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すきゃったどろわーず

「ひきだしバラバラ」~mici_konによる、美術展レビューとか音楽や身辺雑記です。

大盛況

2009-05-31 15:50:27 | お出かけ
上野公園に到着したのは、午前8:45頃でした。
すでに大勢の人たちが、それぞれの目的地を目指しています。

公園口改札の中に、上野の各美術館・博物館で開催中のチケットを売る
JR経営のチケットブースがあるのですが、そこはどうやら9時にならないと
窓口が開かないらしく、ここにまず長蛇の列。

時間のロスはなるべく避けたいと、直接東京国立博物館のブースで買う判断をしました。
(一番良いのは、家を出るときに既に前売券をゲットしておく事です)

上野公園に入ってすぐの、国立西洋美術館には既に敷地を囲む長い列が出来ていてビックリ!
「ルーヴル展」の人気も安定しています。

東京国立博物館(以下省略して「東博」)までは、少々距離があるので
速足で歩きつつ、雨上がりのケヤキの緑を楽しみました。
まだ少しモヤがかかっている感じの、朝の新緑は目に優しいです。
マグノリア(泰山木)の花も咲いてました。

東博の特徴のある屋根が間近に迫ってきて、信号を渡るとすぐ敷地というポイントに達し、
まだ開いていない正門をはさんで左右に行列があるのが見えてきました。
左に伸びるのが「チケット既に持ってる組」
右に伸びるのが「これからチケット買う組」
小走りに、右の列の最後尾に着きました。

20分ほど並んで、券売機にてチケットをゲット。
「4列にお並びください」と係員さんが仕切ってくれるのは、
割引券を使う人向けに、一番左に有人窓口があり、
その右3列が券売機だからです。

チケットを見せて、オープン直後の構内に入ります。
ここでも速足でなるべく大勢を抜かそう。(デモ ハシラナイノ)
正門から左奥にある会場の「平成館」まで一歩きあるのです。

先に構内に入っていた「前売りチケット買ってた組」の皆さんで
行列が出来ているところに並び、会場オープンを待つことしばし。
雨ではなくてラッキーでした。テントがあるのは入口直前だけなので。

並んでいるのは、日曜日と云う事もあり、まさに老若男女。
美術展常連の層、老夫婦やマダーム軍団のみならず、
子供をつれた家族、赤ちゃんをおぶった若いお母さん、若いカップル、
若い女性のグループ、外国人、ほんとうに多様でした。

友人に借りた宮部みゆきさんのエッセイを読みながら、周りの人たちの会話に
何気なく耳を傾けるのは楽しかったです。
善光寺のご開帳の話とか、旅行の話とか。

展覧会公式サイトの携帯版に、混雑状況をこまめに更新してくれるコンテンツがあり、
お気に入り登録して出かけていましたが、9時30分を回ってすぐに接続したら、
いきなり「60分待ち」になっていて、後ろを振り向いて納得しました。
いかに阿修羅像が日本人に愛されているかですね。

平成館の前で並んだのは30分前後だったように思います。
去年今頃行った「井上雄彦 最後のマンガ展」に比べれば楽なものです。
帰り道にも時々待ち時間サイトをチェックしてみたところ、
お昼前後の一番長いときで「80分待ち」でした。

帰り際、「東洋館」一階のガンダーラ仏にもキッチリ挨拶してまいりました。

◇ ◇ ◇ ◇

阿修羅像が展示してあった部屋は、以前レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が来た時と同じように、
まず一段高いところから見おろし、
スロープを下ってアリーナ(ライブ会場ですか?)に降り、そこで移動しながら
像の周りを一周して鑑賞、という動線が引いてありました。

が、「立ち止まらないで」という誘導に従う人がほとんどおらず、
人さばきが結構大変そうでした。
リュックを背負った人が多かったのですが、こんな混雑した状況下では、
ある意味凶器なので、ロッカーに預ける呼びかけも欲しかったです。

それだけ、普段展覧会に足を運ばない層が大勢来ているということなのでしょうけど。

どこかに居ると思っていたらやっぱり居たのが「せんとくん」(笑)
観覧後に一服できるスペースが1階にありましたが、そこの壁面ポスターで
愛嬌をふりまいていましたv


ウェットスーツ率

2009-01-13 19:32:05 | お出かけ
↑何でしょう、この謎なタイトルは?

