
ホモクロは画材があった。
様々な絵を描き、
多くの人々にほめられた😊
アイデアが泉のように湧き出る!
そんなホモクロが、
一生に一度のテーマを、
カンバスに表そうとした。
そのテーマとは、
『ティーンエイジ・ドリーム』!!
通称、
十代の夢を表すんやけど、
ホモクロの場合は、
自分が夢みた十代のAE😳
ホモクロは、
AEの古い写真を見て、
十代のAEを想像した。
そしてその想像力は、
驚くべきものやった。
ホモクロは、
個室に籠もって絵の下書きを、
何千何万と描きあげ、
AEを、
ニッポンの恋人と形容した。
そして、
多くの季節が過ぎ、
絵が完成した。
その夜、
真っ暗な室内にあって、
窓から差し込む月光の中、
上半身裸になったホモクロは、
涙を流しながらAEのフルネーム呟きつつ、
絵を、
布に幾重にも包んで、
庭深くに埋めた。
ホモクロは、
後で、
福タユウにこう言った。
「描いてはいけない絵でした。あまりにもリアル過ぎて、あの人の体臭さえ感じました。あの絵は見る者を滅ぼす絵です。でも、私のニッポンの恋人は、心の中でいつまでもわたしに微笑みます。ティーンエイジ・ドリームを描きあげたことで、AEは永遠にわたしのものです。普通なら、AEの頬に手をあてたい。でも、そんなわたしを、世間はホモと呼びます」
タユウは涙ながらに言った。
「それでいいんや。心が幸せなら、それでいいんや」
後で、
この事実を知ったAEは、
自分に対する空想権を認めないことをタユウに告げたが、
タユウがホモクロに告げることはなかったという。
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