ツバメちゃんとモミジちゃんは、
友達のアリサが、
駅前で、
知らないイケメンに誘われた話しを聞いた。
イケメンはこの日だけは、
アリサと過ごしたいと言い、
高級レストランで食事して、
宝石💎買ってもらって、
カラオケ🎤行って、
10万円ほどの小遣いくれて別れたと言う。
アリサは、
「生きてて一度か二度しかないハイレベルにおハッピー😃だったわ」と、
うれしそうに言った。
ツバメちゃんとモミジちゃんは、
アリサがうらやましくて仕方がなかった。
それで、
二人で、
高級ワンピース🩱🩱着て、
駅前に立っていた。
と、
そこに、
さわやか系イケメンが車から、
ツバメちゃん達に声をかけた。
「ぼくとおいでよ!」、と。
ツバメちゃんとモミジちゃんは喜んで、
イケメンの車に乗った。
車は高級レストランに向かったが、
通り過ぎた。
宝石店の方向に来たが、
そこも通り過ぎた。
車はそのまま、
遠方の山道へと向かった。
ツバメちゃんとモミジちゃんが車から降りると、
眼前には、
広い田んぼが広がっていた。
イケメンは、
「田植え機が故障しちゃってね。それで、キミらで田植えしてくれない?」と頼んだ。
ツバメちゃんは恐る恐る、
「嫌だと言ったら------?」と尋ねると、
イケメンはニコッとして、
「生きて帰れないよ」と言った。
仕方なく、
ツバメちゃんとモミジちゃんは、
高級ワンピースを泥だらけにしながら田植えした。
イケメンに手伝ってもらいたかったけど、
イケメンは、
田んぼの前の土に目を閉じて手を当てていた。
モミジちゃんが、
「お手伝いしちゃってワレ!」と言うと、
イケメンのそばにいた百姓のオヤジが、
「若様は土地神様をなだめてるんだ!そんなことも知らねーのか⁉️」とガナるので、
モミジちゃんは、
「知るか⁉️そんなこと❗️」と怒鳴り返し、
ツバメちゃんも、
「オヤジが手伝え❗️」と叫んだ!
が、
百姓のオヤジは、
「まだ、わかんねーのか⁉️これは若様と土地神様の戦いなんや⁉️」とガナった!
モミジちゃんは、
「だから、わかんねーから聞いとんやろが❗️」と怒鳴り返した!
田植えが終わると、
小汚い農家のばあちゃんが、
「ご飯ですじゃ。焦げ飯とたくわんですじゃ」と言い、
二人は黒くて苦い焦げ飯と、
塩分が多いたくわんをご馳走になった。
その際、
ばあちゃんは厳しく、
「おかわりはなりませんぞ❗️」と凄んだ!
やがて、
農作物を積んだ小型トラックの荷台に、
ツバメちゃんとモミジちゃんは乗せられて、
家まで送られることになった。
その際、
イケメンが、
「きょうはありがとう😊キミたちのことは、カンボジア🇰🇭に行っても忘れないよ」と声をかけた。
小型トラックが走り出した。
荷台にいるツバメちゃんとモミジちゃんは、
泣き出して😭😭
「ナンてむごい結末なの❗️」と叫んだ!