茅ヶ崎のお話をもう少し。

JR茅ヶ崎駅から、のどかに歩いて30分ほどで試合会場の中学校に向かったのですが、
気付いたのが沿道のサーフショップとハワイアンショップの多さ。
子供服屋さんと、自然食品店、洒落た自転車店に雑貨屋さんも目に付いたなあ。

お店の数と傾向を見ると、その街のキャラクターが浮かび上がってくる気がします。
ロハスな街だ。
(私のジモトには、逆立ちしても来ない類のお店が一杯・・・くすん)

もう一つ驚いたのが、タイトルにもしたのですが
対サーファー遭遇率の高さ。しかもジモト組です。

皆さんウェットスーツのままで、横にボードを搭載したママチャリに乗り、
ビーチと自宅を行き来してらっしゃいました。
往復とも、すれ違った人数は---どれくらい居たかなあ。数えとけば良かった。
(日本野鳥の会ですか?)
20人以上だった気がします。

帰り道、贅肉ナシのロマンスグレー父さん(もちろんウェットスーツ&ボード搭載ママチャリ仕様)とすれ違った時には、
横を歩いていたオットーの目が「キラーン☆」と光りましたね。(笑)
あれは一瞬「生き方変えようか?」という思いがよぎったに違いない。

戦前からの別荘地でもあるらしい海岸一体の雰囲気と、
海と空に囲まれた風光、余暇にはサーフィン三昧できる環境や
サザンの音楽にひきつけられて移り住んでくる人も多いのでしょうね。

いや~でも、不動産価格高そうでしたわ。(あくまでアタクシはリアリスト)

◇ ◇ ◇ ◇

前の記事に、「開高健記念館」の公式ページのURLを加えました。
ttpの前に「h」を付けて、跳んでみてください。
画像もあるので、大まかな雰囲気がわかると思います。

ラチエン通りへ

2009-01-12 16:20:30 | お出かけ
サザンオールスターズに ”ラチエン通りのシスター”と云う曲がありますが、
茅ヶ崎に、実在する通りです。(結構有名ですよネ)
この地に住んでいたドイツ人貿易商ルドルフ・ラチエン氏の名を冠した、
海に向かって真っ直ぐ伸びる、静かな住宅街の道。

試合会場の中学校(後で調べたら、加山雄三、ブレッド&バター、桑田圭佑という錚々たる人々の母校でした)の、
1本東にある道だったので、迷わず決断したもう一つの目的地。

茅ヶ崎市 開高健記念館
(公式サイト → ttp://kaiko.jp/kinenkan/ )

20年前に、ほとんど「昭和」と歩調をあわせるように逝ってしまった小説家。
寿屋(現サントリー)のコピーライター、戦場や軍事裁判のレポ、
世界をまたに駆けての釣行(『オーパ!』シリーズ)や青年誌での人生相談など、
純文学にとどまらない多様な活動をして、太く短く生きた人。

高校生の頃から、ファンでした。
その深く果てしないボキャブラリーと、諧謔と、茶目っ気が好きでした。
(昭和64年・平成元年って、さきのみかどにはじまって、手塚先生、開高さんと
立て続けの訃報に、少なからずヘコんだ年でした。)

1974年から亡くなるまで住んでらしたお家が、ラチエン通りにあります。
今では茅ヶ崎市が記念館として保存・運営をしており、
毎週金・土・日に一般公開されています。

同人誌時代からの原稿や愛用の品々、世界中を旅した時に携えていたもの、
アラスカのキングサーモンやモンゴルのイトウといった獲物の剥製に飾られた書斎・・・
どれもファンにとっては「ああ、あの作品に出てきたアレ」と、たまらないお宝です。

一番笑ったのが、ワインデカンタ。
医療機器メーカーの社長さんの協力を得て実現した、
一部人間の形をした、ご丁寧に目盛りまで付いた、
し び ん 型 !

これは開高さんの持論だったそうですが、
デカンタージュ(ワインを空気に触れさせて味わうのにベストの状態にする)するのに
格好の形がコレだったとか。空気に触れる面積とかの関係で。

これを食卓に出されて面食らうお客と、その様子をニヤリと眺めて
満足げにウンチク傾け始める開高さんの姿が目に浮かぶようでした。

庭を巡る小さな散歩道には、常宿のあった越前海岸から送られた水仙が
良い香りを漂わせていました。
書斎の外にあった、酒の神バッカスのレリーフも、かつてのあるじを偲ばせてくれました。

丁度、『夏の闇』の完全復刻版原稿(もちろん積みあがった原稿用紙の体裁です)を
限定販売&展示してあったので、あの独特の丸くて大きな筆跡と、
推敲の跡をしばし追いかけたのち、スタッフの皆さんに謝意を告げておいとましました。

