ハワイのすばる望遠鏡が赤外線で撮影した火星=現地時間29日未明
(国立天文台提供)
2018年7月29日(ハワイ現地時間)に、すばる望遠鏡に搭載された近赤外線分光撮影装置IRCSが撮影しました。火星では現在、大規模な砂嵐が発生しており、可視光線では表面の模様が観測しにくい状態が続いています。そこで今回すばる望遠鏡では、砂嵐を見通すことができる赤外線で観測を試みました。その結果、表面の細かい模様も写し出されています。
(文章引用:国立天文台Facebook)
【火星大接近 2018 見えましたか?】からの続きです。
7月31日の夜はここ塩尻の空は残念ながら曇りで、雲の切れ間から時々覗く火星をなんとか見られました。
翌8月1日は晴れたのでもう一度火星を眺めてみました。
ほぼ南中時刻の8月1日の火星(画像中央付近)
ここで師範の天体望遠鏡を導入して火星を捉え、デジカメをくっつけて撮ってみました
冒頭の火星の画像のような模様は全く見えませんが、光を反射してかなり明るいのがわかります
この日の火星は-2.8等級
ほぼ南中時刻の土星
昨日の携帯での画像より土星の形がわかりますね
真っ暗な宇宙空間にこんな惑星が浮かんでいるんですね
15億kmの彼方にあって肉眼では点にしか見えない星が、望遠鏡を通すとこんな形をしているのがわかるというのはなんともすごいことだなぁと、望遠鏡の視野に浮かぶ土星を見てつくづく思いました。
次にこんな距離まで火星が接近するのは17年後、2035年だということで、そのとき私は何歳だ?と思うと、うーん……
次も元気で見られたらいいなぁ!
9月上旬頃まで火星は―2等級を超える明るさだそうですので、まだご覧になってない方はぜひ