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ケイシロウとトークアバウト

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情け知らずの詩

2020-08-25 16:40:00 | 日記




マキという女子高生がいた。

苦しいながらの母子家庭で、
自分と小さな妹を、
苦労に苦労して育ててくれた母のナオミが、
末期のリンパ腺癌に犯された😧

マキは覚えていた。
母ナオミは、
どんなにきつく悲しい時でも、
自分と妹を励ましに励ましてくれたことを。
そんな母親が、
全身チューブ状態にありながらも、
二人の娘を心配する。
マキはナオミに言った。
「あたしたちはいいの。お母さん自身は何を望んでいるの❓」、と。

ナオミは涙を流して言った。
「あたしを捨てたお母さんに会いたい」
ナオミは、
幼少時に、
実母に捨てられていた。
親戚をたらいまわしにされた辛い記憶は、
決して、
二人の娘にはさせないという決意へと変わっていったという。

マキは、
ナオミの実母にして祖母のフデコに、
闘病生活のあらましや、
ナオミの心境を手紙に綴った。

が、
フデコの返信封書には、
こう書かれていた。
「知らんわ❗️おんどれ❗️」

ガチガチガチにキレたマキは、
フデコの住所を訪ねた。
大豪邸やった😳
中に入った。
そして知った。
自分の祖母が、
ヤクザの組長やったことを😳😳

それでも勇気出してフデコに会った。
応接間に通されたマキは、
どっぷりと太り、
眉毛を剃ったフデコと対面していた。
家政婦が茶を運んできた。
フデコは湯呑みに入った茶を見て、家政婦に、
「茶の葉が足らんわ!今度、こんなもん持ってきたさかい、あばら折らせてもらうわ」と言った。

マキは恐ろしくて、
心臓バクバクやったけど、
母ナオミのために頑張った。
そして、
改めて、
フデコにナオミと会ってくれと頼んだ。
が、
フデコは、
「娘とか知らなんだ!あても昔はしょうもない牝犬よってに、野犬の一匹や二匹は棄てたわ」と言った。
マキはガチギレして、
「野犬だなんて、ひどい😠せめて忠犬って言ってください😡‼️」と怒鳴った!
フデコは逆ギレして、
「怒るな💢同じ犬に違いはあらへんでっしゃろが‼️」と怒鳴り返した!

が、
互いに、
冷静に話しを進めて、
ひとつの結論に至った。
それは、
フデコが、
捨てた我が子であるナオミに会うことが、
怖いということを---

(ケイジロウ、長くなるから、続きを後で出すわ!)




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