「Google Street View」は 2007年にサービスが始まった時は、道路や街の風景をパノラマ写真で提供するというサービスでしたが、今では世界中の観光スポットを調べて疑似体験したり、飲食店、博物館などの建物の中に入るバーチャルツアーを行うことができるようになっています。
先日 Google Street View の写真撮影用と思しき車と遭遇しました。屋根にはやはり360°パノラマ写真撮影用と思われるカメラが搭載されています。この車にはその他にもGPSを搭載して位置情報も記録したり、距離を測定するレーザーも搭載されています。
グーグルでは、「ストリートビュー撮影車」の他に「ストリートビュー トライク(マウンテンバイクを改造した三輪車)」や「ストリートビュー スノーモービル」「ストリートビュー トロリー(手押し車)」と言った機材も使っています。そうすることで車両の入れない、国立公園や細い道路や、大学キャンパスなどのデータを取得したり、博物館や美術館のデータを取得したりしています。このタイプの機材で、世界中を隅々まで走り回りながらMapデータを収集しているのかと思うと気の遠くなるような作業だなと感じます。
「Google Street View」の360度パノラマ画像は2種類あって、ユーザーが投稿するコンテンツと、Googleが撮影するコンテンツがあります。ユーザーが投稿するコンテンツは、画像の下に、ユーザーのアカウント名が表示されます。世界中の興味のある所を見てみると、結構ユーザーが投稿しているコンテンツがあります。