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編曲楽譜「美中の美」が須川展也さん指揮で演奏されました!

2024-03-24 | コンサート&ライヴ
記事が遅くなりましたが、小編成向けに編曲したスーザのマーチ「美中の美」が須川展也さん指揮のプロバンド「NAGANO12」(長野芸術館専属)のコンサートのプログラムに採用され演奏されました。
主催の長野芸術館の記事は→こちら

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当ブログでの解説は → こちら

須川さんご本人が選曲採用してくださったとのことで身に余る思いです。

民音音楽博物館

2023-04-02 | コンサート&ライヴ
編曲中の作品のための資料を借りに30年ぶり?に民音音楽博物館(音楽ライブラリー)に行きました。


以前のことを全く覚えていないので比較はできませんが、立派な建物と大変きれいなフロアでした。入館料は無料です。

◆古典ピアノの展示室(生演奏あり)

◆世界の民族楽器

◆民音主催の演奏会資料

◆自動演奏楽器の展示室(実演あり)

◆特別企画展「魂のマエストロ~近衞秀麿」展

この「魂のマエストロ~近衞秀麿」展には近衞秀麿に関する資料(演奏会プログラムや楽譜など)が展示されているのですが、特に面白かったのは親交があった音楽家たちの「手形コレクション」。E.クライバーやオイストラフなど巨匠たちの手形がずらりと並んでいます。

地下の「音楽ライヴラリー」は無料(初回のみカード発行料として100円)で絶版になった楽譜など貴重な資料を借りることができます。

信濃町駅から徒歩で5分ほど。近くには神宮外苑などもありますしおすすめです。

(2023.03.30)

第25回 東関東吹奏楽コンクール 高校B部門・小学生部門

2019-09-17 | コンサート&ライヴ

 

9月14日(土)15日(日)と2日続けて東関東吹奏楽コンクールを聴きに行きました。

 

9月14日の高校B部門は、ホールの響きをうまく取り入れてサウンドを作っている学校、ダイレクトに音が飛んで来る学校、色彩感や弱音を第一に考えている学校、耳が疲れるくらいのボリュームで迫って来る学校(かなり多かった)、今年大流行の曲を取り上げている学校もあれば古典中の古典を演奏する学校、と様々ですが、それぞれの県の方向性が音作りや選曲に表れていたように感じました。

出演順1番ながらバッハの「シャコンヌ」を節度を持って丁寧に演奏した竜ケ崎第一高校

ラヴェルの難曲を色彩感たっぷりに表現した千葉日本大学第一高校

温かいサウンドでドラマチックかつストーリーを感じさせた相模女子大高校

などが特に印象に残りました。

 

9月15日の小学生部門(小学校部門ではなく小学生部門なんですね)は演奏や選曲に各学校の特色がよく出ていて楽しめました。

それにしても小学生のレベルアップには驚くばかりです。特にソロは大人顔負けの子が多く感心しました。強いて言えば木管に比べて金管の音色が課題でしょうか。

高い技術力と合奏力・音楽性で会場の大きな拍手をもらった柏市立酒井根東小学校

素晴らしいソロと緊張感あふれる音楽づくりだった船橋市立葛飾小学校

打楽器パートの見事なリズム感と推進力にうなった真岡市立真岡西小学校、同じく打楽器のスーパープレイヤーの男の子に「目が点」になった真岡キッズハーモニー(2校合同バンドのようです)

などが印象に残りました。

栃木県のバンドは「森の贈り物」のトランペット(コルネット)ソロが素晴らしかった茂木町立茂木小学校などもあり、ソロやパートを前面に出してくる学校が多かったように思います。

また「ヨーロッパの国々の民謡より」を大変楽しく演奏してくれた川崎市立南野川小学校、「展覧会の絵」をコンパクトにまとめてオケの響きも感じさせた東海村立村松小学校にも感銘を受けました。

 

なお、前から思っていたことですが、金管バンド(今回は7校)は別部門(小学生・金管バンド部門)にしてあげたいです。やはり小学生は吹奏楽編成と同じ土俵では楽器編成や音域など不利なことが多く、かわいそうに思います。

 

千葉県の学校は停電や断水で練習も満足にできなかったところもあったことでしょう。出場された先生方生徒の皆さんお疲れさまでした。

(2019.09.17)

 

 

 

 

 


Casa Classica で サクソフォンカルテット

2017-03-27 | コンサート&ライヴ

 知人のサクソフォンアンサンブル「Quartet PIYO」の演奏を聴きに、クラシック音楽のライヴハウス「Casa Classica」へ行ってきました。(昼の部 13:00~)

◆落ち着いた店内にサクソフォンの響きが

 

クラシックのライヴハウスというのは珍しいですが、堅苦しい雰囲気はなく気軽に楽しめるお店です。

美味しい料理(ランチあり)とコーヒーなどをいただきながら2時間ほどのコンサート。

クラシックからタンゴ、童謡、映画音楽まで、何でもこなすサクソフォンならではのプログラムでした。

特にいろいろな曲をちりばめた「アルルのサックス展覧会」「春の童謡メドレー」「ウォルタイム・トラベル」などは編曲も面白く、またお子さん連れにも好評でした。

 

「Quartet PIYO」 のみなさん  若さあふれる演奏でした!

 

場所は地下鉄の「赤坂見附」駅から徒歩3分。

※改札を出てからの詳しい案内はこちら

 

外はあいにくの雨でしたが、休日の午後のちょっと贅沢な時間。

みなさんもぜひ。

(2017.03.26)

 

 

 

 

 

 


フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルとロンドン・ブラス (1988来日公演ライブ音源)

2016-09-06 | コンサート&ライヴ

 ここしばらく小学校の金管バンドのお手伝いが続いているのですが、久しぶりに「フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル」や「ロンドン・ブラス」を聴きたくなりました。

高校生の頃、友人(ホルン)とフィリップ・ジョーンズのポスターを部室に貼り、そのあまりに完璧で美しいアンブシュアに毎日ため息をついていました(笑)。

そして初めて買ったレコードはこれ。

◆「スイスの休日」 名盤です!

「バーゼル・マーチ」、「ミュージック・ホール組曲」、「ヴェニスの謝肉祭」、すり切れるほど聴きました。

 

それから数年。初めてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルを生で聴いた時の感激感動は忘れられません。

 ◆フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの1979年来日公演プログラム

本当にこれが同じ金管楽器なのか?その変幻自在な音色と音楽に圧倒されました。

 

◆こちらは1981年の来日公演プログラム

◆この時のライブ盤 (まだ購入できます)

 

 それにしてもこの顔ぶれがすごい!フィリップ・ジョーンズ、デニス・ウィック、ジョン・フレッチャー。。。

この数年後にアンサンブルは解散して本当に残念だったのですが、「ロンドン・ブラス」として引き継がれてほっとしました。

このころには「カナディアン・ブラス」や「エンパイヤ・ブラス」なども活躍。ブラスアンサンブル全盛期でしたね。

 

ロンドン・ブラスは生で聴くことはできませんでしたが、来日公演がNHK-FMで放送され、これも繰り返し聴きました。

最後にその時のライブ演奏を1曲。

ハーヴェイ編曲「アメリカーナ」です。

「忠誠」、「金髪のジェニー」、「エル・カピタン」、「ジェリコの戦い」、「星条旗よ永遠なれ」の5曲が続けて演奏されます。

30年近く前の録音のため音がやや割れ気味ですがご容赦ください。

※前半の2曲が欠けていましたのでアップしなおしました。申し訳ありません。

(2016.09.06)