えつこのマンマダイアリー

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ラベンダーに包まれて ~ラベンダースティック&モイストポプリ~

2015年06月16日 | ハーブ&アロマ

 先週、川崎の農家でラベンダーを摘んできました。昨年の5月に紹介されたその農家の新聞記事を見て、6月後半に連絡してみたところ、すでに刈り取られた後でした(^_^; 今年こそはタイミングを逃すまいと、昨秋から訪問したりマメに連絡をとったりした結果、ベストのタイミングで収穫できました(*^▽^*)v
 その農家さんの名前や連絡先を記したいのですが、残念ながら叶いません。本来は精油を採るのが目的で栽培しているので、個人の顧客には公式に開放していないところを、特別な計らいで分けていただいたからです。
 1本1本を大事にしながら、ラベンダースティックを作りました。

 また、昨年作ったときの残りを1年間干したものを使って、モイストポプリを作りました。

 両者を、画像とともに紹介します。
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)

 

 

 

<ラベンダースティック>

 トップ画像のラベンダーを、むせるほどのかぐわしい香りの中で自由に刈り取らせていただき、150本(約400g)を10円/本で分けてもらいました。
   
 花が咲き始める直前の頃合で収穫すると、花粉が散らず、スティックを編むのに向いているそうです。今年は例年より10日ほど早かったようです。
 昨年の「濃紫早咲き3号」(北海道産)より茎も花穂も長く、蕾も細長いです。

 ラバンジン系のグロッソ(学名はLavandula × intermedia 'Grosso')という品種で、フランスのMonsieur Grosso氏が作り出したものだそうです。こちらのサイトによると、「イングリッシュラベンダーとスパイクラベンダーとの自然交配や人工交配によって生まれた品種」とあり、こちらのサイトによれば、「イングリッシュ(angustifolia)とスパイク(atifolia)の交配種」とあります。
 ラベンダーの品種は、自然交雑種・人工交配種ともに多岐にわたり、品種分類は複雑でむずかしいようですね。一つの例として、くだんのサイトより、こちらの系統解説を引用しておきます。

 そのサイトに「ハチやチョウが多く群がるほどの甘く強い香り」とあるように、鮮やかな芳香を放ち、畑には沢山の蜂やモンシロチョウが飛び交っていました。

 昨年と同様のラベンダースティックを作りました(作り方はこちらの記事をご参照ください。ラベンダーについての詳説も載せています)。

    
 1本どり×9本・11本・13本、2本どり×7本(14本)の4種類作りました。茎がしっかりしているので、とても編みやすかったです。
 乾燥してくると折れやすいので、霧吹きで水をかけながら作業するといいですよ。
 切り落とした茎や葉は、ティーバッグに入れて入浴に使いました。

 余すことなく編んだので、今年はドライにできず...来年はもう少し多く収穫したいと思います。Mさん、ご厚意に感謝します。来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

 あ...そのMさんの奥さま、グロッソの茎の長さを活かし、50本使って肩たたき用のスティックを作られていました。よい具合にしなるし、たたくと香りが漂い、気持ちがよいのだとか...。編むのは大変そうですが、よいアイディアですね。
 

 

<モイストポプリ(アロマソルト)>

  
 1年間干しておいた「濃紫早咲き3号」の花(画像は1年前のもの)を外すと、たったこれだけに...(^_^; 

      
 こちらは、5年前にハーブ&アロマ教室で作ったモイストポプリ...ですが、なんと、ひっくり返してしまったので、↑の自家製ラベンダーを使ってまた作ることにしたというわけです(^_^;

 たまたま「多摩市立グリーンライブセンター」で閲覧したハーブの雑誌(雑誌名を控えてくるのを忘れてしまいましたm(__)m*)に、ラベンダーとブルーマロウでとったティーで塩を染めて作るレシピが載っていたので、それを参考にしました。
 * 後日追記(2015.7.12):フレグランスジャーナル社の『The Herbs』の#279です。

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<材料> 

ラベンダー         5g
ブルーマロウ        2g
自然塩        70g*×2
ラベンダー精油   5滴×2
お湯        100ml×2 
 * オリジナルレシピでは、200gの塩を3等分し、ラベンダーソルト・ブルーマロウソルト・プレーンのソルトの3種類を作るようになっているので、ここでは70gとしました。         

