日々 暗中模索

一寸先の見えない人生を、ネギま!と恋姫と特撮を糧に生きていく管理人の日記と色々に関する記事を書いていくブログです。

298時間目 感想

2010-08-07 00:40:21 | ネギま!感想
魔法先生ネギま!第298時間目「未来は一つにあらず!」感想 

ザジの姉のアーティファクトの幻術で、『完全なる世界』を実感するために倒れてしまうネギ一行。
唯一、千雨とまき絵だけは幻術に掛からなかったが、
それはザジの姉曰く、『完全なる世界』は満たされぬ想いが大きいほど入りやすく、出ずらいと言う。
逆に、充実している者は入らないらしく、現在を幸せに感じている千雨とまき絵は幻術に掛からなかったらしい。
そんな二人を、無理矢理に『完全なる世界』に入れようとザジ姉は強行手段に出、千雨たちは抵抗しようとするが、
それよりも先に、ネギが目覚め、再びザジ姉の前に立ちふさがる。
そして、ザジ姉はネギに魔法世界が崩壊するのは九年六ヵ月後で、その後に超が来た未来になると言う。
しかし、ネギはそれだけの時間があれば魔法世界の崩壊を止めると宣言し、
その言葉を聞いたフェイトは、激怒する。
ネギの求める理想と、フェイトの現実。果たしてそれは合わさり、魔法世界は救われるのだろうか?


何か、最近は謎が解明されたら、新しい謎が生まれて、それが明かされたら、再び謎が出来て、
謎の解明と発生のスパイラルのような気がします。
やっぱり、魔法世界が終わらないと落ち着かないのだろうな。
そんな風に、新しい謎が生まれましたが、今週は合併号なので、来週はマガジン自体がお休みです。
そして、休み明けの後は、一話の後に休載だと思います。
・・・そんなに、休載ネタがないよ。


アーティファクト発動!だが、相手が悪すぎる


ザジ姉が戦闘仕様になって、指を刃物に変えたので、千雨たちも戦おうとするが、
まったくガチ戦闘には向かないアーティファクトと、戦闘慣れしていない者の武器?アーティファクト。
うん、ザジ姉でなくても、勝つ見込みはゼロのメンバーです。
しかし、まき絵のアーティファクトは、やはり複数だったのか。
『自在なリボン』は前に出てきたので、名前の通りなのは分かるが、
他の『粉砕する棍棒』は、打撃武器だろうか?
単純に、持って殴るならばアーティファクトの意味がないから、ファンネルのように操作型かもしれない。
そして、『爆弾のボール』は、こちらも名前の通りだろうな。
問題は、どれだけの威力なのか、威力調整とか出来るのだろうかとかは気になるな。
それにしても、一個一個は大した威力のアーティファクトとは思えないな。
芽衣や美空と同じ位のレベルと思える。
だからこその複数で、もしかしたら、組み合わせる事で強力な攻撃が出来る可能性も。
・・・よく伸びるリボンと、殴打する棍棒と、爆発するボールで、どう強くなるんだろうな。

魔法世界人でも、旧世界人でもない者


どうやらザジ姉は両方の世界のどちらでもない者だが、力ある者として、今回の事に干渉しているらしいです。
それで考えたが、ザジ姉はフェイトの仲間の小さい方の黒ローブの者の古い友人で、
その黒ローブの者は、創造主に憑依された後のゼクトでは無いかと考えられています。
仮に、創造主の時の友人としてならば、ザジ姉は創造主に近い存在ではないかと思います。
それと、魔法世界が出た時に不思議に思ったのが、魔族や妖怪の存在です。
どうやら魔族は、魔法世界の住人ではないようです。
もちろん、旧世界の住人ではないのだから、魔族が住む、魔界と呼称される世界が別にあるのではないとかと自分は前に考えました。
つまり、ザジ姉は魔界と呼ばれる世界を作った創造主なのでは?
まあ、創造主ほどの力がないから、魔界の創造主のフェイト的立場の方がしっくり来るかな?
それならば、ザジとザジ姉が似ているのも、フェイトの様にアーウェルンクスシリーズと同じと考えられるし。
取り合えず、それならばどちらの世界の住人でもないのは納得できるのではと。

魔法世界崩壊まで、九年六ヶ月。だが


先ほどの様に、ザジ姉が魔界の住人だと考えるならば、
その魔界の方の研究機関と言う事だろうか?
取り合えず、十年も経たないうちに魔法世界は崩壊するらしいですが、
ネギは、それだけの年月があれば、魔法世界の崩壊を止められると言う。
まあ、確かにそもそもの原因である、魔法世界の崩壊を止めれば、問題は解決するかもですが。
(フェイトは、単純に魔法世界の住人を助けるだけでなく、同時に争いを無くす事も目的っぽいが)
と言うか、そもそも何故に魔法世界は崩壊する事になったのか?
読み返してみたのですが、確か原因は書いていなかったと思いますが。
やはり、創造主がいなくなった事が原因だと考えるのが納得いくか。
そうなると、創造主の代わりの者が出来れば問題解決なのか?
例えば、創造主の血筋だと考えられる、アリカの息子であるネギとか。
つまり、ネギがフェイトの協力で新しい創造主になる。
・・・流石に、無茶な発想か。

現実の前で理想を語り


前述の様な方法ではないと思いますが、何かしらの方法で魔法世界の崩壊を止めようとするネギ。
その言葉に、フェイトは目に見えて激怒しますが、
これは、ネギが現実を理解していない、理想を語っている事に怒っているのか?
それとも、例えネギの考える方法で魔法世界の崩壊を止めたとしても、
魔法世界にある紛争などの人の争いを解決する事にはならない事が分かっていない事への怒りなのか、
どっちだろう?
しかし、この光景って、どこかで似た様なの見ましたよね。
はい、ゲーデルがネギに誘いを断れた時ですね。
よく考えると、やり方は違うけれどゲーデルもフェイトも、より良い魔法世界の住人を助ける方法を模索し、
どうしても仕方がない方法で、それを実行しようとするが、
ネギは、現実を分かっていない様に自分の考えた策を否定する。
・・・だからこそ、同じ反応なんだろうな。
でも、ネギが現実を分かっていない上で、理想を掲げるとは思いません。
現実を知った上で、理想を叶える。・・・例え、自分が犠牲になろうとも。
果たして、ネギの考える魔法世界の崩壊の阻止とは。


今回のお気に入りのシーン 


今回は、やっぱり千雨ちゃんのシーンです。
前回の、それぞれの幸せな世界の中で、千雨ちゃんの物がないから、どんな物かと考えましたが、
まさか、本当は現状の事に満足していたとは。
てっきり、騒乱を嫌って、一人で静かにいる事が千雨ちゃんの幸せかとも思ったですが、
今みたいに非日常の中にいながら、仲間と一緒にワイワイしている事が幸せと言う。
初期の頃の千雨ちゃんからは想像できなかったな。
それだけに、千雨ちゃんが嫌っていた人間関係が幸せだと思えるようになった事が感慨深いです。
・・・何か、娘の成長を見ているようです。・・・子供、いないけどね。


勝手に次回予告

ネギの言う魔法世界の崩壊の阻止を聞いたザジ姉は、
ネギにその事を確認し、今回はだけはその言葉を信じるとして、その場を去る。
それによって全員が目覚め、いよいよ作戦に向かって動き出す白き翼メンバー。

次回「第299時間目 理想を叶えるために!」 活目して待てぇ
!!
(もうすぐ300時間目だが、微妙に遠いな)