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書道 直庵(筆耕所)

幾山河越え去り行かば寂しさの果てなむ國ぞけふも旅ゆく 牧水

かへし

幾山河越え去り行けど寂しさはつのるばかりの旅けふも行く 丹人





幾山河(2006.10.20)  幾山河越え(2007.1.1)







寂しさはそのいろとしもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮 寂蓮

かへし

寂しさは文字の姿にやどりゐて寂八文字の秋の夕暮 丹人








*画像:あかひと臨「寂」 2008.10. 3 18:30 庵にて



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芸術人文9位なり 50代9位茨城2位なり 短歌1位なり

引き続きご支援のほど宜敷御願申上候 頓首 再拝

  

コメント一覧

あかひと
阿武蜂虎蔵氏
おはやふにござる

牧水の旅の歌よし秋の夜の酒の歌こそよろしかりけれ 丹人

頓首
阿武蜂虎蔵
http://takeyoshi-abe.cocolog-nifty.com/blog/
私は牧水の歌は大好きです。これと「白鳥は悲しからずや空の青海の青にも染まず漂う」は中学の時の教科書に確かありました。いまでも時々沸いてきます。
あかひと
皆々様へ ―― かしこみかしこみまふまほす ――
幽黙氏

「寂」の美をあらためて知る吾なりけり いとすばらしき「寂」と知るけふ 丹人

氏の御言葉に
世界の広がるあかひとなり
いとありがたし

頓首


田吾作氏

「未練などないわ~!」昭和の枯れすすき サビことによし田吾作の歌 丹人

嗚呼 
しみるのほ・・・

頓首
田吾作
 寂しさに負けた
    いいえ、世間に負けた
    この街を追われ・・・ 
幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
美しく神寂びる
ということもありますね
「寂」という字も
考えようによっては
また楽しく嬉しく有り難くもあり
心惹かれる字であります
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