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ケイシロウとトークアバウト

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寒くてたまらない時は情欲の炎で温まるつもりやった

2025-02-13 20:35:00 | 日記




カッちゃんとかんちゃんの高校時代のこと。

16歳の2人は、
やたら寒いその年の冬、
暖房器具だけでは温もらないから、
18禁DVD📀買って、
心を情欲の炎🔥で温め合おうと話し合い、
当時存在していた楽天オークションの商品欄を見ていた。
そして、
『私と体験しましょう』という上半身がやや裸の女性が写ったパッケージのDVDの商品説明を調べた。
すると、
「視聴者との同時体験的なDVDです。定価2万円のところを200円で提供します。数量限定のオリジナルDVDで即決商品ですので早い者勝ちです。夢中になられてください」と紹介されていた。
早速、
カッちゃんは即決でこの商品を購入した。

数日後。
即決したDVD📀が到着した。

特に寒い日やった🥶

カッちゃんとかんちゃんは体を震わせながら、
安物のファンヒーターを呪いつつも、
ティッシュの箱をそれぞれ用意して、
DVD📀をセットした。

写された動画は、
パッケージに写っていた美女が甘く、
「さあ、一緒にせいなる体験しましょう」と言った。
カッちゃんとかんちゃんのそばのティッシュの抜き取り音が響き渡った。
動画内の女性が歩き出し、
カメラがその後を追った。
女性はある大きな部屋の前で足を止め、
ドアを開けた。
すると大きな仏像の前にたくさんの尼さんが静かに正座して目を閉じていた。
鐘が叩かれると、
読経が始まった。

カッちゃんとかんちゃんは、
股間にティッシュペーパー当てたまま青ざめた😨😨
そしてかんちゃんが弱々しく、
「お経が終わったらヤリ出すぜ」と言った。
カッちゃんはかんちゃんの言葉を無理矢理信じて、
2人はずっと尼さん達の読経する姿を見ていた。

2時間が経過した。

その間ずっと続いていた尼さん達の読経が終わった。
そして先頭の読経主導の尼さんが、
他の尼さん達に振り返った。
その尼さんは本尼(ホンニ)やった。
本尼(ホンニ)は一緒に読経した尼さん達に一礼して、
「本尼(ホンニ)はほんに皆さまと一緒に聖なる体験をいたし感謝にござりまする」と挨拶すると、
尼さん達は、
「本尼(ホンニ)様。ほんにもう一度一緒に聖なる体験をいたしとうございます」と返答すると、
本尼(ホンニ)はうれしそうに、
「本尼(ホンニ)はほんにうれしゅうございます」と言って、
再び尼さん達に一礼した。
そしてパッケージに写っていた美女が出てきて甘く、
「あなた方と一緒にせいなる体験が出来て良かったわ」と喘ぐように語って、
このDVDは終わった。

カッちゃんとかんちゃんは股間をティッシュで押さえながら超ギレして🤬🤬
「イカサマじゃねーか❗️訴えてやる❗️」と叫んだが、
ナニか、
肉体のもの寂しさとは別に、
心が落ち着いていて、
いつのまにか寒さを忘れていることに気づいた。
そして、
性なるDVD📀のはずが聖なるDVD📀やったことに小さな驚きを感じた🫢🫢


家なきオヤジ

2025-02-13 02:18:00 | 日記




桃尻オヤジは米5キロで5000円の戦慄を受け、
米をあきらめて、
以下のものを食おうと思い立った。
⬇️




そんな悲痛な気持ちで道を歩いていた桃尻オヤジの前に、
60代のアル中オトコにして半ホームレスのガンちゃん(2023年12月11日記事『ひとつの出来事・ひとつの記憶』参照)が、
デカいイチゴ🍓が描かれた女性用着物を着て、
駒下駄履いて、
パラソル差しながら、
「🎤桜の花の咲く頃は、う~ら~らぁ、う~ら~らぁと日は、う~ら~らぁ~------」と鼻唄歌い歩いていた。
(野口雨情の『春の歌』という大正時代の唱歌😳らしい)

桃尻オヤジは、
今から30年前、
知人友人宅に寝泊まりしては追い出され続けるガンちゃんに同情したとき、
当時、
社会的現象を巻き起こしていたというテレビドラマ「家なき子」の安達祐実の真似をして、
「同情するなら金をくれ!」と食ってかかられたことがあった。

現在、
あちこちの賃貸住宅で問題を起こしているガンちゃんをかわいそうだと思い、
桃尻オヤジが慰めると、
ガンちゃんは、
「同情するなら米をくれ!」と食ってかかった。
桃尻オヤジは驚いて、
「金じゃなくて米🤔------」と独りごちていたら、
ガンちゃんは桃尻オヤジを置いて、
「🎤桜の花の咲く頃は、う~う~らぁ、う~ら~らぁと日は、う~ら~らぁ~------」と鼻唄歌い、
歩き去って行った。

桃尻オヤジは心に、
「みんな米が欲しいんだ」と悲しく呟き、
あまりに辛いから、
自慢の美しい尻を出そうかと思ったが、
公然わいせつ罪になるので、
押しとどまった!





