年代ばれちゃうから詳しく言いたくないんですが、
私は子どもの頃、この作品を白黒バージョンで観てました。
あれから何十年も経って、最新技術と潤沢な予算を使って再び姿を現した彼らは、
カッコ良かったです。とても。
レディスデーに3D初チャレンジしてみました。
監督は、世界を魅了した『攻殻機動隊』TVシリーズを手掛けたことで知られる
神山健治さんです。
かつてのシリーズより、より実写ぽくなった登場人物たちと、
実在する高層ビル群がテロリストに狙われる、ありえるだけにリアルな恐怖、
最新の科学情報と技術で表現される戦闘シーンの数々、
山盛りで出てくるオスプレイなど、ミリタリーオタクの皆さまも納得の考証。
加速装置を使用した時に、「009」島村ジョーの眼に世界がどのように映るかの描写が
「アインシュタインの眼」ぽくて興味深かったです。
(ネタばれになるからチョットしか書きませんが、物凄い「八艘飛び」をやるんです。)
ストーリーはやや難解だったけれど、原作でもだんだん内容が哲学的な物を帯びていったので、
石ノ森先生への敬意がこもっていたのだと思います。
「003」フランソワーズの網タイツ・ミニスカと、彼女が周囲をスキャンするときの表現、
そして「002」ジェット・リンクがジョーに向かって発したセリフ、
「お前はいつも俺の斜め上を行きやがる。」が
私がこの作品で気に入った3大ポイントでした。
「006」張々湖大人は、ヴィジュアルこそ大きく変わったものの、語り口が以前と同じで、
やっぱりカワイかったです。(趣味がヘン)