
筑波は見る方角によりてその姿様々なり
真東の地より仰げば 男体女体の二峰重なりて一つに見ゆる
また稜線左右に緩やかに流るる如くに伸びゆく
標高877米なれど 万葉の昔からたたへられしこの山 いと美し
筑波山に登る歌一首並びに短歌 (万葉集巻第九)
草まくら 旅の憂を 慰める 事もありやと 筑波嶺に
登りて見れば 尾花散る しづくの田井に 雁がねも
寒く来鳴きぬ 新治の 鳥羽の淡海も 秋風に 白波立ちぬ
筑波嶺の よけくを見れば 長きけに 思ひ積み来し
憂はやみぬ
反歌
筑波嶺の裾廻(すそみ)の田井に秋田刈る妹がりやらむもみち手折らな
*画像:八郷町(現在は石岡市)より夕暮れの筑波を望む(2006.10.14撮影)
*けふ10月14日 全国花火大会が土浦にて開催さる
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