ケイシロウとトークアバウト

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指輪をはめたおばはん

2024-03-17 22:33:00 | 日記




近所に、
シモダという70代の独身女性が引っ越してきた。
このシモダは、
どう見ても安価やけど、
一応、
宝石の指輪をはめていた。
そして、
その指輪を道行く人に見せびらかし、
「あたくし、お金持ちですの」と言って、
「ホホホ------」と笑いながら歩き過ぎるんやった。

ある日、
生活苦で一日一食しか食えないハラダというおばさんにシモダは近付き、
指輪を見せびらかして、
「あたくし、お金持ちですの」と言って、
「ホホホ------」と笑った。
ハラダは、
「綺麗な指輪。どこのお祭りで買ったの?」と尋ねたので、
シモダはキレて😠
「祭りの露店で買ったと言わはるの⁉️お下品な!準一流のお宝石ショップの年末15%引き特別価格30回リボ払いで買いましたのよ!!」と大声出した。
ハラダは、
「そんな綺麗な指輪なら、墓場🪦にまで持っていけますわ」と言うと、
シモダは、
「墓場🪦で終わらせないことよ。ゾンビになって蘇ってお宝石はめて生きるの」と言い返した。

シモダは、
来る日も来る日も宝石自慢をし続けていた。

ある日、
高価なコートを着た婦人がいたので、
シモダは近付いて宝石見せて、
「あたくし、お金持ちですの」と言い、
「ホホホ------」と笑った。
するとこの婦人は、
以下の指輪を見せた。
🔽



そしてシモダに、
「25カラットのおルビーにてござりますのよ」と言うので、
シモダが青ざめると😨
「カルティエにて買いござりましたのよ」と付け足して、
歩き去って行った。
シモダは無言で家路に着いた。

数日後、
土木作業員の中にシモダが入った。
そして、
自身が出せるベストな力で仕事した。
それを見ていた土木作業員のにいちゃん達が口々に、
「スゲーよな❗️デカいルビー買うからって言っても、こんな仕事すんだもんな!」と言うと、
「シモダさんの昼飯、生ニンニク🧄と養命酒だぜ!本気なんだよ!」と感心した。
そして、
一生懸命に働くシモダは、
関節痛の激痛以上に、
25カラットルビーを手にした時の空想の喜びが、
勝るんやった!!



色仕掛けの愛撫の為の未完成のジジイ

2024-03-17 00:19:00 | 日記




まず、
本題に入る前に、
起こった出来事。

あべっち(阿部啓一郎)が俺のスマホ📱に電話した、
「先週の金曜日に金星が眩しく光りました。その影響からか、特殊な花粉症🤧にかかり、病院代を高く取られました。お願いですから、ケイシロウに金を貸すように伝えてください」
俺はケイシロウにこの内容を伝えた。
ケイシロウは言った。
「4月1日まで待てねえのか😡と伝えて❗️」

本題や。

とあるデイサービスがあった。
ここに、
80代のサチコさんという女性が通っていた。
そしてこのデイサービスに、
自分の名前を忘れた老人が入ってきた。

この老人はサチコさんに、
「あなたとはどこかで出会ってます」と言った。
サチコさんは、
「私たちは、どこであろうと出会ったことはありません」と否定した。
老人は強く、
「いいえ!出会いました。確か、日航ジャンボ機で一緒に高天原山に墜落したはずです」と言い張った。
サチコさんは、
「それが事実なら、私たちは他界しております」と反論した。
老人は怯まずに、
「間違えました。あなたとは浅間山の溶岩の中で抱き合いました」と言うと、
サチコさんは、
「それが事実なら、私たちは焦げてます」と言い返した。

サチコさんが立ち去ろうとすると、
老人はサチコさんの腕を掴んだ!
サチコさんは驚いて、
「離してください!ナニをなさいます!」と大声出したが、
老人は、
「私の口づけがすべての記憶を蘇らせます」と言って、
キスをしようと唇を突き出した。
が、
そのままの姿勢で固まり静止してしまった。
サチコさんも老人の唇をかわそうと、
顔を横に向けると、
そのままの姿勢で固まり静止してしまった。

老人は唇を突き出したまま静止した格好、
サチコさんも顔を横に向けたまま静止した格好で、
そのまま20分ほど経過した。
デイサービスの職員達が、
固まっている2人に気付き、
老人とサチコさんの筋肉を揉みほぐした。

サチコさんと老人の体が動けるようになると、
二人は先程の記憶を忘れてしまい、
再び老人が、
「あなたとはどこかで出会ってます」と言い、
サチコさんが、
「私たちはどこであろうと、出会っておりません」と言い返すんやった。

このサチコさんと老人は、
過去の、
漬物の食い過ぎによる塩分過多の為に、
認知症とALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したと診断されてはいるが、
果たして、
二人は昔からの知り合いなのか🤔
ナンの関係もない者同士なのか🤔
の、
謎を残したまま、
二人は、
あるがままの状態に任せられているという。

ただ、
老人が色仕掛けで愛撫しようとした行為は、
デイサービスの利用規約からすれば、
人格としては未完成の烙印を押されたことは言うまでもない。