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すきゃったどろわーず

「ひきだしバラバラ」~mici_konによる、美術展レビューとか音楽や身辺雑記です。

箱入りコミック

2008-02-25 13:18:41 | コミック・アニメ
コミック「もやしもん」の6巻・初回特装版を入手しました。
4巻の初回版、菌たちのフィギュアのおまけ付きを買う時に、
散々焦った教訓から、ちゃんと本屋さんに予約を入れて。

日本の国菌、黄麹カビの「アスペルギルス・オリゼー(A.オリゼー)」の造形が、
たまらなく可愛くてファンやってます。
ちなみにオリゼーちゃんは、古くから日本人にはおなじみの胃腸薬
「強力わかもと」製造時の功労者でもあります。

今度はぬいぐるみのオマケが付いているらしいと知り、
まあ、片手に乗るくらいの小さなものだろうとあなどっておりました。
本屋さんのレジの後ろで、店員さんがごそごそと扱っているダンボール箱を見て、
ああ、あの中に3部ほどはいってるんだろうな、開けてくれるのねと思いきや・・・

デ~ンと箱が丸ごと目の前に置かれました。
「え、これで一冊分ですか?」
「はい、そのようですよ。」

帰宅後巻尺を取り出して計測した所、
31×23×21センチの大きさでした。ちょっとした小荷物です。
どえりゃあ嵩張るでかんわ!(標準語訳:とてもかさばるので大変です)

会計を済ませた後、箱全体が入るビニール袋に入れてもらいました。
多分この袋もセットで納品されているのでしょうね。

わくわくしながら取り出したぬいぐるみ。
お、大きい!
ちょっと小振りちゃんで生まれたトンジのアカンボの頃と同じくらいです。
頭部だけで、バレーボールサイズです。
素材はフカフカの毛足の長いタオルっぽい。

造形はもちろん、質感も大きさも、和みます~。
これから、ココロが荒みそうになったらオリゼーに癒してもらおう。

トンジも、目ざとく寄って来て、フカフカ感を楽しんでいました。
ちょっと待った!それでリフティングは禁止!
これこれ、授乳すなトンジ!
(ダンスィをしてその行動に走らせるとは、よほど父性本能(爆)をくすぐるんですね)

おっと、肝心なコミックの中身は、この巻は「フランス編」。
ワインの知識が増えますよ。
日本で、日本酒が抱えているのと同様の問題を、フランスのワインも抱えているんですね。
次に買うワインは、物語に登場したブルゴーニュ産を選んでみようっと。

ラスト近く、ペンと黒インクだけで表現されたブルゴーニュのブドウ畑の錦秋が素晴らしかったです。
作者の石川雅之さんは、線の名手でいらっしゃいますね。

英国史おさらい

2008-02-19 20:27:36 | コミック・アニメ
青池保子先生の作品が載るときにしか買わない「プリンセス・ゴールド」誌。
今回は、「アルカサル--王城--」外伝の、「公爵夫人の記」目当てでした。

カスティリア王ペドロ一世の遺児、コンスタンシア姫が、
嫁ぎ先のイングランド(ランカスター公ジョン・オブ・ゴーントと結婚)で、
父の遺志を継ぐべく様々な苦難を乗り越えていく物語です。

物語の語り手の役割を持つのが、英国詩の父ジェフリー・チョーサー。
若き日のチョーサーがZ君(わかる人だけネタですいません)に似てます。

ワット・タイラーの乱とか、リチャード二世とか、
学生時代の、英文学史やシェイクスピア概論の講義を時折思い出しながら読みました。
(どっちも教科書がやたら分厚くて高価だった)

シェイクスピア概論では、教授からリチャード二世のヘタレ君ぷりを
たっぷりと教えていただいたものですが、本作でも当時思い浮かべたイメージどおりのキャラでした。
青池先生、さすがの資料研究です。

両親の美質をたっぷり受け継いだ、美しく豪胆なコンスタンシア。
(名前は「貞節」の意。父王が「もう浮気しません」という誓いの意味を込めて命名したと、本編にあります)
一人の女性としてよりは、王国を背負う存在としての行動。
自制と忍耐と矜持と。
彼女がスペイン語で一言つぶやいたセリフにやられちゃいました。