よく知られた「悠々として急げ」をはじめとした直筆のお言葉絵葉書を
お土産に買い求めたので、どこかに飾る事にしよう。
開高大兄の作品も、一つ二つ読み返してみようかな。

茅ヶ崎は、なかなかに素敵な街でした。

NOW & THEN

2008-12-20 20:46:25 | お出かけ
THEN(あの頃)とは、1970年。
大阪万博の年です。

国立科学博物館の「菌類のふしぎ」展の後に控えているのが、
「特別展 1970年 大阪万博の軌跡」です。

太陽の塔が大きくプリントされたチラシを思わず手に取ってしまいました。
なになに・・・
キャッチコピーは
”今も生き続ける博覧会のDNA。21世紀の今、EXPO'70を体感する。”

2009年 1月22日(木)~2月8日(日)
16日間と、会期が短めなのでお気をつけて。

会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
9:00~17:00 (但し毎週金曜日は ~20:00)入館は各閉館時刻の30分前まで
大人¥1000、小中高生¥400

公式サイト→ www.expo70.or.jp/tokubetuten.html

映画「20世紀少年」の重要なモチーフにもなった大阪万博。
当時、未来を夢見て展示された先端技術の中で、実用化されているものが多数あります。

あの頃を懐かしく振り返るもよし、岡本太郎作品のパワーに触れるもよし、
当時を知らない人でも、熱かった時代の雰囲気を垣間見るのもよし。
さまざまな楽しみ方が出来そうですね。

サウジアラビア館にあった砂漠の赤い砂と、ガスパビリオンのホアン・ミロ作の壁画が一番印象に残っているワタクシも、観客の一人でありました。


「かもされて」来ました

2008-12-17 19:21:33 | お出かけ
昨日、午前中に仕事がらみのミーティングだったので、
出かけたついでに上野に足を伸ばして、国立科学博物館へ行きました。

お目当ては、「菌類のふしぎ きのことカビと仲間たち」展。
コミックの『もやしもん』とのコラボ企画です。

公式サイトはこちら→ www.tbs.co.jp/kinruiten/
科博のサイトはこっち→ www.kahaku.go.jp/

晩秋の趣き深い上野の山で、黄色いA・オリゼーのポスターはすごく目立ってました。
冬休みの少年少女(「元」付きの方々も含む)には、激しくオススメの企画です。

展示のパネルや間仕切り、台は、基本強度のあるダンボールで構成されてました。
そこが、ポイント。
何と『もやしもん』作者の石川雅之さんが、会場のあちこちに
フェルトペンで菌たちを落書きしてくださってます。
そうです。ナマ「かもすぞー」が拝めるのです。

しかも、ユーモアと子どもたちへの愛に溢れた目線で。
(子どもが入り込みそうな隙間の、低い位置に「まいごになるぞ」と呟くオリゼーが居たり、
巨大な本をかたどったディスプレイの端っこに「乗るなよ」とにらみを利かす登場人物が居たり)

第二会場の、『もやしもん』原画のコーナー以外は、太っ腹な事に
写真撮影可だったので、熱心なファンは、落書きを目ざとく探し出してはカメラに収めてました。
私も何種類か携帯カメラで撮影してきちゃいました。
(既に数名に写メ送信してます)

自然界の多様さと、普段意識しないけれど、暮らしに密着した小さな生き物たちへの認識を、
楽しく深める事が出来ました。
菌のプラスチックフィギュアがたっぷりあって、子どもたちも楽しそうでしたよ。

そして、私はある意味これも目玉の一つだったと思うのですが、
偉大な菌学者の業績を紹介したコーナーにある、
南方熊楠の直筆ノートが凄い!

クマグスファン、メモフェチさん達はもちろんのこと、
ダ・ヴィンチファンをも魅了する事確実です。
実際、「レスター手稿」を観た時に似た興奮をおぼえました。

来年1月12日まで開催中です。
子供さんの居るお家には、冬休みのプチイベントとしてオススメします。

会場出口そばの売店には、菌グッズ(笑)がたくさんあって楽しかった。
ガシャポンで取った「かもす」と宣言する酵母ちゃん(S・セレビシエ)柄のお猪口がとっても可愛くて、
今年の冬の「マイお猪口」決定であります!

