鋼の錬金術師③

第２話です。

YUIさんの歌、何回も聞いていると全然違和感なくなって、というか、
むしろ、「はがれん」の世界観にぴったりで、さすがって気がしてきてます。

２話目は、ディオールに向かう列車の中で昔のことを思い出して
るんですね。展開的には速い感じなのかな？
ついつい、前シリーズとか、マンガのほうとかと比べたくなってし
まうんですけど、それやっちゃうとせっかくの新シリーズを楽しめ
なくなっちゃいそうなので、あまり考えず、浸りたいです。

ウィンリィとリザさんが初めて会うところ、すごい好きです！！
お父さんお母さんを亡くし、エドとアルまで連れて行かれてしまう
のかと、軍に対する嫌悪感を隠しきれないウィンリィ。
そんな彼女の質問に子供だましじゃなく、まっすぐにこたえるリザさん。
「守るべき人がいるから」その短い答えの中にウィンリィは信頼できる
何かを感じたんでしょうね、

マンガでは、もう少し会話があったはず…
なんて言って、そのシーンを探すのに、ずいぶんと読み返してしまいました。
やっぱね～、すごいよ、このマンガは。
錬金術だの賢者の石だのありえない設定の上に話は進んでいるけど、
でも、人として本当に大切にしていかなければいけないこと、
忘れてしまいそうになっちゃうけど、心にしっかり刻みこんで
おかなくちゃいけないこと、ちゃんと伝えてくれています。

「誰に強制された訳でもない。私が決めたこと。
私は私の意志で引鉄を引くの。守るべき人のために。」
マンガではこうセリフは続きます。
アニメで省略したのは、多分もう充分過ぎるくらい
伝わっているからなのでしょうね。

先が分かっている分、初めて見た時とは違う想いが入り混じります。
これから先、つらい想いもいっぱいするだろうけど、
それ以上に二人を支えてくれる強くてあたたかな気持もいっぱいあるから、
どうか、自分を周りを信じて目指す道を進んで行ってください。