蜂がいた教室

2025-02-12 00:19:00 | 日記




これは、
[スズメバチ処刑ショップ ビー取る巣]で働いていたあのすずめちゃんの中学時代のできごと。

当時13歳のすずめちゃんは休み時間に、
3階の中庭に面する窓辺で、
『般若心経』の経本をたどたどしく読誦していた。
そこに同じクラスの男子生徒タゲリくんが来て、
「お前ナニしよんや?」と尋ねた。
すずめちゃんは悲しそうに、
大好きな蜂さんキーホルダーを落としてしまったと言う。




そして、
それが校舎の出っ張りに引っかかったので、
お経を唱えて仏様に取ってもらおうとしたことを告げた。
タゲリくんは軽く笑って、
「馬鹿だな。俺が取ってやる」と言い、
窓から身を乗り出してすずめちゃんに、
「俺の足を持ってろ!」と強く命じた。

すずめちゃんがタゲリくんの足を持つと、
タゲリくんは、
「届かねえからもっと下の方を持て」と言い、
すずめちゃんはタゲリくんの言う通りに、
足の下側へと手を移し、
タゲリくんの上履きを掴んだ。
するとすずめちゃんの手に上履きを残したまま、
タゲリくんは中庭に落下した。

運良く、
厚いマットが数枚重ねられているところに落ちたので無傷で済んだ。
が、
すずめちゃんにガチギレして🤬
「上履き掴めば抜けて落ちるやろが❗️」と怒鳴った!

次は中庭から、
肩車して取る方法を考えたが、
2人で肩車して取れる訳がないので、
メタボ男子生徒のハトヤマを連れて来ることにした。
ハトヤマは吉野家の牛丼をご馳走してくれるのなら手伝うと言うので、
すずめちゃんは了承した。
それで、
ハトヤマを下にしてすずめちゃんを上にして、その上にタゲリくんの3段肩車になった。
が、
ハトヤマが、
「イタタタ------❗️」と叫んでよろけたので、
タゲリくんは2階の家庭科室に突っ込んでしまい、
上級生の女子生徒の手作りケーキの上に顔から落ちた。
⬇️




そして生クリームだらけの顔から、
「すずめ!!」と怒鳴った!

またしても失敗して悔しい思いをしたすずめちゃんとタゲリくんは、
ヒソヒソ話しをして、
ハトヤマに向かい、
「お前、この校舎がクッキーで出来てたら食いまくるやろ⁉️」と馬鹿にしたので、
ハトヤマは激怒して奇声を上げてタゲリくんに凄まじい勢いで突進した!
すんでのところでタゲリくんはよけたので、
そのままハトヤマは校舎に激しくぶつかった!
その振動で、
すずめちゃんの蜂さんキーホルダーが取れて落ちて来た。
すずめちゃんはうれしそうに、
「ありがとうハトヤマ😊」と言って喜んだ。
ハトヤマはひっくり返って痛がり、
「痛くて体が崩れそうや❗️吉野家の牛丼じゃ割りに合わんから牧場の牛🐮を一頭食わせろ❗️」と大声出した!

現在すずめちゃんは、
台湾🇹🇼でツマアカスズメバチ駆除のお仕事をしているが、
この少女時代の蜂さんキーホルダーの校舎引っかかり事件から、
スズメバチ処刑の夜道を歩くイマへと繋がるのかもしれない。


カスハラと呼ばれて

2025-02-10 21:39:00 | 日記




ケイシロウはかつてミニストップで長期アルバイトをした。
アイスクリームマイスターの資格を得て、
ハロハロやアイス系スイーツを作り、
クランキーチキンなどのミニストップの名物を調理して、
パソコンで経理までしてた。
挙げ句に、
48時間ぶっ続け店舗勤務も経験。
ケイシロウがいたミニストップのオーナーは、
ケイシロウの従姉妹やったことからの苦労やけど、
そんなケイシロウが最も手を焼いたのが、
カスハラやった。

