東京都美術館で開催中のミロ展へ

ミロの作品をまとまった形で見ることができるのはうれしい。
20代の頃はピカソやセザンヌの影響大の作品だったのが、30代になるといきなりシュールな作品になるのが驚き。
面白かったのが1600年代のオランダの風俗画を思いっきりデフォルメした作品。

これがミロによって ↓

こうなるのか。
ミロは色彩もいいですが線が実にきれい。

1940年の星座シリーズは特に良かったです。
後半はさらに抽象化が進んでポロックのようなドリッピングやまるで書のような作品、さらにキャンバスを焼いて穴をあけてしまうなど自由奔放。

焼かれて穴が開いています。

裏から見るとこんな感じ。

陶芸やオブジェ作品もありました。

なんともいえないリズムがあります。

先週「日曜美術館」で取り上げられたので混んでいるかと思いましたが空いていてゆったり見ることができました。
ミュージアムショップはカラフルなTシャツなどがいっぱいでした。
(2025.04.22)