
江戸時代のとある寺に、
ガチに強欲な坊主がいた。
現代の坊主顔負けに、
仏教の基本である三宝(さんぽうと読む。仏と教えと坊さんを三つの尊い宝と表した教理)を、
金、金、金の三宝として、
好き放題に生きた。
そして、
この寺の形が小判型であった為、
世間から、
銭寺と陰口されていた。
時は移り現代。
この寺は、
後継ぎが絶えたことで、
ボロボロの廃寺と化していた。
故に、
銭形廃寺(ぜにがたはいじ)と呼ばれ、
一種の心霊スポットになっていた。
ここに怖いもの好きな高校生のグループが、
深夜に、
銭形廃寺(ぜにがたはいじ)に忍び込み、
肝試しをすることにした。
懐中電灯🔦を持って、
真っ暗な荒れ寺散策の高校生たちは、
肝試し慣れしてるのか、
怖がる気配もなく、
鼻唄散策😳
グループの一人が、
崩れかけた仏像の足元に置かれているボロボロの巻物を手にした。
そして、
書かれている文字を、
読み上げた、
「なんみょうホウレンごんぎょう坊や。なんみょうホウレンごんぎょう坊や。なんみょうホウレンごんぎょう坊や」
------そしたら、
いきなり天井が破れて、
真っ白な顔に血管浮かび上がらせた子どもが、
巻物持った高校生に飛びついて、
「ジョーラクがジョー‼️」と叫んで、
首筋にしがみついた!
全員絶叫して逃げた❗️
そして、
ごんぎょう坊やにしがみつかれた高校生の首筋には、
数珠玉の痕が残り、
40時間の激痛に苦しんだ。
この高校生が、
40時間の勤行をしたら、
痛みが治まることを知ったのは、
この出来事の、
40日後やった。
そして、
この高校生グループが、
その後、
心霊スポットめぐりや肝試しをやめたことは、
言うまでもない!
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