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書道 直庵(筆耕所)

筑波山


 筑波は見る方角によりてその姿様々なり 

 真東の地より仰げば 男体女体の二峰重なりて一つに見ゆる

 また稜線左右に緩やかに流るる如くに伸びゆく

 標高877米なれど 万葉の昔からたたへられしこの山 いと美し


   筑波山に登る歌一首並びに短歌 (万葉集巻第九)

  草まくら 旅の憂を 慰める 事もありやと 筑波嶺に

  登りて見れば 尾花散る しづくの田井に 雁がねも

  寒く来鳴きぬ 新治の 鳥羽の淡海も 秋風に 白波立ちぬ

  筑波嶺の よけくを見れば 長きけに 思ひ積み来し

  憂はやみぬ

   反歌

  筑波嶺の裾廻(すそみ)の田井に秋田刈る妹がりやらむもみち手折らな
 


 *画像:八郷町(現在は石岡市)より夕暮れの筑波を望む(2006.10.14撮影)

 *けふ10月14日 全国花火大会が土浦にて開催さる

 

 

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あかひと
常磐道からは
山桜姫

画像に近き角度で見るには

常磐道を下りて石岡インターを過ぎてすぐの直線2㎞の地点にて左手後ろを望めばよし



最も美しき筑波の望める場所として手頃なるは

かすみがうら市と石岡市の境界として流るる恋瀬川にかかる恋瀬橋(国道六号)なり



是非一度ご覧あらんことを・・・
山桜
この角度は
http://yamasakuran.seesaa.net/
 筑波山はいつも高速から仰ぐのみであっという間に

通り過ぎてしまっておりました。 このような角度で

仰いだことはないように思います。 全く違うお山の

ように見えますね。
あかひと
蝦蟇
善人氏 六年前の丁度この季節なりしか

筑波は真南より仰ぎたるとおもほゆ

二峰が蝦蟇の両目の如く地を睨み

二峰がつくりし裾は蝦蟇が両足を踏ん張る如く雄々しき筑波でありき

今年の土浦の花火大会は昨夜盛況裡に行われたりき
酒徒善人
筑波を仰ぎて
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
6年前、筑波を仰ぎて約40日研修生活をしました。休日には山にも登り、ガマの油もたくさん購入し、思い出深い山であります。
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