歴史的経過をただ追うだけでは退屈になってしまうのに、
これだけ「キャラが立った」実在の人物たちを掘り下げて描いてあり、
しかも衣装や建築や風俗など細部まで考証が行き届いており、
物語の構成も、深い余韻が残るように考えられているので、
十分に大人の鑑賞に耐えうる充実した面白い物語でした。

しかし、通婚によりあちらこちらで繋がってますね、ヨーロッパの王家。
この人物相関図を追っていくのも、楽しいです。
近々観にいく予定の映画「エリザベス:ゴールデン・エイジ」の良い露払いにもなりました。

◇ ◇ ◇ ◇

明日は映画館のレディース・デー。
満を持して、行くわよ~。(笑)

え?明日有給取るの?
ワタクシは映画館に行くので、アナタはスーパー銭湯へ行ってらっしゃーい!(爆)


明日から

2008-02-15 20:37:36 | コミック・アニメ
風邪の病状、底を打った後回復方向です。
しかし、昨日は一日寝込んでしまいました。皆さん気をつけてくださいね。

さてさて、明日開幕の展覧会です。
多分同年代の女性達は懐かしさで感無量になると思われます。

☆「少女マンガパワー!  ---つよく・やさしく・うつくしく---」展

 川崎市市民ミュージアム(東横線・武蔵小杉駅よりバス)にて
 2月16日(土)~3月30日(日)
 9:30~17:00(入場は~16:30)、月曜休 3月21日(金)休み
 一般¥800、学生・65歳以上¥500、小・中学生は無料 

公式サイト→ www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition1.html#shojomanga

北米9会場で開催された「少女マンガ! ガール・パワー!」展の
再構成された凱旋展だそうです。
・・・北米で開催って、昨今各国で大人気の日本のマンガの中でも、
注目されるジャンルってことでしょうか?

確かに、日本で独特の発展を遂げた表現形式だと思います。
「24年組」の洗礼を思春期にリアルタイムで受けた身としては確信に近い。

取り上げられている作家の皆さんは、23名。列記します。(敬称略)

手塚治虫・わたなべまさこ・松本零士・石ノ森章太郎・ちばてつや・水野英子
牧美也子・里中満智子・一条ゆかり・池田理代子・美内すずえ・竹宮惠子
山岸涼子・萩尾望都・陸奥A子・くらもちふさこ・岩館真理子・佐藤史生
吉田秋生・岡野玲子・CLAMP・今市子・よしながふみ

竹宮せんせいのカラー原画が出ているらしいです。これをきっかけに「風木」に手を伸ばすか自分?(実は未読)

並行開催のイベントもいろいろです。
3月1日(土)は、水野英子先生トークショー (トキワ荘組ですよ!)

3月20日(木・祝)には、映画上映(くらもちふさこ原作の『天然コケッコー』と、吉田秋生原作の『櫻の園』)

詳しくは公式サイトをご参照くださいね。


明日は、開催中の「ロートレック展」を少しご紹介しましょ。




歌うな!

2008-01-13 23:17:31 | コミック・アニメ
昨日、夕食の支度でニンジンとしょうがをすりおろすのに、
おろし器の下に何気なく敷いていたタウン誌。
何となく記事を眺めていると、小さい頃に見ていたアニメの画像。

「宇宙エース」じゃないの!
(とにかく古いので、判らない若者の皆さんすいません。懐かしいだろ同年代?)

こんなのです → www.tatsunoko.co.jp/index2.html
左隅の「作品紹介」、1965~1977のリンクをクリックすると画像あり。

なになに・・・
今、横浜で展覧会やってるの?

☆「~タツノコプロ作品でみる~ 昭和のテレビアニメ展」
 
 開催中 ~2月3日(日)まで  @放送ライブラリー(横浜情報文化センター内)
 10:00~17:00 月曜休 入場無料

 サイトURL→ www.bpcj.or.jp/

みなとみらい線「日本大通」駅の真上にあるビルの8階です。
新聞・テレビなどのメディア関連の広報センターでして、この辺りの小学生は
社会見学で一度は訪れる場所で開催中。

「ね~、こんなのやってるよ」と何気なくオットーに見せたら食いつきました。(爆)
どうやら、「マッハGo!Go!Go!」の大ファンだったらしいです。
この前の水曜の晩に大喧嘩したばかりですが、うっかり一緒に見に行く話がまとまってしまいましたよ。
(トンジは朝から練習試合)

