
俺の親戚のババはんの花畑に枯葉剤撒いたDQN太郎は、
相変わらず、
ばさばさの長髪を鷄の骨で結いつけた上に、
ふなっしーパジャマ着て、
浮き輪を巻いていた。
そんなDQN太郎も、
近所のあんちゃんに、
給付金が欲しいけど申請書の書き方知らないので、
書いてくれと頼んだ。
あんちゃんが見返り求めたので、
給付金のうち、
9万5千円やることを約束した。
それで、
あんちゃんは喜んで、
申請書を書いてやった。
申請書出しても来ない給付金。
他の人は早く来ていたことを知ったDQN太郎は、
一張羅の着物出して、
仏壇に線香上げて、
百円ショップへと向かった。
そこで、
おもちゃの刀を買ったDQN太郎は、
そのまま役所に行って、
刀を掲げて、
「お前ら、せいばいしてやる!!」と叫んだ!
が、
役所はてんやわんやで、
DQN太郎とか、
眼中になかった。
DQN太郎はDQNながらも理解した。
お役所は、
驚天動地に大変やということを。
DQN太郎はそのまま帰り、
翌週に10万もらって、
近所のあんちゃんに、
9万5千円払った。
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