
コロナ禍の救世主、
ウーバーイーツ!
食い物の宅配は、
ほんに助かる。
けど、
ウーバーイーツのビギニングとして思い浮かべるのは、
昭和にあったという出前。
この出前持ちとのいざこざの思い出を、
馬爺に聞いた。
昭和の30年代(レフティ。大政奉還はこの年代やないぞ!)。
食い物屋、
特に蕎麦屋には、
当たり前のように出前持ちという仕事があった。
これが、
片手でざるそばを15人前程持ち上げ、
もう片方の手で、
バイクや自転車走らせていた。
(今では見事な交通法違反)
やから、
当時の出前持ちは職人気質で、
荒々しかったという。
馬爺が20歳。
交通量も少なく、
出前持ちの姿が、
あちこち見えたという。
そんな馬爺が、
道歩いて、
横に曲がろうとしたら、
若いにいちゃんの出前持ちの自転車と衝突しそうになった。
出前持ちは急ブレーキをかけて、
馬爺は驚いて転んだ!
なのに出前持ちは、
馬爺に詫びることなく、
出前用の蕎麦を確認して、
「蕎麦が無事でよかった」と言った。
馬爺はガチガチガチにキレて、
「この生意気な出前持ちが!お前の店のオヤジに文句つけてやる!」と怒鳴ったので、
出前持ちは、
「すいやせん」と言って頭を下げた。
が、
馬爺の怒りは収まらず、
「どこや⁉️お前の蕎麦屋😡⁉️」と大声出すと、
出前持ちも大声で、
「側や❗️」と言い返した。
馬爺が横を向くと、
ホンマに側に蕎麦屋があった。
呆気に取られた馬爺を残して、
出前持ちは、
走り去った。
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