タツノコプロさん、実は通っていた大学のご町内だったんですよ。
みなしごハッチとかハクション大魔王とかガッチャマンとかリアルタイムで見ていた「テレビっ子」だったので、ワクワク。
でも少し風邪気味なので、14日に行く方がいいなあと思ってました。

早起きしてトンジの弁当を作っているうちにオットーが起きてきた。
・・・寝起きだというのに、「マッハ~」のアニソン歌ってるよ・・・
よほど楽しみらしいです。行く気満々です。
風邪薬飲んで、防寒着の重装備で出かけました。

寒かったし、開館直後だったし、宣伝が今ひとつ控えめだったためか、
それほど混んでいなくて、快適に作品上映を楽しみました。
「マッハ」1本分だけ見たのですが、
テーマソングが流れ出すと同時に、隣に座ったオットーの口がもごもご。

恥ずかしいから歌うの止しておくれ~~!

他にも見ていた人たちが数組いらしたので、不満げに声に出さずに息だけで、
それでも歌う中年男ひとり。あ~あ。

オープニングの画像が懐かしかったです。
「その車で公道走れるの?」とか、
「おいおい砂漠を走ったら壊れるよ」とか、
「どこで給油するのさ?」とか、心の中で突っ込んでばかり。
ああ、大人になるってヤダ(苦笑)。

映像展示のほかには、設定資料とか原画とかキャラクター商品(お宝ですね今や)
などなどの展示物があり、
末の弟が喜んで見ていた、そして高校の古文の先生も見ていた、
(だってテスト返却時に「お仕置きじゃ~」とか「豚もおだてりゃ木に登る」とか云われてました)
「タイムボカン」シリーズの記憶も蘇りました。

どうやら明日から、ゴールデンタイムにリメイク版が放映されるらしく、
それも睨んでの展覧会だったのではと思います。
懐かしく思った人は、どうぞ横浜へ。


ケリを付けたら、読む

2007-12-27 15:53:50 | コミック・アニメ
えー、現在「ジャバ」中です。
あとちょっとしたら、すすぎの水が溜まるのでもう一回追い焚きしなきゃ。
その前には一時間かけてスノコの黒かび退治してました(クラドスポリウム達よ、許せ)。
カ○キラーに酔った気分です。

それやこれやで、まあそれなりに家事労働頑張っております。
去年よりは勤勉にやっている・・・かな?
年賀状も合間に書いて、小出しにで良いから投函していかなければ。
一日が48時間欲しいなあ。

風呂掃除中に「尼ぞん」から届いた荷物。
トンジが受け取ってくれ、「何だよ今度は?」と鋭く突っ込んできます。
「歴史漫画」
「なーんだ、つまんなさそう」

面白いぞ、イタリア・ルネサンス時代の話だし。
この多忙さが一段落したら読むんだもん。
馬にニンジンというけれど、今回そのニンジンとして注文しておいたコミック。
一巻だけ以前リサイクル書店でゲットしていた作品の続きです。

惣領冬実 『チェーザレ』(現在4巻まで刊行)のうち、2~4巻(講談社刊)
先日、新聞のブックレビューで取り上げられており、完結した事を知っての大人買いです。

チェーザレ・ボルジア、学生時代から興味を持っていた人物です。
塩野七生さんの名著『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』が有名ですね。
青池保子さんのスラップスティック漫画『イブの息子たち』(傑作だったなあ)にも
「無名の秘書」として登場し、その後下克上していきました。

綿密に資料を吟味して描かれた画面には、お話の進行だけではない、
当時のイタリアの慣習や欧州の情勢、風俗など、実に密度の濃い情報が詰まっています。
一巻を読んでそう思いました。

続きを読むのが楽しみなので、今は読み始めずにじっと我慢。
頑張った自分へのご褒美にするためにも、せっせと働こう。
(そういう割には、この一週間で『鋼の錬金術師 18巻』(荒川弘 著)と、
『大奥 3巻』(よしながふみ 著)を立て続けに読んでしまったこらえ性の無いワタクシです。)

今朝、全面広告で

2007-11-05 20:14:39 | コミック・アニメ
タロウ閣下のオールカラー写真を見つけて、一瞬で眠気が吹き飛びました。

青年漫画誌、「ビッグコミックオリジナル」の、1000号記念広告とのこと。
一緒に写っているのは、漫画家の弘兼憲史さん。
どうやら、今日発売の本誌にはこのお二人の対談が載っているらしい。

