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ケイシロウとトークアバウト

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地上で非常に私情に生きた男

2025-04-10 23:18:00 | 日記




(俺の手撮り桜画像。完璧に程遠い出来な上にどこのオヤジや😡⁉️撮影中に写り込んで😡❗️❗️)

今からカキコする内容は、
1965年から2025年までのできごとのぶつ切り記事や。
そして俺らの最高上司ワン公(2020年11月9日記事『わんちゅうことを😲』参照)が体験してきた数々の人生いろいろ談でもある。
生きることの意味を問う資格もない男やけど、
ワン公が今日まで歩んだミョーな半生を反省しながら語られた記録!

★序章にして女装から始まる

ワン公の故郷は長崎県対馬市。(総人口28,502人で市と呼べるのか🤔人口が半分足らんのやないか🤔)
しかも、
森林に囲まれた未開に近いところ。
時は1965年。
ワン公の父、ワン王は体罰と悪態をもってワン公を育てた。
ワン公の母、ワン太后は家族の権威として振る舞った。
そしてワン公の高校進学を認めなかったワン王とワン太后に隠れて、
ワン公は夜間高校に入学するが、
バレてしまった。
ワン王とワン太后は激怒して💥
ワン公に山に登って降りてくるなと命じた布告状を家のあちこちに貼り付けた。

ワン公が山に孤独で過ごしていたとき、
ワン公の姉、わんにょ(ワン女)が両親に隠れて手作りシフォンケーキを差し入れしたので、
ワン公はそれで飢えをしのいだ。

そんなある日、
山を歩いていたワン公は一本の満開の桜を見つけた。
それは美しい桜で、
ついついワン公が木に触れてしまったとき、
体にピリッとした感覚を覚えた。

後で、
わんにょ(ワン女)がシフォンケーキを差し入れに来たとき、
ワン公は、
次に来る時は、
わんにょ(ワン女)のブラウス👚とスカートと化粧道具を持って来るようにお願いした。
わんにょ(ワン女)は快く承諾した。
そうして、
わんにょ(ワン女)が持ってきたブラウス👚やスカートに着替えたワン公は、
厚化粧して女装すると、
そのまま山を降りて、
わんにょ(ワン女)にもらった金で、
北九州市行きのフェリーに乗り込んだ。
離れていく対馬を眺めながらワン公は、
夕日の中を寂しく対馬の島唄を歌った。

☆暗転の中で寒天食って

ワン公は北九州市から様々な仕事をしながら上京する旅をした。
しかし、
得体の知れない離島男に人々は粗塩対応。
どこの馬の骨ならぬどこの犬の骨かわからないワン公は途方に暮れた。
わずかの金で買えたのは安物の寒天ゼリーやった。
寒天食いながら寂しく田舎道を歩いていたら、
一本の満開した桜を見つけた。
ワン公は自然と桜に近づき木に触れた。
体にピリッとした感覚を覚えた。
同時にワン公は、
当時は見向きもされない地方公務員としての人生の観点を寒天食いながら考えた。
ワン公はまず夜間高校に通い、
卒業して、
地方公務員の試験を何度も受けて合格した💮
1975年のできごとや。

♥︎懊悩(おうのう)にOh!No!

1985年ワン公は結婚した。
男の子1人が産まれただけやった。
そして時のバブル景気に、
ワン公の金銭感覚が狂いだし、
ブランド品しか手を出さなくなった。
が、
バブル景気が終わり、
その余波がじわじわ地方公務員にも及んできた。

1995年の不景気。
ワン公は機転が効かない性格が仇となり、
窓際族と呼ばれる隅っこ人間へと落とされた。
ワン公の嫁、ワンボ(わん母)は不平を垂らし😩
一人息子のワン太郎もワン公を軽蔑した。
ワン公自身、
もう地方公務員は無理やと諦めていた時に、
職場の花見があったので参加した。
職場の同僚が騒ぐ中、
ワン公は一本の綺麗な桜の木を見つけた。
ワン公は近寄り木に触れた。
すると体にピリッとした感覚を覚えた。
翌月、
ワン公は退職して、
知人にして痴人と呼ばれた元上司の女性から、
とある施設を束ねる法人の理事長として任命され、
新しい出発をすることができた。

そして理事長として10年目の2005年。
一人息子のワン太郎が、
会社でリストラされた。
ワン公は、
自身の理事長特権でワン太郎を副理事長として法人に迎えた。
このできごとは、
多くの施設職員にウツを与えた!

