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ボストン美術館の至宝 展

2017-09-22 | アート&クラフト

和田誠さんを見た後は「ボストン美術館の至宝展」へ。

◆古今東西、盛りだくさんな作品群。

◆久しぶりの都美術館。いい天気。

 

様々な年代と色々なジャンルの作品が展示されていましたが、気に入ったものをいくつか。

◆縛られたオリックス形の壺(前7世紀) 今の時代でも通用しそうないいデザイン。

◆九龍図鑑(陳容) 延々10m近くに渡って描かれています。

◆風仙図屏風(曾我蕭白) 映画を見ているようなダイナミックさ。

◆ヴェネツィア、サン・ジョルジュ島から見たサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(ブーダン) よくある風景?でもブーダンってけっこう好きです。

◆腕を組んだバレエの踊り子(ドガ) 未完ながら表情などが魅力的

◆陶製ポットに生けられた花(ルノワール) 実物はさらに光を感じます。

◆八点鐘(ホーマー) 油彩の方よりカッコいいかも! エッチングです。

◆If the Double Helix Wakes Up...(村上隆) 展示の最後にこれはなかなかのインパクト! 

 

紀元前の古代エジプト美術から現代アートまで、幅広い年代と地域に渡った作品展示で、「フランス絵画」の部屋では珍しいミレーやシスレーの静物画もあり面白かったです。

ただ開催終了が近いためかけっこうな混雑ではありましたが。。。

 

◆隣の上野動物園の工事用の壁 これもアートに見える 笑

(2017.09.21)

 

 

 

 

 

 


和田誠と日本のイラストレーション展

2017-09-22 | アート&クラフト

ここしばらくなかなか時間が取れなかったのですが、ようやく展覧会に行けました。

まずは「和田誠と日本のイラストレーション」展。

◆このチラシを見つけた時は歓喜でした!

 

和田誠さんの展覧会は4年ぶり。→ こちらです

会場の「たばこと塩の博物館」は初めてでしたが、東京スカイツリーのすぐそば。

◆爽やかな秋晴れです

◆「たばこと塩の博物館」正面玄関

◆2年前に渋谷から移転したばかりなのでとてもきれいです

◆会場入り口 空いていたのでゆっくり見られました

◆高校2年生の時の似顔絵時間割(上手い!)

◆出世作の「夜のマルグリット」(日宣美賞)

◆40年続く週刊文春の表紙第1作(原画も)

◆表紙が2000枚!圧巻です。


この他、作品原画や資料などが数多く展示されています。また10年ほど前の和田さんの制作風景(20分ほど)も上映されていて、これは面白かった。ほぼ日本画用の太めの筆1本で描いていたと思えば、別の作品は油彩用のペインティングナイフを使ったり、また人物も写真をトレースするのではなく直接見て下書きしていたりと貴重な映像です。

 

※なおつい最近の制作風景が平野レミさんにより公開されています → こちら

 

そして驚くのはこの展覧会の入場料。なんと大人100円!さらにオールカラー100ページの図録が1冊1000円!これって安すぎるのでは。

和田誠ファンにはかなりおすすめの展覧会です。

 

なお、今回はゆっくり見られませんでしたが、塩とたばこに関する常設展もなかなか面白かったです。

◆たばこを吸う神のレリーフ

◆世界各国のパイプ

◆巨大なポーランドの岩塩

◆また来てみたい


(2017.09.21)