家事に区切りがついた午後、本屋さんに走りました。(笑)
一軒目には置いてなくて(もしかして売り切れ?)、
二軒目に入った大きなところでようやく発見。
でも、見つけるまでに少々かかりました。
平積みなのに、かなり山が低かったので。(やっぱりいつもより売れてるのかな)

ビッグコミック、十数年以上買ってません。
名古屋に居た頃は、「スピリッツ」を毎週読んでいたのですけれど。

閣下がおっしゃるには、「日本では、大人がコミックを読むと言われるが、それは大人が読むに足るコンテンツをもっているからだ」
うんうん、ワタクシも同じ意見でございます。
そして、持論の「外国にも通ずる日本のソフトパワーの中核を成すのは間違いなくコミックだ」というお話も。

何だか凄いタイミングで新聞にドドーンと顔を出されましたね。
昨晩のフジテレビ「プレミアA」のショウイチウォッチングとともに、
気分が明るくなりました。

対談記事を読んだ後に、掲載されているコミックをざっと見ましたけれど、
『あぶさん』とか、『浮浪雲』とか、まだ続いてるんですね!ビックリ。
『あぶさん』は、所属チームが福岡に移転して、観客席から博多弁がたくさん聞こえてました。

作品のテーマ、さまざまで興味深かったです。
和菓子屋さんとか遠山の金さんの秘書(?)とか、ヴァイオリニストとか
居酒屋さんとか農大の先生とか・・・
こういうのも、時代の雰囲気や興味を反映するものですね。
スピリッツ読んでいた頃がバブルの時期だったので特にそう思います。

「かもし」は地球を救う?

2007-10-23 20:13:26 | コミック・アニメ
今月から始まった深夜アニメの「もやしもん」。
録画しておいた第二話を見ました。

ヒオチ菌が大発生。線だけで表現する原作とはまた違う雰囲気が良く出ていました。
やっぱりヂミン党のイブキ幹事長に似ていると思います。

お話の世界なので、縮尺度外視ですが、やはり菌たちが動くのを見るのは楽しい。
日本産のちょんまげ乳酸菌とか、味噌の中からポッコリ顔を出して主人公に語りかけるA・オリゼー(黄麹カビ)とか。

オープニングアニメの、実写に立体感のある(粘土アニメ風の)菌たちを組み合わせたアイディアが素敵です。
音楽もちょっと凝っていて、オープニングテーマ ”カリキュラム”を歌うのが、
井上陽水の娘、依布サラサちゃん。
エンディングテーマ ”Rocket”が、外国でも人気のバンド POLYSICSによるもの。

公式サイトがかなり更新されています。
→ www.kamosuzo.tv/top.html

ミニゲームで遊べるリンクもあります。菌たちに遊んでもらいたい方は是非。

微生物の有効利用は地球を救い、サブカルは日本を救うと思っている私としては、
この後も楽しみに観つづけて行きたい作品です。

そういえば、今日この後のNHK総合、「爆笑問題のニッポンの教養」(23:00~)は、
「腸内細菌100兆の驚異」というテーマだそうですね。関連ありそうです。
日々の健康に役立つ情報が得られるかもしれません。

傑作字幕

2007-10-04 20:00:37 | コミック・アニメ
昨日ネットで見た動画が、あまりにも面白すぎる。

「YouTube とてつもない日本」で、ぐぐるさんにお伺い立ててみてください。
上から4番目にある動画がソレです。

3週間後に発売予定の、Xbox対応のゲームソフトの予告アニメを土台にして、
絶妙な字幕をつけたもの。
「エースコンバット6」という、空中戦中心のゲームのストーリーを、
先日のヂミン党総裁選に置き換えてあるのですが・・・

そのタイトルは、”エースコンバット6「とてつもない日本」解放への戦火”

ウルトラマンガタロウに匹敵する面白さです。
オリジナルの英語音声と、ところどころキーワードがピッタリ重なってるし。
センスいいなあ(ホレボレ)
不覚にも感動してしまいそうになります。