あいんつばいどらい

2008-10-13 21:36:20 | お出かけ
今年も行ってまいりました。「オクトーバーフェスト」に。
3連休の中日、昨日の開場直後を狙いましたが、大盛況でしたよ。

桜木町から海の方へ向かう人の群れ。
パシフィコ横浜で開催中の「ロボットフェア」を目指す人、
「横浜トリエンナーレ」を見たい人、そしてビールを飲みたい人(笑)。
一番多かったのはやはりビール党だったようです。

肌寒かった前の日とはうってかわって、爽やかな秋空。
その下でいただくビールは格別でありました。

今年はスタウト系はオーダーせず、ピルスナー系を飲み比べてみました。
オットーとフォーメーションを組んで、数種類の銘柄をシェアしましたが、
「エルディンガーヴァイス」、「サンクトガーレン ヴァイツェン」、
「パウラーナー ヴァイスビア」が美味でした。

フードのブースには大行列。
10分以上じっと我慢して、一番効率的な盛り合わせのプレートとプレッツェルをゲット。
やっぱりソーセージと酢漬けキャベツとポテトは必須でしょう。
(私は、酢漬けキャベツだけでもいける!)
ソーセージの親方は、今年は来日なさってない様子でした。

次々とお客がやって来ることもあり、適度に気分良くなったところで撤収し、
プラプラとお散歩しながら、あちこち寄り道して帰ってまいりました。
みなとみらい地区のあちこちで、ジャズの生演奏をやっていたので、
耳にも愉しい一日でした。

トリエンナーレは、素面の時に鑑賞しようと思います。

名古屋に、行きます

2008-10-10 21:34:05 | お出かけ
子持ちになってからは一度もいけなかった名古屋。
来月行く事にしました。

忙しいけれど、財政的にひっじょーに余裕があるわけでも無いけれど、
ここは行くタイミングだろうと判断したので。

このところずっと準備のお手伝いしている
「オープンカレッジinなごや」に、観客として参加します。
交通も宿泊も講演のチケットももちろん自己手配。

手始めに今日、3コマ分のチケットを取ってまいりました。
詳しい時間割はこちらにリンクがあります→ www.enjin01.org/

11月8日の「ライオン組」と「アメーバ組」(塩じいとか山中教授が目当て)、
9日の「マンモス組」(実は地球は氷河期に向かっている?というテーマ)を聴講します。

名古屋時代のお友達の幾人かとも久しぶりに会えそうで、今からワクワク。
手羽先とか小倉トーストとか名物モーニングセットとか食べなくっちゃ。
これから各方面に連絡とって詰めてまいりましょう。

◇ ◇ ◇ ◇

経済が、何だかえらいことになってしまってますが・・・
ノーベル賞一挙に4人の受賞は、そんな中明るい話題でした。
思わず昨日の授業でも語ってしまいましたわ。

益川先生って、キュートな方ですね。
下村先生、ウッズホールにいらしたのか・・・
(あのレイチェル・カーソンゆかりの研究所ですよ)

明日お天気がよければ、オクトーバーフェストに行っちゃおうかな?

かもされてみる?

2008-10-06 21:19:42 | お出かけ
上野の国立科学博物館が、面白い展示を始めました。
「もやしもん」のファン、発酵食品に日頃お世話になっている奥様方は是非(笑)。

☆「菌類のふしぎ ~きのことカビと仲間たち~」展

  開催中 ~平成21年 1月12日(月・祝)
   月曜休(月曜が祝日の時は翌火曜が休館)
   12月28日~1月1日、1月2日~4日休み
  
   9:00~17:00(金曜日は ~20:00)、入館は閉館の30分前まで
   一般¥1300、小・中・高生¥500

公式サイト → www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/
mysterious_fungi/index.html

↑サイトを開くとビックリ!「もやしもん」でおなじみの菌たちがお出迎えしてくれます。
作者の石川さんや講談社も協力しての開催ですね。

粘菌も出品されるのかなあ?
このところ、ちょっと関心があったりします。
日本人の研究者が今年の「イグノーベル賞」というのを受賞したテーマがコレらしいし。

あさってあたり、フェルメール展に足を運ぼうかと思っているのですが、
折角上野に出かけるんだもの、これをついでに見るのは、
危険すぎるでしょうか?
(折角のフェルメールの美しい印象が・・・)

ウチの中学生も興味示してくれるといいのですが。
理科の先生方、ここへの遠足なんて企画してくださらないかしらん?

