葛布のスポーツタオルを使って気化熱による冷却

葛布のスポーツタオル

今日は水に浸してから絞り、、、首に巻いて出かけました
なんて涼しいんやろ、ひんやりします

「気化熱による冷却」
液体である水が水蒸気になるときに大きな熱エネルギー（気化熱）を必要とします
水が水蒸気になるとき周囲から多くの熱を奪い水蒸気になるんです
この効果を利用しないと！！！

ってことで、キモノを着るときは補正に使ってます
夏の必需品。。。葛布のスポーツタオルと布巾
もう10年以上前から愛用してます

秋の七草にも数えられる葛を使い手織りで織り上げる葛布は水に濡らすとすごく柔らかく見た目とのギャップに驚きます
野生の葛を撚りをかけずに繊維のまま使っているのでさらりとした肌ざわりです

吸水性に優れ、速乾性が高いことも魅力です
濡らしてから使うと気化熱により涼しさを感じられるのでウォーキングに大活躍

干しておけばすぐに乾きます

大井川周辺の葛の蔓を刈り取り煮沸、発酵などの工程を経て綺麗な川の水で丁寧に洗って乾燥させ指先や針で裂くという気の遠くなるような作業の末、ようやく葛糸が完成
この葛糸をヨコ糸に絹や綿をタテ糸に使って織り上げることで、光を受けた葛糸がやさしく輝く独特な光沢をもつ上品な葛布が生まれます