映像方面の腕に覚えがある方が作ったのでしょうね。
これも「日本の底力」だと思います。

このゲーム、舞台がサンフランシスコ上空だというのも、個人的にかなりポイント高いです。
あそこの国際空港、ただでさえ激混みなのに、そんなところでドッグファイトするなよ~。

ちなみに、検索して出てくる一番上のリンクもかなりグッと来る内容です。
映画のエンディングロールみたいに、文字が流れていくだけなのですが、
タロウ様の著書『とてつもない日本』の一部を紹介しているもので、
かなりいい話なのでありますよ。

10月から

2007-09-25 23:20:17 | コミック・アニメ
いよいよ世界初の菌アニメ(笑)が始まりますね。
フジTV系列の、「のだめ」やってた深夜枠です。

原作を愛読している『もやしもん』です。

公式サイト → www.kamosuzo.tv/top.html
(URLが、笑える)

ここを開くと、各種の微生物諸君が顔を出すわけですが、
中央のタイトルから見て左側、黄土色の菌で、
「農大を舞台にした物語です」というセリフをしゃべってる
作中「ヒオチ」と呼ばれる乳酸菌の一種をご覧あれ。

つい今朝まで文科相をつとめてらした、現在はヂミン党幹事長の
ミスタ・イブキに似てません?

ついでに、あちこちで流れている、新総理の若き日のお姿って、
TVドラマ版の「電車男クン」に似てません?

◇ ◇ ◇ ◇

夕刻、バイトから帰宅して郵便箱チェックしたら、
何と何と、

タ ロ ウ か ら お 手 紙 が 来 て ま し た !

先週励ましのハガキを出したわけですが、しっかり住所氏名名乗っていたので、
印刷ではありますが、それはそれは丁寧な文面で、しかも封書。
50円のハガキのお返事に80円使わせちゃったよ・・・

すいませんすいません。
今度、スズメの涙で良かったら、カンパさせていただきます。

オットーもトンジも、驚き&感動の面持ちでした。
「なんだかこういうのが民主主義なのかなー」という中坊の感想。

さっきまで覗いていた巨大掲示板のファンの集う場所では、
メールでメッセージを送っていた人たちが軒並み、
「速攻返事が来てびっくりした」
「しかも、送ったメッセージに即して個別対応の文面らしい」と
大変に盛り上がっておりました。

周囲の支えるスタッフにも本当に恵まれておいでのようです。

大臣は一回休みのようだけど、これまでの激務の疲れを癒し、
溜まった漫画をかたっぱしから読破し、
そして、あちこちの街を訪れて、多くの人を「半径2mのとりこ」にして頂きたいです。

もうひとり

2007-08-28 22:45:21 | コミック・アニメ
思わぬところでフレディ・マーキュリーに出くわした同じ日に、
地下鉄の中で、別の懐かしい人を見かけました。

ドアに貼ってあったステッカーで微笑んでいたのは、

エドガー

少女漫画の巨匠、萩尾望都さんの代表作『ポーの一族』の主人公です。
英国が舞台の、時を超えて生きる吸血鬼(バンパネラ)の物語。
その昔、友達と一緒に夢中になったものです。

その萩尾先生の代表作が、雑誌掲載時のカラーページをそのまま再現した
A5サイズで復刻される、その広告だったのでした。

「萩尾望都 パーフェクトセレクション」
版元の小学館のサイトを紹介します。
エーリクがいますよ。
→ www.shogakukan.co.jp/hagiomoto/

最初に出る作品『トーマの心臓』は、漫画の形をとってはいますが、
文学です。
特に、冒頭のモノローグ。(以前にも一度書いたと思います)

私が「エドガーステッカー」を目撃したのは、地下鉄半蔵門線の車両でした。
相互乗り入れの東急田園都市線や東武線、そのほかの東京メトロ各線でも
会えるかもしれません。

茶色い巻き毛に蒼い瞳、ヴィクトリアンな服に身を包んだ美少年吸血鬼に。

◇ ◇ ◇ ◇

蒸し暑いです@関東南部
今日の夕方の、東京駅中央コンコースなんて、まるでサウナでした。
雨が降ってくれたほうがいっそスッキリします。
え?東京・神奈川は大雨洪水警報出てたの?(TVのお天気キャスターが今云いました)
この辺はポツリとも来てません。

ただ、雲が掛かってきたので、皆既月食は観測難しいですね。