ちょっと壊れてみました 2011-11-12 13:34:40 | コミック・アニメ 予告通り壊れます。あっそーれ! 何気なく豪華な声優陣にご注目ください。 なんて贅沢な「タマネギ部隊」でしょう。 ひとしきり騒いだ後で頭をクールダウンさせよう。 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」(by安西先生)ですから。
秋になって 2011-10-17 09:59:21 | コミック・アニメ アニメ(今は深夜時間帯にやってるのが多いですな)のラインナップが変わるというので、 友達にあれこれ情報をつかまされたトンジが「一応第一話だけ」と、あれこれ録画しては小出しに見てるようです。 その前に、この夏録りためたものもかなり溜まって来てるけど・・・ 録画番組リストにあったもののうち、何気なく観て気に入った作品がありました。 (いや~、洗濯物を畳むときとかに流しちゃうんですよHAHAHA) 人気作品らしいですね、『TIGER & BUNNY』(そこのアナタ今にやりとしましたね?) トンジが観ているのを通りすがりに初めてチラッと観た時には、 お父さんと娘のやりとりシーンだったため、てっきり父=タイガー、娘=バニーだと思ってましたが違った。 お話は、未来都市で、特殊能力者「ネクスト」達が、プロのヒーローとして活躍するものです。 面白いのが、スポンサーの扱い。 番組スポンサーのロゴが、まるでプロサッカー選手のユニフォームに付いてるように ヒーローのコスチュームに付けられている事。 考えたなあ。 ついでにCMまで、作品内に出てくる人物とのコラボだったりする事。 タイガーは、主人公である、ピークを過ぎたヒーロー「虎鉄(こてつ)」の事を指し、 バニーは、虎鉄とチームを組まされる生意気な新人ヒーロー「バーナビー」の無理やりな愛称(by虎鉄)でした。 この二人が一番の人気者だとは思うのですが、 私が一番カワイイと思ったのは、社長兼ヒーロー、マッチョなおねえの「ファイアーエンブレム」です。 やはり趣味が偏っているのかなあ。 検索して公式サイトをご覧になると、いろいろと楽しい作品だと思いました。 ※ アニメネタもうひとつ。 『サイボーグ009』が、劇場版でリメイクされるんですって? タイトルが 『009 RECYBORG』というらしい。 監督が神山健治さん。 少し前に告知動画を観たのですが(今は非公開扱い。反響大きすぎて?)、 ところどころとっても『攻殻』風味でありました。 私が一番突っ込みたかった点は、「張々湖大人が、可愛くない~!」点。 原作のままでは、いろいろと ”政治的に正しく”ないのでしょうね。
ようやく復刊 2011-09-26 10:51:10 | コミック・アニメ 96年春にカリフォルニアに引っ越す際、それまで買っていたコミック本をたくさん処分しました。 借り上げの社宅アパートに住んでいたので、「持っていくもの」「倉庫に保管しておくもの」「捨てるもの」の 仕分けが面倒この上なかったです。トンジはヨチヨチ歩きだったし。 主に『美味しんぼ』をブックオフさんに引きとってもらったのですが、「あの時取っておけばよかった!」と 長年後悔し続けていた作品が、ようやくの復刊です。 浦沢直樹さん(『二十世紀少年』や『PLUTO』の大ヒット作を持つあの方です)作画、 勝鹿北星&長崎尚志 脚本のその作品の名前は、 『MASTER KEATON』(マスター・キートン)といいます。 小学館のビッグコミック系の雑誌に掲載されたお話で、実によく出来た短編小説のような一話完結ものでした。 日本人の父と英国人の母を持つ主人公、平賀=キートン・太一は、 日本のマイナー大学の考古学講師。そして元英軍特殊部隊隊員であり、アルバイトでロイズの保険調査員という 変わり種。心の底では長年温めてきたドナウ文明の発掘調査をあきらめていない。 そのキートンが、主にヨーロッパを舞台に謎解き、冒険、あらゆる階層の人々との交流を見せてくれます。 凝った作りのイギリスのドラマを時折思い起こさせる丁寧な細部描写と、 文化的・歴史的背景まで掘り下げたストーリーがとても興味深いです。 一冊当たり1300円と、少々お値段の張る新装本で、私と同じように待っていた人たちが愛蔵するのに合わせてくれてます。 