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ケイシロウとトークアバウト

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ありがとう音楽🎵

2024-03-06 23:26:00 | 日記




オノウコと、
髪にびっしりとパッチン留めしている東京DQNッパ娘がモールのフードコートで、
テーブルに着いて、
水だけを飲んでいた。

そこに店内放送で、
イルカの「なごり雪」が流れていたので、
東京DQNッパ娘は、
「この歌🎤誰が唄ってたかしら?」と尋ねた。
すると、
オノウコは馬鹿にしたように、
「こんな有名な曲を知らないの?唄ってるのはドルフィンよ!」と言った。
東京DQNッパ娘は考え込んで、
「う~ん。怪しいところね🤨」と答えた。

すると、
店内放送が嵐の「サクラ咲ケ」を流した。
東京DQNッパ娘がオノウコに、
「あなたは嵐が嫌いだったわね?」と尋ねると、
オノウコは頷いて、
「そうよ。だけど竜巻🌪️よりはマシね。破壊力が違い過ぎるわ」と答えた。
東京DQNッパ娘は、
「サクラ咲ケって、春を待ってるのかしら?」と言うと、
オノウコは、
「桜酒って唄ってるのよ。桜の花びらを日本酒で混ぜて、数年寝かせるらしいわ」と答えた。
東京DQNッパ娘は、
「そうなの😦ナンでも酒になるのね」と感心した。

オノウコは、
「音楽も配信モノばかりよね。たまにはテープの音とか聞きたいわ」と言うと、
東京DQNッパ娘は、
「聞かせてあげるわ」と言って、
レジ袋からガムテープを取り出して、
引っ張って音を出した。
オノウコは感動して、
「素敵な音だわ😀この単調な高音がいいわね」と言った。

東京DQNッパ娘は、
「もっと楽しく過ごしたいわね」と言うと、
オノウコが、
「カラオケ屋に行かない?」と尋ねるので、
東京DQNッパ娘はうれしそうに、
「行く!行く!」と言った。
それで二人は以下のところに行った、
🔽



オノウコは、
「民芸品としては最高なのよ😃」と言うと、
東京DQNッパ娘は、
「確かにカラオケ屋(から桶屋)だわね。けど、そろそろあんた、頭を雑音から切り替えて、交響曲を奏でる時よ」と、
答えた。



ある数学教室にて

2024-03-05 21:21:00 | 日記




カッちゃんが高校時代の時のこと。

とにかく数学が全く駄目な生徒の母親が集まった。
(カッちゃんは幸いなことに数学はそこそこやったという)
母親たちは、
「数学の神様がいたら、祠を建ててお祭りするわ」と言ってると、
ひとりの母親が、
「ユークリッド今世という数学の大天才が今度オフィスビルの一室で短い講演をするわ。題して、『誰もが10分間で数学が出来る』というものよ。行ってみない?」と言ったので、
みんな、
子供たちを連れて行くことになった。

当日。
母親たちは子供たちを連れて、
オフィスビルの一室に入った。
ユークリッド今世と名乗る若い女性講師が👩‍🏫
「誰もが10分間で数学が出来るの方法をお教えする前に、親も子もそれぞれ一万円を払うのよ」と言ったので、
参加者すべてが一万円を出した。
女性講師は咳払いして、
「数学の構造は、数を足すと足し算になります。数を引くと引き算になります。数を掛けると掛け算になります。数を割ると割り算になります。以上で誰もが10分間で数学が出来る秘訣をお教えいたしました。気をつけてお帰りくださいませ」と語った。

母親たちは、
女性講師に深々と一礼して、
和気あいあいとオフィスビルを後にした。
そして、
盛んに楽しげにダベり合いながら、
近くにある消費者センターへと入って行った。


父と子の傷痕

2024-03-04 20:56:00 | 日記




ノブミツが小学生の頃の出来事にして、
ダチの体験記。

ある資産家のひとり娘が、
喫茶店経営者のサダオと恋に落ち、
親の大反対のもとに結婚した。
資産家の娘は勘当されてしまった。
サダオの両親は早くに亡くなっていたので、
全くの二人生活となったが、
幸せやった😃
そんなときに、
息子のカツヒコが産まれた。
幸せは大絶頂😃💯となった------はずやったけど、
人生はそこまで甘くない(また、それしきのことやったらブログに書かない)。

カツヒコが三歳になったときに、
母親が病気で✝️🙏
父と子だけの生活が始まった。
おまけに、
スタバ系喫茶の進出で、
個人経営喫茶のサダオの店は潰れた。

かろうじて、
生活保護のお世話になったけど、
とにかく貧しいながらも、
親子仲はよかった。
思いやりと思いやりが常に交わされながら、
カツヒコは12歳になった。

そこに、
サダオの嫁の実家の両親が✝️🙏
そして、
弁護士が来て、
サダオに、
「あなたさまにすべての遺産を与えるとのご遺言がございます」と告げたので、
サダオは喜んだ!
が、
弁護士は、
「ただし、あなたお一人のみで、子供さんは無関係です」と告げたので、
サダオの表情が悲しげになった。
弁護士は構わず、
「施設にでも入れられてください。そしてあなたは大きな資産を持って生きるのです」と言う。
サダオは考えた。
「これも運命。カツヒコと別れて、自分らしく生きよう」、と。

