雪景色のレクイエム

ある雪国出身のカワノと言う現場作業員の男が、

仕事中に、

電線から落ちた！

腰を痛打して、

療養の為、

故郷の雪国へと帰った。

実家に戻れば、

嫁が駆け落ちしてたので、

寂しく痛いひとり暮らしを余儀なくされた。

冬のど真ん中！

近所に、

オトマツという、

一人暮らしのジジイがいた。

多くの生活習慣病に苦しめられながらも、

必死に生きていた。

ある朝。

郵便を取りに外に出た。

見事な雪景色やった。

オトマツは、

郵便箱まで、

ヨタヨタ歩き。

オトマツの家の前には、

同じ歳のゲンさんがいた。

二人は、

顔を見合わせて、笑顔を浮かべ、

いつものように、

「ほう。ほう。ほう」と、

互いに手を振った。

そこに、

大吹雪直撃！！

オトマツとゲンさんは、

笑顔の「ほう。ほう」ポーズのまま、

凍りつき、

凍死した😱😱

この出来事をすべて見ていた、

カワノは、

多くの人々に非難されたので、

東京に避難した。