
ケイジロウの兄、ケイイチロウと同じ歳で、
ブサイクな四角顔に斜視(いわゆる、ガチャ目)の熊太郎と言う、
空威張りと自慢話に明け暮れて、
多くの人達に嫌われている男がいた。
この男には妻がいたが、
他のイケメンと駆け落ちしてしまった。
その為、
十歳の一人息子のノック君を、
ひとりで育てないといけなくなった。
ノック君は、
卵顔のちびっと知恵遅れした子供やった。
それでも、
熊太郎とノック君は、
ガチな仲良し親子やった。
ある日、
ポケモンのキャラクターイベントがある事を知った熊太郎は、
ノック君と喜んで、やってきた。
そこには、
デカいピカチュウの模型があり、
熊太郎は、
ノック君を驚かそうと、
ピカチュウ模型の口に手を入れた。
そして、
「ピカチュウに噛まれた!ピカチュウに噛まれた!」と叫んだ。
ノック君は、大喜び!!
熊太郎は、満足して、
手を出そうとした時---
手が出ない😱---手が出ない😱😱---手が出ない😱😱😱
熊太郎は、パニくった。
他の子供がピカチュウ言うて近付いて来たら、
「見よろおが❗️」とガナって、追い払った。
手が出ないまま、1時間が過ぎた。
熊太郎は空腹を覚えた。
それで、
ノック君にカロリーメイト買って来させた。
ノック君は、
熊太郎にカロリーメイトを食べさせてあげた。
手が出ないまま、更に1時間が過ぎた。
熊太郎は、
小便したくなった。
それで、
ノック君を通して、
ひとり千円の約束で、十人の子供達に囲ませて、
ノック君がDAISOで買ってきた安鍋に、オシッコした。
その際、
ノック君が、
熊太郎のおシモを握ってあげた。
手が出ないまま、更に1時間が過ぎた。
熊太郎は、
手に激しいしびれを覚え、頭もふらついて来た。
そして、
膝を着いて、白眼剥いて、
「ピカチュウ!お前というやつは---」と呟いて、気絶した。
俺は、
その後の熊太郎のことは、詳しく知らない。
が、
人様から、
100%馬鹿にされたであろうことは、
想像に難くない。
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