近所の書店では、小さなコーナーも出来ていました。 一か月に一冊ペースで出るのかな?今2巻まで出ていて、3巻は今月末の発売だそうです。 増刷や文庫化が長年出来なかったのは、原作者(脚本担当)の勝鹿氏と上手く調整が出来なかったためだそうで、 (『美味しんぼ』の原作者さんと同じ方なのかな?) 読者の一人としては、復刊の運びとなったのはとってもとっても嬉しい事です。 もちろん2冊とも買いましたよ~。 ※ BGMに国会中継を流していますが、 どうしても「消音」にしちゃった方がお一人。 閣僚さんですが、コミヤマ女史。 この方の語り口がどうしても苦手なのです。 ああいう雰囲気の「嫌なセンセ」ってどこの学校にも居ましたよね。 彼女はNHKアナの出身だそうですけど。
L'Homme qui plantait des Arbres(木を植えた男) 2011-06-16 09:26:52 | コミック・アニメ 火曜日はしっかりと美術展に足を運びました。 なかなかに濃い午後だったので、あらためて記事にします。 今日は展覧会情報。 震災の後、何とはなしに思い浮かべた懐かしい作品に再会出来そうです。 ☆「木を植えた男 フレデリック・バック展」 7月2日(土)~10月2日(日) @東京都現代美術館(清澄白河) 10:00~18:00、8月・9月の土曜日は ~20:00(入館は閉館の30分前まで) 月曜休 (ただし7/18,8/15,22,29,9/19,26は開館、7/19(火)は閉館) 当日券 大人・大学生¥1,200、中高生900、小学生¥600 (前売券はそれぞれ100円安いです) 公式サイト→www.ntv.co.jp/fredericback/index.html 荒れ果てた大地に黙々と木を植え続けた男を主人公にした、ジャン・ジオノ原作の物語をアニメにしたのが、バック氏(カナダ在住)。 どこかシャガールを思わせる柔らかい描線と暖かい色彩、流れるような進行が印象的で、 このアニメから絵を起こした絵本を持っていました。 シンプルなあらすじだけど、語り口は哲学的で、時代と国境を越えた強いメッセージを含んでいます。 第一次大戦後(1924年)のフランス・ザール地方に生まれ、美術教育を受けたのち24歳でカナダに移住、 イラストレーター、セットデザイナーとして活躍したのちに1982年アニメ「クラック!」を制作、 以来9つの作品を世に出しています。 2作目が「木を植えた男」(1988年)。これはアカデミー賞短編アニメーション部門を取った作品です。 公式サイトがNTV内にあることでも判るように、日本のスタジオジブリにも影響を与えた方です。 もうひとつ、飛騨高山を本拠にする木工集団「オークヴィレッジ」の皆さんにとっても非常に尊敬する存在。 (各家庭で子どもたちにドングリを育ててもらい、山に植林する活動なども行ってらっしゃいます) 私は、木は今のところオリーブを一本植えただけですが、 昨晩、暗い中ベランダのプランターに支柱とネットを設置して「ゴーヤを植えた女」になりました。 先週末ようやく届いた苗たちが、非常にヤル気に満ちていた(本当にみるみるうちに伸びるんですね~)ので。 また、ゴーヤは苗のうちからゴーヤの香りがしっかりすることにも驚きました。 話がそれましたね(笑)。 会場の東京都現代美術館は、駅から少し歩くのですが、 丁度良い下町お散歩コースとして楽しむ事も出来ます。館内レストランのベトナム料理も美味しいそうですよ(試した人の証言)。
まさかの実写映画化・・・ 2011-04-28 20:01:18 | コミック・アニメ 風呂漫画です。そう、「テルマエ・ロマエ」。 古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスが、現代日本とタイムトリップを繰り返し、 時空を超えた二大風呂好き国民のお風呂文化を紹介してくれるコミック。 気に入ってます。 今週第三巻が出たばかりなのですが、表紙がなんとヘレニズム文化の代表作 「ラオコーン」(ヴァチカン美術館の中庭にあるアレです)のパロディ。うむむ考えましたな作者様。 そして、帯には驚愕の予告が・・・ 実写映画化するんですか? 