<作り方> 
1.100mlの湯にラベンダーとブルーマロウをそれぞれ入れ、濃いめのティーを作る。
2.2枚の平たい皿にそれぞれ塩を広げ、1のティーをひたひた程度にかける。
3.600~800wの電子レンジで15~30秒ずつ加熱し、混ぜては加熱する作業を何回か繰り返して乾かす。
4.精油をそれぞれ5滴加えて混ぜる。
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 ラベンダーの方は...紫色にならなかったので、入浴に使うことに...(^_^;
 尚、赤紫色のホタルブクロでもきれいな色のティーが出ます。庭にあるのですが、量が足りず...。

 ⇒ 
 ブルーマロウは濃厚な紫色のティーができました。

<後日追記 (2015.6.18)>
 きゃぁぁぁ! ドライラベンダーとブルーマロウの画像を見ていて、初めて気づきました。私、量を逆にしていたみたい...ラベンダーを2g、マロウを5gにしていたんですw(☆o◎)w だから、ラベンダーの色が出ず、マロウは濃く出たのだわ......。お恥ずかしい(^_^;;;;;;;
 この記事を参考にしてモイストポプリを作ろうとなさっているみなさま、どうぞ私と同じ轍を踏まないでくださいね(^_^;

 


 白のままのソルト・紫色の濃淡のソルトと、3色のモイストソルトを用意しました。画像からはわかりづらいのですが、左のブルーマロウは、ティーに酢を少々垂らしたので、赤味がかった結果、右のより濃い紫色になりました。
 尚、使った塩の総量は上記レシピとは異なります。グラスに塩を入れて量を測ったので、実際に何gだったかはわかりません(^_^; (ティーがだいぶ余りました。)

      
 香りづけに使った精油は、この農家さんにサービスでもらった純正精油(2ml)です。立派な蒸留器で作っていらっしゃいますが、1日に採れる量はわずかだそうです。
 くだんのサイトに「オイルを作り出すラベンダーの中では第一級品」とあるように、手につけるとサラサラしていてすぐに吸収されます。もちろん、香りは爽やか、かつ濃厚!

  

 3種類のモイストソルトと、ドライのラベンダー・ブルーマロウを交互に重ね、レイヤーにしていきます。

     ⇒  
 淡い色のソルトの入れ方を失敗...上半分が汚くなりました(^_^; トップに載せたのは、ドライのローズバッドです。
 少しずつ残ったので、ミニびんでも作りました。近々会う予定の友人へのギフトにしましょう! 

  
[左] リンク画像で見られる真ん中にある赤いものは、梅干しみたいですが、これもローズバッドです(^_^;
[右] たまたま手許にあったラベンダー柄のシールを、丸く切って貼ってみました。高校の先輩、玉村豊男さんデザインのシールです。

 

▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  

NHKの「あさイチ」(2015年5月29日放送分)の「香り楽しむ ラベンダー」というコーナーで、ガーデナーの永江晴子さんがラベンダーのさまざまな楽しみ方を紹介していました。アイピロー乳酸飲料ジューススウィーツなど。ぜひご参照ください。
 中でも興味を引かれたのは、鍋でラベンダーの蒸留水を作るラベンダーウォーターの作り方です。蒸留器がなくてもできそうですよ。来年はチャレンジしたいな。

 

 こちらは、ラベンダーの香りのするショルダーピローです。 
   
 神戸市にある「布引(ぬのびき)ハーブ園」で昨秋求めたものです。
 因みに、ハンガーは、自分でステンシルした手作り品です(*^_^*)

 

 こちらはおまけ...
      
 この農家からの帰途に寄ったカフェの様子です。あ、ブルーベリーソルベを食したのは妹ですからね。私、冷たいものをこんなに食べたらお腹壊しちゃう...(^_^; 私のはバナナシフォンです。

 

 そして、さらにおまけ...
 先月、くだんのハーブ&アロマ教室で作ったプリザーブドフラワーのコサージュです。全然関係ないおまけですね(^_^;

        
 2色のバラ・紫陽花・かすみ草・アイビーで作りました。

 


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