魔法先生ネギま!第268時間目「恋と世界の崩落」感想
遂に始まったオスティア崩壊。
民を守るために尽力するアリカだが、ナギを巻き込まないために協力を断り、何とか民衆の被害は最小に済ませる事に終わる。
だが、流浪の民を救おうとしたアリカは、メガロメセンブリアの陰謀により完全なる世界の首謀者とされ、
処刑を申告される。
一方、アリカと別れたナギは仲間達と共にマギステルマギとして人々を救っていたが、
ゲーデルからアリカの処刑日を教えてもらったにもかかわらず、動こうとはしなかった。
そして、いよいよアリカの処刑日となり、アリカの死が迫るが・・・
果たして、ナギは助けに入り、二人は再び出会うことが出来るのだろうか?
まだまだ続く過去の話し、でも、千雨ちゃん達は話をしっかりと聞いているようで、
一コマだけ登場ですが、ちゃんと話を聞いていると言う事は、やはり明日菜の事も知ってしまったのだよな?
そこの所の整理は、話が終わった後にされるのかな?
しかし、アリカはちゃんと助けられるのかな?
まあ、助けられないとネギが生まれないわけなので、助かるとは思うのですが、
実は本当に死んでしまったと言う事は無い、よね?
まさかのグレート・パル号
ナギ達が大戦中の逃亡生活中に使った飛行船ですが、これって
ハルナが買った飛行船ですよね。
まあ、同型船だと言う事もあるかもですが、わざわざ同じ姿の船を出すと言う事は、
同じ飛行船だと考えても良いと思います。
でも、それをハルナが購入したのは偶然なのか、それとも誰かが裏で操作したのか?
ラカン辺りが手を回した可能性があるかな。値段の割には高性能だしな。
そう言えば、前に明日菜の魔力無効化は飛行魔法にも少し効果があるのに、
飛行船には変化が無いのだなっと思ったのですが、これは対抗呪紋処理されていたからだろうか?
・・・でも、最初にオスティア入りした時にも別の飛行船に乗っていたよね。
全ては民を守るためだが・・・
アリカの拘束具を見ると
コードギアスのCCを思い出す自分です。
いや、自分だけではないでしょうけど。・・・と言うか、CCの方が拘束具が普段着だったからな。
それは置いておいて、オスティアが滅んで人が住めない地となってしまい、
民を守るために各国に避難民の受け入れをしてもらったり、
避難民との間に摩擦を少なくするために奴隷法を考えたりしましたが、
これらは全てオスティアの民が暮らしていけるように考えた苦肉の策ですよね。
でも、メガロメセンブリアの偽情報により曲解されて、それらの案も悪く思われたり、
更には完全なる世界の首謀者とされたり、父王を殺して王位を剥奪したりと、更には悪い情報が作られています。
そのせいで、世界の憎しみを一手に引き受けて、死刑を宣告されるのですが、アリカは受け入れてしまっています。
きっと、封印魔法を発動した時から、この様な流れになる事を覚悟していたのだろうな。
そして、そうやって死んでいく事さえも。・・・
切ねえ!!
ゲーデルではないですが、
本当に助けないとダメですよ、ナギさん。
明日菜と共に封印した物
どうやら、メガロメセンブリアの本当の目的は黄昏の姫巫女のアスナと、
一緒に封印された何かのようです。
それが何かは分かりませんが、世界の始まりと終わりの魔法を発動させる、何かという考え方も出来ます。
アスナを使って発動したから、アスナと一緒にあってもおかしくは無いでしょうし。
つまり、メガロメセンブリアは始まりの魔法使いに代わり、自分たちで世界を作り変えようとしたのだろうか?
そして、フェイトたちも世界を作り変えるために明日菜が必要だったと。
そうなると、フェイトとメガロメセンブリアは繋がっていると言う事になるのかな?
うーむ、情報は共有しているかもだが、お互いに出し抜こうとしている仲かな。
フェイトの目的は、世界を作り変える事ではなく、世界を無くす事に思えるし。
マギステルマギとしてのナギ
ここで、まさかの
パイオ・ツゥ登場!別人では、無いですよね?
見た目から、明日菜たちと変わらない年齢だと思ったのですが、
18年前でも同じ姿と言う事は、見た目以上の年齢と言うことに。・・・一体、いくつ何だ?
だが、流石のナギも助けた相手が
将来息子の教え子の胸を揉むとは予想していなかっただろうな。
しかし、アリカと別れた後に、アリカと交わした約束のためにマギステルマギとして活動するナギ。
マギステルマギとして活動していたのはアリカの約束のためだったのですね。
律儀に約束を守っているのがナギらしいです。
どうでも良いですが、大戦から二年経っているだけに、ナギもだいぶ大きくなったような。
タカミチとゲーデルも大きくなっているようですし。
凄いな、成長期。
力ある者が振るう力
英雄として、それだけの力も名声もあるナギだが、その力を使って世界を変えようとしないナギに憤りを感じるゲーデル。
うーむ、ゲーデルはこれをネギにやらせたいのだろうな。
力と名声があるならば、それを使って世界をより良い方向に導く義務があると考えているのだろうな。
確かに、世界が良い世界に変わるのはいい事ですが、
そうなると、再び大戦が起こる事は必須でしょう。
アリカも、それを望まないからこそ自分を犠牲にしようとしているし、
ナギも、それを分かっているからこそ、アリカを助けに行こうとしないのでしょう。
だけど、この時にナギの顔が見えないのは、それが分かっていても納得できない葛藤のためなんだろうな。
世界の全てを敵に回してでも、君を守る。
言葉はカッコいいですが、現実的に考えてしまうと厳しいですね。
・・・これは、堂々と助けづらいですね。・・・
堂々とはね。
と言うか、このナギって、
本当にナギなのかな?
アルの姿が見えていないしな。
今回のお気に入りのシーン
今週はお気に入りを考えるのが難しかったです。
全体的に真面目な話で進むので、萌えと言うようなシーンはないですし。
と言うか、話が重過ぎます。
そんな中でも、敢えて上げるならば全てを受け入れて、鉄面皮に戻ったアリカの姿でしょうか?
前回までは不安もあっただろうし、ナギにも頼りたかったはずなのに、
再び強くあろうとした姿がカッコよかったです。
勝手に次回予告
アリカの死刑が執行され、アリカ皇女は死んだとされた。
だが、すんでの所でナギが助け出し、気づかれない様に逃げる事に成功する。
危ないまでをしてまで自分を助けようとしたナギを責めるアリカだが、
愛する相手を助けに行くのは当たり前だと言われて・・・
次回「第269時間目 死の真相の記憶」 活目して待てぇ !!
(前回の次回予告、だいぶ当たっていましたね)