いずこ島～記憶をリムらせろ！！

アキノリくんの大学時代の話。

かつては、

ヨウイチと、

少年サッカーしてたアキノリくんは、

シンにサッカー⚽️が好きやった。

それで、

サッカーが強いとある私大でも、

サッカー部に入った。

さすがに大学のサッカーはキツい。

しかも、

サッカー部の監督は、

サッカー⚽️の技術と同様に、

精神鍛錬を重視していた。

シンの心はシンのワザを生むという監督の自論で、

メンタル的な訓練もなされた。

その一環が、

レギュラー選手のみの、

メンタル合宿の存在やった。

それは、

いずこ島と呼ばれる、

全く正体不明の島で、

そこで過ごしたことは、

10年間は口外することが許されないルールやった。

また、

この、

いずこ島到着の1時間前には目隠しをされ、

地理的情報を得させない狙いがあった。

だから、

今日に至って、

Wikipediaにさえ記録がない。

徹底秘密主義に終始されていたらしい。

そんな背景のもと、

アキノリくんのレギュラー入りが決定した。

数ヶ月のレギュラー訓練の後、

秘密合宿、

いずこ島へと向かうことになる。

あんじょう、

10年間口外しませんという契約書にサインと捺印させられ、

1時間前に目隠しされて、

いずこ島へと上陸した。

島は緑豊かな上に、

海も青くて美しい💙

そして、

絢爛豪華なホテルがあり、

アキノリくんたちは、

そこで合宿することになった。

合宿とは名ばかりであることが後で判明する。

やって、

各レギュラー選手には、

広くて豪華な、

洋室と和室がある個部屋が、

それぞれ与えられた上に、

年配男性の付き人がそれぞれ付けられた。

この付き人たちは、

自らを「しもべ」と称し、

アキノリくんたちに、

徹底的に従うようにされていた。

アキノリくんがトイレに行こうとすると、

尻拭き係りとして同伴した。

室内の大きな大浴室では、

アキノリくんの体を洗い、

てんかふんまで塗ってあげた。

また、

アキノリくんの買い物からナニから、

この付き人たちは、

嫌な顔ひとつせずに行った。

食事は豪華に豪華！

高級ウニ、

高級アワビ、

黒鯛の活き造り、

松茸、

天然国産ウナギのせいろ蒸し、

松坂牛のステーキ、

高級トリュフ、

高級フォアグラ、

北京ダックetc😋💯

デザートも豪華に豪華！

夕張メロン、

宮崎産マンゴー、

岩手県の「サンフジ」、

石川県「ルビーロマン」、

新高梨etc

しかもドンペリ飲み放題！

アキノリくんは心に、

「今食ってるすべてをもう一度全部食べれることは確実にないやろう」と呟いた。

付き人は、

音程のズレた三味線で、

音痴な島唄を歌い、

アキノリくんの食事をまずくした😔

ドンペリの飲み過ぎでアキノリくんはのぼせ上がり、

付き人に、

「後でかわいい奴に俺のアソコをしゃぶらせろ」と言った。

付き人は一瞬戸惑ったが、

「わかりました」と深々と頭を下げて言った。

すっかり酔いがまわったアキノリくんは、

そのままベッドに横になった。

付き人が電気を消すと、

完璧な暗闇となった。

都会暮らしのアキノリくんは、

ナンらかの明かりに慣れていたので、

この暗闇は感動やった。

風が吹きつける音と、

波の音。

すっかり気持ちよくなったアキノリくんは、

股間に暖かくも湿ったものが気持ちよく絡む感覚のうちに寝入ってしまった。

翌朝はいつまでも寝てよいルールで、

目が覚めると、

鹿児島県産の黒豚ベーコンと、

高級フルーツをふんだんに使ったホットケーキ、

ジャコウ猫のうんちコーヒーと、

これまた豪華ざんまい！

船に乗って帰る時には、

アキノリくんの付き人は、

泣きじゃくった。

アキノリくんも心に哀しさを感じてしまった。

やって、

もう二度と会えないから------

船に乗ると、

すぐにアキノリくんは1時間の目隠しをされた。

1時間後、

この場で最初で最後のいずこ島の話を、

アキノリくんと監督が交わすことになった。

アキノリくんは、

豪華な個室に超豪華な食事、

島の美しい景色を語り、

そして股間の甘美な戯れの夜を語った。

すると、

監督は怪訝そうに、

アキノリくんに、

「あそこのホテルでお前たちにオンナは付けてない。だからお前のアソコを舐めたのは------」

アキノリくんは超ギレ🤬💯して、

「あのオヤジ❗️❗️」と叫んだ！

しかし、

このいずこ島の秘密は、

契約書のルールの中で守られた。

そして、

10年の時が経ち、

秘密は解禁されたが、

いずこ島がどこにあるかがわからないので、

たわごとランク扱いになるのがオチやった。

そんな中での、

アキノリくんのいずこ島での教訓。

『たくさんの絢爛豪華さに囲まれ、極楽気分になっても、一線を超えた願いことが、極楽から地獄に堕ちていく契機となる。監督はメンタル訓練として、それを俺に教えてくれた。股間の気持ちよくも不愉快な温かみとともに』