そんなカスハラの恐ろしさを俺もきょう目撃したんや。

夕方に俺はとあるコンビニに行き、
メルカリの支払いをしようとした。
すると土方系のオヤジが女性店員に、
「俺は温めろと言ったんや❗️このアマ❗️」と怒鳴り、
以下の物をレジ横に投げるように置いた。
⬇️



女性店員は驚き🫢
「お客様。これはアイスクリームですよ」と言ったが、
オヤジは女性店員を睨み付け、
「だからナンや❗️こんなに寒いのに🥶冷えたまま買えるか❗️温めろ、クソアマ❗️」と更に騒ぐ!
女性店員はレンジで熱めに温めた。
するとオヤジはうれしそうに、
「これで体が温まる!」と言って、
本来アイスクリームであるものを、
ふうふうしながら飲み干した。
女性店員はオヤジに、
「あなたはカスハラです!」と強く言うと、
オヤジはまたキレて、
「俺はカスハラじゃねえ❗️笠原(かさはら)って名や❗️覚えとけ❗️」と叫んで、
コンビニを後にした。

オヤジが出て行った店内は、
店員はウツ顔に、
他の客は、
「アイツはカスハラというより馬鹿タレやな」とヒソヒソ話し。

そんな中、
俺はケイシロウが、
あそこまでひどくはなくとも、
いろいろなカスハラを相手に我慢しながら対応して来たかと思うと、
胸が熱くなった❗️



おでんが真実を語る

2025-02-09 22:44:00 | 日記




中2最後の3学期を迎えていたエイジは、
給食におでんが出たことに、
意外そうな面持ちをした。
そして、
おでんを真剣に見つめている女子生徒のマチダに、
「そう言えばお前の家、おでん屋してたな」と言った。
するとマチダはしくしく泣き出したので😢
エイジはムッとして、
「ナニ笑ってんだよ⁉️俺を馬鹿にしてるのか⁉️」と語調を荒げてしまった!
マチダは、
「泣きよんや❗️おんどれ❗️」と叫んだ!

そこに女性担任教師が来た。
マチダは、
涙😢の訳を話した。

マチダによると、
家のおでん屋の商売が昨年暮れあたりから上手くいかなくなり、
余ったおでんで1日3食になったと言う。
しかも、
白米🍚の無い、
ひたすら大量のおでんを毎日食い、
たまには別のものが食いたいと両親に言えば、
「ごめんね。家にはおでんしかないのよ」と言われる始末やったという。
更に、
友達と遊びに行く時は、
小遣いの代わりに、
パックに入ったおでんを持たせられたとのことやった。
やからこそ、
学校給食だけが別のものを食べれる楽しみがあったのに、
おでんを出されたら人生詰んでしまうと言い、
泣き出すんやった。

エイジも担任教師に、
「給食のおでんは冷たいから温めなおして」と言ったが、
担任はエイジをスルーして、
マチダに、
「あなたの食べたいものをなんでも言ってちょうだい。先生、用意するから」と言った。
マチダはうれしそうに、
「先生!ありがとう!それじゃあ、タラバガニが喰いたいわ」と言った。
担任教師は青ざめた😨
やってタラバガニは一万円以上するさかい。
担任教師はマチダにやさしく、
「タラバガニは高価だわ。近くの川にいるサワガニをフライにしましょう」と言うと、
マチダは、
「舐めたらアカンぜよ❗️」と叫んでまた泣き出した。
エイジは担任に、
「こんな寒い冬にサワガニはいないからタラバガニにしなよ」と言った。
担任は財布の中身を開けて五千円しか入っていないことを見せて、
「舐めたらアカンぜよ❗️」とエイジに叫んだ!

放課後。

もの悲しい結末に終わった学校から帰宅していたエイジは、
中学の大先輩の牧カオリに会い、
一連の出来事を語った。
牧カオリは言った、
「煮込まれる様々なおでんの具は、日々生活する様々な職種の人たちです。それを税金という名の箸が財務省という名の口へと運んでいくのです」、と。

不景気はナニもかもをブルーに覆ってしまう。
しかし、
長く続く冬はなく、
春は訪れる。
だから、
不景気にめげることなく、
好景気の春を目指して少しずつ前進しよう。

と、
書き込むと、
牧カオリは、
「この不景気を冬に喩えてはなりません。寒くて当たり前の北極こそふさわしい喩えなのです」と、
夢も希望も吹き飛ぶことを言った。
しかしエイジが、
「俺、北極で暮らしてみたいです」と明るく語る姿を見て、
吹き飛んだ夢と希望は再生された。