし
あかひと
二日
◆善人氏 おはやふにござる
日をまたぎて酔ひのつづくは
苦しかりけり
御見舞い申し上げるあかひとなり

酔へる幸せ・・・嗚呼 なるほどなり
普段は寡黙(?)なるも
酔へば饒舌なる吾にあらば
よくよく考へよと自ら忠告したるあかひとなり
あかひと
酒の歌
◆幽黙氏 おはやふにござる
酒の歌 数々あれど
予も牧水の歌に心ひかるるものあり

酒無しにけふは暮るるか二階よりあふげば空を行く烏あり

これなどもいと哀し
かやふに詠むも宵にならば
牧水の手に酒あるとこそみれ
あかひと
無粋に非ず
◆tedy氏 おはやふにござる

>無粋で句も書も分かりませんが
いやいやさにあらず
氏のブログを拝観するに
氏が感性の高きを痛感したるあかひとなり

>雰囲気よーく分かります
嗚呼 さなる哉
いと嬉し 有難し

氏も酒好きなるは嬉し
予が住まふ友部には「郷乃誉」で名を馳せたる
酒蔵「須藤総本家」あり
あかひと
一期一会
◆dream姫 おはやふにござる
御来駕を心より歓迎仕候

かやふにして姫と出会ひたるも
是 一期一会なり
いと嬉し 有難し

以後宜敷願上候  頓首
あかひと
草の上
◆ep-mode氏 おはやふにござる
御地は既に春の風吹くにある哉
当地 常陸 は
陽光に春の香あれど
冷たき風のけふも吹きてをりぬ
草原で大の字になり寝るには
今しばらくの辛抱かな・・・
あかひと
ちょっくら
◆阿武氏 おはやふにござる
>野良仕事をしてからちょっくら行ってきます。
野の仕事したる後の酒の味のまた格別ならん
「ちょっくら」なる言葉に
親しみ深く湧けば(常陸にても使ひたる言葉なるに)
予も宵には酔ひに「ちょっくら」行きたくなりぬ
山口ももり
日比野五鳳氏偉大でした。
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
あの方ほど見事に、近代に書を変革、進化させた方はいなかったのではないでしょうか。私は森田竹華という女流書家が好きでした。古いなあ。あなたはご存知無いかもしれません。漢字なら、勿論、小坂奇石氏です。でも、三谷治山という方も、凄かったですよ。
あかひと
書は芸術に非ず
◇ももり媛 おばんにござる
森田竹華女史 予も存じ上げ候

書 予は是を芸術と捉へるに首傾げる者なり
書は芸術に非ずして 生活そのものなり

展覧会に出品すべく書きたる書に何の意味ある哉?
書 是 意志伝達の手段なりて飾るが第一に非ず
是 他の芸術と根本的に異なる点なり

媛の絵に芸術を見たる いと麗し中に迫り来たるものあり
幽黙
喜怒哀楽
嬉しければ字は跳ね回り
腹立たしければ字もむくれ
哀しければ字も震え
楽しければ字も笑う
そんな感じがします

今までで一番心が震えたのは
空海の「聾瞽指帰」の
がつんとかまされる字と
黄庭堅の千鳥足の酔っ払い字
くらいなもので…
あかひと
流石なり
◆幽黙氏 お晩に御座る
さても
氏の書にも見識高くあるを喜ぶ
流石なり 敬服の念 いよいよ深まる

空海の書に 予 人を食ふ強烈なる境地をみる
最澄の書に 予 清きを求む清閑なる境地をみる

是 直観なり・・・
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