サダオは、
カツヒコが学校に行ってる間に、
弁護士が用意したベンツの後部座席に座り、
運転手に「行ってくれ」と頼んだ。
ベンツが発車すると、
いつのまにか、
カツヒコが泣きながら😭追いかけてきた。
学校に行くときに、
サダオの様子がおかしかったことを見抜いていたらしい。

サダオはベンツを止めさせて、
カツヒコに、
「後でお前を呼ぶつもりだったんだ。それよりも、何か冷たいもの買ってきてくれ」と小銭を渡したので、
カツヒコは飲み物を買いに行った。
その隙にサダオは運転手に、
「出発しろ❗️」と命令したので、
ベンツは出発した。
と、
サダオの心理を完璧に読んでいたカツヒコが、
再び泣きながら😭追いかけてきた。

サダオは再びベンツを止めさせて、
カツヒコを迎え、
「聞き分けのない子だな😡父さんのキックを受けろ❗️」と叫んで、
カツヒコの腹部に蹴りを入れた!
カツヒコが腹を押さえて膝を着いてたところを、
サダオは運転手に「出発しろ❗️」と命令したので、
ベンツは走り出した。

カツヒコは腹を押さえながらも泣きながら😭追いかけてきた。
ベンツがシャッター街と化した商店街に来たので、
道幅が狭くなったため、
速度を落として走らないといけなくなったそのときに、
カツヒコが追いついてきた。
サダオはベンツから降りて、
カツヒコにお叩きを喰らわそうとしたとき、
弁護士の車が慌ただしく止まった!

そして弁護士が出てきて、
「申し訳ございません!ご遺産の相続はカツヒコ様だけだとなっておりました!」と詫びた。
同時に、
カツヒコはサダオの腹部に蹴りを入れ、
シャッターに叩きつけて、
ベンツに乗り込み、
運転手に「出発しろ❗️」と命令した!
ベンツが走り出すと、
サダオが腹部を押さえて泣きながら😭追いかけてきた。
カツヒコは運転手に、
「追いつかれるな❗️」と強く命令した!
が、
どんなにスピードを出しても、
サダオは泣きながら😭追いかけてくるので、
最後は、
弁護士が中に入って、
「カツヒコ様。父親をお引き取りになったということなら大丈夫です」と言った。
カツヒコは、
「ええ😨こんな馬鹿と暮らすんですか⁉️」とガッカリと言った😞
サダオが爆泣き😭💯に爆泣き😭💯するので、
カツヒコはため息😮‍💨しつつ、
「けど、金は全部、俺のものですからね❗️」と強く言った!

しばらくは、
ぎくしゃくしていたサダオとカツヒコの親子も、
また、
もと通りに仲良くなり、
思いやりと思いやりを交わす日々を送りつつ、
無駄遣いせずに、
貯蓄を心がけた。

と、
この出来事で思うんやけど、
ケイシロウ、
人間ヤッパ金やないね⁉️
ちびっとあの親子は闇堕ちしてたところはあったけど------


白い戦慄

2024-03-04 00:40:00 | 日記




これから暖かくなり、
雪解けシーズンが到来する。
そこで怖いのが雪崩や。
ここに、
こんな出来事があった。

雪山に家を持つ青年が、
数人の友達を呼んで、
雪の上を、
スノーモビルで遠出した。
そして雪山に登り、
真正面の雪山に青年は大声で、
「ヤッホー❗️」と叫んだ!
真正面の雪山が雪崩を起こし、
近くの民家を飲み込んだ!
青年は笑い出し、
「雪崩のえじきになるなんてどこの馬鹿の家や⁉️」と言った。
青年の友達の一人が青ざめた表情で青年に、
「あれ、お前の家やないか😨⁉️」と言った。
青年は、
双眼鏡でじっくりと確かめて、
絶叫した❗️❗️

後でスマホ📱で家族に連絡取ったら、
雪崩注意報が出たので、
早めに逃げて無事やったという。


ひな祭りにはぼんぼり灯せ!