一体だれが出演するのか?セリフはラテン語か?撮影はどこで? 瞬時にさまざまな突っ込みが頭の中に浮かびました。 ルシウスを演ずるのは阿部寛さんだそうな。なんとなく納得。 彼の濃さなら、ローマ人に見えない事はないだろう。 もうお一方帯に名前が出ていたのが上戸彩さん。 ショールームのお姉さん役かな? シカゴ在住の作者ヤマザキマリさんのブログに撮影地などについて少し載っています。 →moretsu.exblog.jp 読み応えのあるブログです。 公開がいつになるのかわからないけれど、楽しみが一つ増えました。 コミック最新刊も面白かったし(現代日本の若手技師と図面でコミニュケーションするさまが微笑ましかった)。 「へうげもの」アニメ化で驚いていたのは、まだまだ甘かったようです。 さて、月曜に仕事入ってるけど連休開始。 映画館にも一回くらい行きたいな。 オットーは「ガリバー」見にいこーぜ。と云うのですが、 実は私は「攻殻機動隊」の方が見たかったりしています。(多脚型戦車「タチコマ」が可愛い)
今日が二回目 2011-04-14 08:33:28 | コミック・アニメ 古田佐介が動いてました。 第一回を見てもう一週間。渋~い色遣いの画面だった NHK BSプレミアムのアニメ「へうげもの」。 原作のあの画面からはみ出して来そうな形容しがたい迫力は薄まるものの、 全体にうまく制御されたカタチと動きだったと思います。 これからどんな「面白ドアップ」や「難発音擬態語」が出てくるのか楽しみ。 今日のオンエアのサブタイトルは「茶室のファンタジー」! 一瞬、弟子たちを引き連れて踊るアフロヘアの千利休を連想してしまいました。 この物語のキーワードは「数寄者(すきしゃ)」。 戦国時代、報奨として領地一国に匹敵する値打ちを持っていた 「名物(めいぶつ)」と呼ばれた数々の茶器についてのお勉強にもなります。 本編終了後にそれを親切に解説してくれる5分間のミニ番組が 「へうげもの 名品名席」。 これを見た後で各地の博物館・美術館に行くのも楽しいかも。 驚いたのは、そのたった5分間に流れるBGM。 イエス2曲("To Be Over" と "The Gates Of Delirium" の一部分)に シガー・ロス1曲("Grosoli"の一部分)・・・ 他に数曲使われていた、すぐには曲名を確認出来なかったものも多分プログレ方面。 制作スタッフにプログレッシャーが潜伏している模様です(にっこり)。 アルバム「リレイヤー」が気に入っている人かな? 数日前の地上波民放での、医療スペシャルでも、 アラン・パーソンズ・プロジェクトが何度も流れていたなあ。("Sirius") そのたびに耳をそばだてて画面を見やってしまい、パブロフのニャンコみたいな気分でした。
アニメに、なるのか? 2011-03-25 14:53:57 | コミック・アニメ まさかなるとは思ってなかった。 NHK BSプレミアムで4月7日(木)の23:00より放映開始です。 「へうげもの」(ヒョウゲモノと発音します) 古田織部が、来る・・・ 戦国時代の歴史に興味がある方、茶道をたしなまれる方、陶器に関心のある方 もちろん原作のファンも、楽しみにしていてよさそうですヨ。 番組サイト→www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/ サイト内で予告編の動画を見る事が出来ます。 登場人物紹介のリンクも何気なく楽しいな。 TVでも予告編が流れ始めましたが、いきなり松永弾正久秀登場とはインパクトあるなあ。 蘭奢待も、出て来ます。 毎回のサブタイトルに、ニヤリとする洋楽ファンも多いと思います。 昨年原作漫画の原画を見た事がありますが、あの力強く濃い絵柄を あっと驚く構図の取り方を、そして一体どう発音していいのかわからない擬態語を アニメがどんなふうに料理するのかにとっても関心があります。 予告編では、結構渋い色彩設計で、これは!と思いました。 4月からの楽しみが、また一つ増えました。 計画停電の時間帯外なのが、何よりありがたいです。 ※ さっき買ってきた「もやしもん」の10巻、今から読みまーす! ちょっとブレイクの、Friday afternoon.
