野菜ソムリエプロtamitanのブログ

野菜ソムリエプロtamitanが旬なお野菜を独自目線で紹介します。
その他、趣味のこともいろいろと・・・。

ロブスターディナー

2005-12-09 | カナダのコト
クリスマスが近づいてきた。
カナダ東部でごちそうといえばなんといっても「ロブスター」!
とくにPEI(プリンスエドワード島)がロブスターで有名だが、その他にもノバスコシア州やニューブランズウィック州も安く新鮮なロブスターが食べれる地域だである。
私はノバスコシアを旅したときに、BADDECK(バデック)という場所にあるロブスターディナーのレストランに入った。このあたりは漁港が近くにあるため、新鮮な魚介類が豊富でシーフードレストランがたくさんある。

おいしいロブスターを安く食べたいなら、漁港近くの庶民的なレストランが一番だ。
都会のファンシーレストラン(高価で店構えが立派なレストラン)でロブスターを食べようとすると100ドル近くはする。(消費税15%とチップ15%が上乗せになるのを忘れてはいけない)
トロントにあるCNタワーの上の展望レストランでは「ステーキアンドロブスター」が$110となっている。
しかも出されるのは、前菜のスープかサラダ、パン、メインのロブスター、食後のコーヒー、デザートのアイスクリーム程度である。トロントのダウンタウンにある結構有名なシーフードレストランでロブスターを食べたことがあるが、出てきたロブスターは半身で、しかも乾燥して身がカチカチでちっともおいしくなかった。その上、たっぷりマヨネーズをかけて味がごまかされているため、ロブスターの味はわからない。

ノバスコシアでは、ロブスターディナーを頼むとたいてい前菜のクラムチャウダーとムール貝は食べ放題だ。私が入った店では、まずロブスターの重さが選べてそれにより値段が異なる。もちろん丸一匹でてくる。一番小さいものを選んでも十分食べ応えがあり、たしか50ドルくらいだったと思う。この店ではなんとデザートのケーキまで食べ放題。
クラムチャウダーがとてもおいしくておかわりしていたら、バケツにどっさり入ったムール貝がやってきた。溶かしバターに浸して食べる。ロブスターが来るのを待つ間ムール貝やクラムチャウダー、パンは食べ放題で何度も「おかわりいる?」と聞きにきてくれるのだが、そんなに食べていたら肝心のロブスターが食べれなくなってしまう。
そしてメインのロブスター。もちろんマヨネーズなんて乗ってません。丸ごとボイルしただけで、これも溶かしバターにつけて食べる。食べやすいように半分に割ってくれるとかいった余計なサービスはないので、ロブスターと格闘しながら食べるのである。テーブルセンターには「ロブスターの解体方法」が図解されていた。
かなりお腹いっぱいなのだが、デザートは別腹。
なんといっても「パイ」が美味いのである。私のお気に入りは「ココナッツクリームパイ」。カナダ人の間でも人気メニューのひとつだ。

カナダでデザートを頼むなら、ショートケーキ類はやめておいたほうがよい。日本のと違ってクリームは砂糖がざらざらした「アイシングクリーム」といわれるもので、ネバーっとのびて非常に舌触りが悪く、とにかく甘い。スポンジもパサパサしててまずい。
パイ類やチーズケーキは割とおいしい。ココナッツクリームパイのクリームはフレッシュクリームの中に千切りスライスのココナッツがたっぷり入ってて、甘さ控えめ。
見た目はごっついのでビビるけど、わりとぺロッと食べれるのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。