2024-03-02 23:44:00 | 日記




3月3日になると、
カイくんの家に、
ヨウイチとアキノリ君が来て、
強烈な、
ひな祭りトラウマの出来事を語り合う。

それは、
彼らが、
酒宴をたしなむことが許される前の、
子供時代の出来事や。

ヨウイチとカイくんとアキノリ君は、
とある豪邸ながらもさびれた一室に、
3月3日になると、
必ず、
人の大きさはあろう、
お内裏様とお雛様🎎が飾られる不思議さに、
心を奪われるんやった。
その一室は、
閉め切られていて、
ヨウイチたちが、
小学四年生の頃、
豪邸の裏庭に無断侵入したことで、
このミョーな事実を知ることとなった。
閉め切られた中にあっても、
微かな窓辺の隙間から、
中を覗いたヨウイチたちは、
真っ暗な室内をぼんぼりのみが照らされる中、
この、
大きなお内裏様とお雛様🎎の謎を知りたいと渇望するんやった。

この謎が暴かれる25年前。

この豪邸には、
かつての地方議員の老人と妻が、
この地区にあって最高の雛壇を飾りつけていた。
この老夫婦には、
一人息子がいたが、
不良少年の道を歩み、
不良少女していた女性を妻にした。
この不良夫婦には、
男の子と女の子の双子が産まれたが、
育児放棄したので、
老人夫婦が子育てをした。

この双子は、
老人夫婦によって、
男の子はダイチと名付けられ、
女の子はヒナコと名付けられた。
老人夫婦のひな祭り🎎を愛する心情からのものであることは言うまでもない。
が、
ダイチもヒナコも失声症という心の病気から、
コミュニケーション能力がほぼ皆無やった。
そんなダイチとヒナコやったけど、
老人夫婦自慢の雛壇には我を忘れて見入り、
特に、
お内裏様とお雛様🎎には、
顔をほころばせるほど夢中になった。
やから、
ダイチとヒナコにとって、
3月3日は、
大祝日㊗️やった❗️

時が流れ、
ダイチとヒナコが高校生になった時、
老人夫婦がそれぞれ、
インフルエンザ😷😷で亡くなった。
その日が3月4日だったこともあって、
雛壇は飾られていたが、
老人夫婦の逝去後、
息子夫婦が片付けることなく、
ほったらかしにしていたので、
雛壇はそのままやった。
けど、
ダイチとヒナコは喜んだ。

ときに、
息子夫婦は、
「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」を観て感動して🥹🥹
二人揃って、
リーゼントして、
白革ジャンに身を包み、
ディスコダンスしながら帰って来た。
そしてダイチとヒナコに、
「テメーらもフィーバーしねえから、いつまで経っても口が利けねえんだよ!」とインネン付けた。
ダイチとヒナコはシカトして、
雛壇を見つめていた。
これに腹を立てた息子夫婦は、
「ひな祭り🎎なんかフィーバーしねえんだよ❗️」と叫んで、
コンポで「ステイン・アライブ」を大音量で流して、
雛壇を破壊した❗️
ダイチとヒナコが息子夫婦を睨むと、
息子夫婦は、
「テメーら!フィーバーせずに親にメンチ切りやがって!お前らが生きてる限り、メンチカツ食わせねーからな!!」と怒鳴って、
ダイチとヒナコにお叩きを連打した❗️❗️

こういうことがあった後、
半年後に、
息子夫婦は、
酔い潰れた中で、
高速道路の中央で二人で、
ジョン・トラボルタのフィーバーポーズをキメてるところを、
大型トラックが跳ねて、
三途の川を渡るハメになった。
ダイチとヒナコは親戚に引き取られたが、
3月3日には、
自分たちの実家に帰って来て、
小さなお内裏様とお雛様🎎をもって、
ひな祭り🎎するんやった。

こんな話をしのぶに聞かされたヨウイチたち3人は、
今度の3月3日の夜に、
室内侵入することにした。

ヨウイチたちは、
夜中の出歩き口止め料の千円をしのぶに払い、
両親に見つからず、
家から外に出た。
そして、
ダイチとヒナコの生家であるあのさびれた豪邸の中への侵入を敢行した。

真っ暗な室内を懐中電灯🔦一つで照らしながら歩むと、
ひとつの室内だけ、
うっすらと明るかった。
ヨウイチたちが行くと、
ぼんぼりに照らされた、
大人と同じ大きさのお内裏様とお雛様🎎があった。
ヨウイチはカイくんとアキノリ君に、
「しょうもねぇひな祭りだな!小便かけようぜ!」と言って、
チャックをおろすと、
いきなりお内裏様が立ち上がり、
「貴様ら!調子に乗りやがって❗️」と怒鳴った!
ヨウイチたちが悲鳴を上げると、
お雛様も立ち上がり、
「お警察に通報なさいますわよ❗️」と凄んで来た!
ヨウイチたちは悲鳴を上げながら🙀🙀🙀
猛ダッシュで逃げた❗️

後でしのぶに聞くと、
ダイチとヒナコの小さなお内裏様とお雛様🎎が壊れたとき、
昔の立派な雛壇を思い出したのか、
自分たちが、
お内裏様とお雛様🎎になろうと、
コスプレひな祭り🎎を、 
決まって3月3日にすることにしたと言う。
ヨウイチはしのぶに、
「それならハヨ言え😡」とキレると、
しのぶは、
「ハヨ言えば家えは侵入せんということか⁉️ナメたらアカんよ、ナマガキ🤬」とキレ返した。

あれから月日は経ち、
ひな祭り🎎だけは毎年来る。
その度に、
ヨウイチたちは酒を飲み交わしながら、
恐ろしくも楽しく過ぎ去った少年時代を、
思い返すんやった。