うっかり観ちゃった 2010-12-16 21:52:16 | コミック・アニメ イカ娘・・・(爆) いえね、このところネット巡回の折に、やたらに流行っている語尾に気付きまして、 その元はなぁ~に?と辿っていったら行きついた深夜アニメ@テレ東 「侵略!イカ娘」公式サイト→www.ika-musume.com/ えーっと、イカの特徴を持つ可愛い女の子の姿をした宇宙人のお話?と思ったら、 微妙に違って、海の世界からやってきた子だそうです。 人間が環境破壊をやめないので、懲らしめようと侵略してきたらしい。 で、成り行きで鎌倉(作中では「倉鎌」ですがどうみても鎌倉!江ノ電大仏由比ヶ浜)の 海の家で働くことになってしまってます。 どうやら私とトンジ(期末の試験休みに一緒にうっかりしちゃった)の脳内も侵略されたようで、 会話の端々に時折「イカ・ゲソ体」の語尾が語尾が語尾が~~~! (例:「早く風呂に入るでゲソ」「勉強しなイカ?」) 今週忙しすぎて壊れかけているので、このような和みは貴重な中和剤であります。 (今日なんて肉体労働テイストもあったんだよぉ) 明日は作業系バイトで、いつものお江戸オフィスへ行ってまいります。 行き帰りの電車に何事もありませんように。 (火曜日の帰りの電車、「置き石」のせいで10分以上足止めを食らいました。剣呑剣呑。)
大団円 2010-11-26 21:07:30 | コミック・アニメ 今週手に入れたコミックス『鋼の錬金術師 27巻』(荒川弘著 ガンガンコミックス)、 9年に及ぶ連載が今年無事に完結しました。 もともとは、何年前だっけ、アニメ化された最初のシリーズをトンジが見ていて、 何となく関心を持ったのがきっかけでした。 え?この大きい方が弟? 何だかこの子たち重たいものをしょってない?・・・さあ本屋さんへ行って原作ゲットですよコース。 このころ1~3巻くらいまで出ていて、一時大変な品薄でした。 それくらい急激にブレイクしたよねえ。 まだ進行中の原作に追いついた後のアニメがどんどんダークな展開になっていき、いつしか そちらの方からは脱落しましたけれど、原作の方はコミックスが出るたびに追っておりました。 作者の荒川さんは、当初から話の決着をキッチリと決めておられたそうで、 実にテンポよく、過不足なく、伏線を回収して、読後感爽やかにお話を締めくくられました。(拍手) その出版社の一番人気の作品ともなると、看板であるがゆえに編集サイドから話の引き延ばしや 売らんがための変更を要求され、いつしか面白くなくなって行きそうなものですが、 実にお見事な仕事ぶりだったと思います。 生命の重さ、人がどこまでそれを操れるかという命題、軍事国家のポリティクス、 民族紛争、「等価交換」etc. 時折読者の居る世界の現実の問題とシンクロしながら、 主人公兄弟と彼らを取り巻く人々によって物語は展開して行きました。 少年漫画の基本はキッチリ押さえつつ、笑いもアクションもロマンスもあって、 大人の鑑賞にも十分に耐えられる作品です。 荒川さんは北海道の酪農家出身の女性なので、地に足を付けて生きる女性たちの描写が特に素晴らしかったです。 主人公たちの師匠さんとか女性の少将とか職人&商売人のガールフレンドとかスーパー婆ちゃんとか、皆カッコ良かったなあ。 「おまけ」の会話には、ちょっぴり泣かされました。 私にもいつかあんな言葉を言える日がくるのかしらん? ※ デューラー先生ハシゴ、本日午後決行いたしました。 報告は後日。 で、何でおまいさんが付いてくるんだい? ・・・数時間後「大きなカルガモのひな」は、音を上げてただいま爆睡中であります。 美術展鑑賞とは実は体力勝負でもあるのだよ。ふはははは・・・(いけない私も疲れてら)
ユーモアで返す 2010-11-20 10:48:19 | コミック・アニメ やわらか戦車41 先日記事にした「やわらか戦車」の続編が、ビデオ「うっかり公開」を受けて 出来たようです。(作者様の手際のよい事!) 週末のなごみの材料にしていただければと思いご紹介しますネ。 ただし、ティータイムには再生しない方がいいと思います。お茶吹くから・・・ 旗つけて浮かんでいる「兄者」って、一応戦車なんですけどね。 ※ 今晩10時からテレビ東京系で放映の 「美の巨人たち」で、デューラー先生が取り上げられます。 作品は、代表作のひとつ「野ウサギ」。 お時間あるかたはどうぞ。