その10年後の2015年。
ワン公の妻ワンボ(わん母)は、
父子を置いて、
大学生のにいちゃんと駆け落ちした。
ワン公とワン太郎の親子だけとなったが、
ワン太郎はワンボ(わん母)を慕い、
大学生のにいちゃんに母をとられただらしないワン公を更に嫌悪した。

♧差違性からの再生

そして10年の経過とともに、
2025年を迎える。
正月早々、
ワン太郎の様子がミョーやった。
副理事長のくせに昨年ずっと引きこもりカマしていたワン太郎が、
厚化粧のドレス姿でワン公の元に来たとき、
性転換して女になると告げられ、
ワン公は、
自分がわんにょ(ワン女)の服を着て女装して対馬から逃げた記憶が蘇った。
あの時の自分が故郷と家族を捨てたようにワン太郎も自分を捨てるのかという不安から、
ワン公は脳溢血を起こして緊急入院した。

ワン公は夢を見ていた。
自分のベッドの前に、
一本の綺麗な桜の木があった。
その木の周りを、
過去のたくさんの自分が囲み、
寝込んだワン公を見つめていた。
ワン公は思った。
「桜の花が咲いて散りそしてまた咲いていく。過去と現在と未来は果てしなく繰り返すという法則の中に、故郷も家族も、自分自身さえも、すべてが小さくすべてが大きいものなんや」、と。
そして身を起こして桜の木に触れると、
体にピリッとした感覚を覚えた。
同時に過去のたくさんの自分が消え、
桜が消え、
ワン公は暗黒の奈落に転落していく自分を感じた。
「終わりが来た。今年は初盆や」と声ならぬ声を出して、
目を覚ました。
目の前には、
ドレス姿のワン太郎がいた。
そして、
「パパ。あたしの為に生きてちょうだい🥺」と涙した。
ここに、
ワン公とワン太郎の長きに渡る確執の氷は溶けて、
2人は和解した。
そしてワン太郎の希望で、
ニューハーフアップデートワン太郎という長い名前を、
ワン公は認めた。

多くの職員、従業員の願いをよそに、
ワン公は回復して、
数日前は、
ニューハーフアップデートワン太郎との2人花見に行った。
ある綺麗な桜の花がたくさん飛んで来るので、
ワン公はうれしくなって、
桜の木に触れた。

♢牧カオリのひとこと
「私たちは桜の花びらに過ぎません。この桜の花びらは、時に泣いて時に笑い、時に怒って時に喜ぶ感情のこもった花びらです。けど、時という名の風が吹きつけ花びらは散っていきます。多くが生まれ多くが消える大宇宙の中に、私たちは許された時間の中に咲いている桜の花びらなのです」





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (aokun115)
2025-04-10 23:33:25
凶公さま😌
オヤジは写りこんでしまいましたが美しい桜ですね🌸
ワン公は頑張りましたね🥹
そんな両親の元に生まれても公務員になるなんて✨
お姉さんのお陰もありましたが🎀
本当に立派と思います✨
親子で同じ道も歩いてしまいましたが💋
2人で施設で責任あるお仕事に就いて立派だと思います✨
カオリさんが仰る通りですね🥹
人生と言う限られた時間の中でみんなそれぞれに咲いているんですね🌸
残りの時間も頑張って咲きたいです😌🍀
返信する
Unknown (talk_to_keijiro)
2025-04-11 00:03:47
jasmine様こんばんは🌆

このワン公は様々な疑惑を持つ嫌われ者です。
しかし、
そんな人でも、
人間性はしっかりと持たれています。
だからこそ、
各施設を束ねる法人の理事長に長く就いておられると思います。

私はワン公とコロナを巡って、
電話で怒鳴り合いになり、
翌週、
理事長室に乗り込んでいきました。
その際、
ああだこうだと最初は言い合って全く噛み合わない展開でした。
私はワン公の悪い噂ばかり聞いていたので、
徹底的に喧嘩して当たり前の感情でした。
ところが、
ワン公が戦前のフランス映画のDVD📀を持っていたので、
そのことで話しが合って、
夢中で1時間も映画の話しをしました。
ワン公は物凄く喜んで、
『ヘッドライト』という映画がどれだけ自分の心を捉え、
人生観を変えたのかを熱っぽく語られ、
最後は私が帰る時は、
私の姿が消えるまで見送ってくれました。
結局、
喧嘩に行ったつもりが友情を育んだんですね。
だからこそ言えることは、
人は見かけで判断できないということなのかも知れません。

私だけかもしれませんが、
私はワン公大好きですよ👍
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