日々是脱力。

長野県塩尻市で田宮流居合・全日本剣道連盟居合を稽古しています。
刀を振っているつもりが刀に振り回されている日々。

平成30年度居合道地区講習会(山形県)

2018年08月07日 | 居合道
6月9日(土)~10日(日)、山形県天童市の山形県総合運動公園において平成30年度居合道地区講習会(山形県)が行われ、当道場からは師範とへっぽこが参加いたしました。

四段に昇段して、今年から私へっぽこも参加できるようになりました。


前日の6月8日、夜7時半頃塩尻を出て、山形へ向けて高速道路をひたすら走る走る走る
助手席で呑気に道路を撮るへっぽこ



山形まではなかなか遠いですね!



山形には午前1時過ぎに到着


会場に到着







今回、450名余りの参加申し込みがあったそうですね


四段と五段で1グループにして2日間O先生の指導を受けました。初めて知ることや、目から鱗が落ちるような話を聞けてとても有意義で充実した2日間でした。山形まで行ってよかったです。もっと話を聞きたかったなぁ。

2日目午後の古流研究では、宮城のM先生と我が師匠と田宮流の演武をご一緒させていただきました。本当に未熟でお恥ずかしい。
演武の順番が回ってくるまでずっと正座して待機していたことで足が痺れてきてしまい、範士八段の先生方を含む400人以上の先生方が見ている前でたった三人で抜くというのに最初の「稲妻」でちゃんと立ち上がれるのか気が気ではなく本当に内心焦ってまして、直前にはもはやそれだけの人前で抜くことへの緊張や恐怖より足がどんどん痺れてくる恐怖の方が勝ってきておりました。
いざ抜いてみればやっぱり足は痺れてまして、踏み込んだ足の感覚が変でなんかイマイチな稲妻になってしまったことが非常に残念です。
田宮流の解説をしてくださった宮城のS先生は演武後に上手に抜けていたとおっしゃって(慰めて?)くださいましたが、会場で見ておられた先生方は客観的に見ていかがでしたでしょうか…。

田宮流の演武をした三名の中で一番低段で未熟者の自分がこのような場で演武をさせていただいて、もはや公開処刑なんて言葉すら当てはまらないほど強烈な経験でしたので、この先これより肝が冷えることはないのではないかと思うと、今後どんな場面に立ったときもこのときのことを思い出せば頑張れそうな気がします。