三階堂文雄（さんかいどうふみお）～フィーリングを感じる男の結末

40代手前の男、

三階堂文雄（さんかいどうふみお）は、

かつては資産家の地位にあったけど、

母親がオレオレ詐欺に引っかかって、

資産が消えた。

（しかも、逮捕されたオレオレ詐欺の受け子によると、本当は二階堂という資産家を狙ってたのが、間違って、三階堂文雄の家に詐欺通話をしたとのことやった😳当然、金が戻ることはなかった）

そんな三階堂文雄の現在は、

かつての行きつけの高級レストランの店員やった。

三階堂文雄は勘が強いことから、

すぐに場の雰囲気を把握するので、

レストランオーナーからは、

フィーリングを感じる男と呼ばれ、

可愛がられた。

また、

お客からも、

喜ばれた。

そんなとある冬の日。

その日は13日の金曜日に加え、

仏滅の三隣亡やった😬

高級シャンパンを注文した白髪の紳士👨‍🦳が着いたテーブルに、

三階堂文雄がシャンパンを持って来て、

栓を開けようとした時、

思わず手が滑って、

シャンパンが傾き、

「パコーン❗️❗️」という音とともに、

シャンパンの栓はそのまま白髪の紳士👨‍🦳の顔面を直撃した😱

顔を押さえて蹲る白髪の紳士👨‍🦳のそばに、

顔面蒼白の店のお偉方が集まり、

三階堂文雄を叱り付けた。

三階堂文雄は、

激怒のフィーリングを感じたので、

自身も、

「よけないお客様が悪いんです🤬👎」と激怒モードで言い訳した。

すると、

白髪の紳士が、

バスケ🏀級に腫れた顔を三階堂文雄に向けて、

「死刑や🤬お前は🤬」と言った。

その日、

フィーリングがわかる男の三階堂文雄は、

制服をクリーニングして送る旨の趣旨を店側に伝えた。

オーナー側も、

すぐに口座に給与を振り込む旨を述べ、

ここに、

三階堂文雄の解雇が成立し、

13日の金曜日にして仏滅三隣亡を彩ることとなった。