上野の森美術館で開催中の「恐竜図鑑」展
恐竜は昔から大好きで、ヴェルヌの「地底旅行」ドイルの「失われた世界」から始まってクライトンの「ジュラシックパーク」(映画も)星野之宣の「ブルーホール」「ブルーワールド」たがみよしひさの「化石の記憶」などに夢中になりました。
この展覧会は「図鑑」とあるように本物の化石や骨格模型ではなく「パレオアート」(古生物復元画)の展覧会です。
◆まず恐竜の化石が発見されたばかりの頃の19世紀の作品はなんとも不思議。
ワニ見たいな魚竜、ぬいぐるみみたいな謎の恐竜、そしてそれぞれの大きさの対比がとんでもない。マンガか!と思わず笑ってしまうものもあります。
◆それが20世紀になるとぐっとリアルさが増してきます。
ティラノサウルスが尻尾を地面に着けているあたりは昔を感じさせますが格段に進歩しています。
ただ、中にはこんな奇妙な作品も
◆近年になると芸術的な作品も多くなってきます
映画「ジュラシックパーク」を思わせます。
◆また現代の日本の作家の作品も力作ぞろい。
所十三氏の漫画「DINO²」の原画が素晴らしかったのですがこれは撮影不可でした。現地でぜひご覧ください。
◆平面作品の他に立体作品(フィギュア)もなかなかのものでした。
◆会場入り口には1853年に制作されたユーモラスなイグアナドンの模型があり、撮影スポットして人気でした。
久しぶりに「恐竜モノ」の本を読み返してみようかなと思いました。
(2023.06.19)