秋はビール

2008-09-30 21:44:27 | お出かけ
天気も良くて横浜港よりいと近い赤レンガ倉庫に、
ビール好きのジョッキを抱えて、みつよつ、ふたつみつなど
呑み急ぐさへあはれなり。

はあ、疲れた・・・少納言はん すんまへん。

ということで、明日から10月、今週末から横浜ではオクトーバーフェスト2008が開かれます。

10月3日(金)~13日(月・祝)  横浜赤レンガ倉庫特設会場
 平日  12:00~21:00
 土日祝 11:00~21:00 (10月3日のみ 17:00~21:00)
 入場料200円(中学生以下無料・でもビールは飲んじゃダメよ)

ここ数年毎年出かけております。
やはり、晴天の土曜日が一番です。日焼けを気にしつつ潮風に吹かれて飲むビールは美味しいです!

国内メーカー各社がこのお祭り用に作ったビールはもちろん、
普段あまりお店で見かけない、本場ドイツの銘柄をいろいろ試せるのが嬉しい。
飲みすぎて帰りの電車乗り過ごさないように自重しなければ・・・

おつまみも多彩です。今年もドイツのソーセージマイスター来てくれるかな?

横浜トリエンナーレや、友人がお店を出すアート&クラフトフェアなどとくっつける方向で計画したいです。

◇ ◇ ◇ ◇

10月は忙しくなりそうです。
江戸バイト、出来たら週に2日ペースで来て欲しそうだし、
講師の仕事も油断していたらどんどん入れられそう(慣れるまでは週一死守!)

無理し過ぎない程度に働いて、11月に名古屋へ行ける様資金を捻出したいです。

ナイス門前町

2008-08-26 20:34:55 | お出かけ
蒲田から二駅だけしか乗りませんでしたが、東急池上線の雰囲気は
かつて住んでいた京王井の頭線の沿線に似ていました。

プリントアウトした地図を持っていても、初めて歩く町は少しだけ不安。
けれども、要所要所に案内板を持って立っていてくれたスタッフや、
同じ目的っぽい人たちの後ろを歩けたおかげで迷わずにたどり着けました。

10分ほどの道のりでしたが、素敵な雰囲気の町でした。
鎌倉や太宰府みたいに、観光地化しているわけでもなく、地元の人の生活に密着した、
長い間しっかりとお店を守ってきたのが伝わってくる商店が多かったです。
古いけれどよく磨きこまれた、商品や道具をきちんと整理した店構え。
商店街で育った子だったので、何だかとても懐かしい。

くず餅(久寿餅)のお店が何軒もありましたね~。名物なのね。
元ちとせさんがMCで、「シュークリームが有名ですよね」と云ってくれて、
「池上シュー」のことも思い出しました。
次に訪れた時には是非味わってみたいな。(既に来年も行くつもりです)

老舗のお蕎麦屋さん、煎餅屋さん、纏屋さん(! 飾り用の小さなものが並んでいました)
飽きずに眺めながら歩くうち、いよいよ本門寺に着きました。
お、お寺に付き物のニャンコがお出迎えです。

・・・いきなり大階段です。
これって、トンジの通学路の坂より勾配がキツイよ。
お年寄りや女性への配慮でしょう、右側にちゃんと「女階段」という勾配のゆるいものも作ってありましたが。
ゆっくりペースで登るうち、石段のところどころを上手に補修してあるのに気づきました。

古いお寺なんですね。
それもそのはず。セット入れ替えの時間に挨拶に出てこられたお坊様、早水日秀さんが、
「ここの由来は鎌倉時代に遡る事が出来ます」と教えてくださいました。
長い年月にはぐくまれたお寺のたたずまいの中にライブ会場を提供する事で、
日蓮上人が志したであろう「世の中を少しでも良くしたい、人々を元気にしたい」願いを継承しようという有り難いお話でした。

この、セット入れ替えの時間には他にもいろいろなグループの人たちがお話をしてくれました。
地元の小中学生のボランティアグループや、ゴミ拾いやペットの散歩マナーを向上させることを目指している若者グループ、などなど。
このお寺周辺のコミニュティは活性化していて素敵だなあ。

会場隅の方で販売していたフード関連も、ありきたりではなくて珍しかったです。
暑い天候だったら、ビールがもっと売れたでしょうにネ。
小雨だったので、ホットコーヒーの人気が高かったみたいです。
(待ち時間が惜しくて「ラムカフェ」にしてしまった人ここに1名)

さてさて、主催者のサイトに行ってアンケート記入してこよう。
来年もBAHOやジェイクが出演するのなら、トンジの分もチケット手配してやるかな?
(実は、かなりブーブー云われたのです。「かーさんだけずるい!」)