(↑妹作製のシューキーパー)
通っているハーブ&アロマ教室で、香りがよく、防虫効果も高いシューキーパーを作りました。高温多湿のこの時季に、特に効果を発揮しそうです。
以下、教室で教わったことを中心にまとめます。
<高温多湿の時季を爽やかな足元で過ごすには...>
靴にエッセンシャルオイルを...
外出時や外出先で、靴の爪先にエッセンシャルオイルを一滴たらしましょう
ティートゥリー(カビ除け効果)・パイン(:松 デオドラント効果)・レモンが向きます。
足浴(足湯)にエッセンシャルオイルを...
熱めのお湯にエッセンシャルオイルを2~3滴たらしましょう
ティートゥリー・ラベンダー・ローズマリー むくみには、ジュニパー・サイプレス・グレープフルーツ*が向きます。
*グレープフルーツには光毒性があるので、使った後に肌を直射日光に当てるのは避けましょう。
光毒性とは、皮膚についた状態で紫外線に当たると皮膚に害を及ぼす性質で、ベルガモットやレモンなどの柑橘系に多いですが、オレンジ・スィートやマンダリンにはありません。また、ベルガモットの精油には、予め光毒性を取り除いたものもあります。
光毒性についての詳説は、こちらをご参照ください。
また、みかんなど柑橘系の皮を浴槽に入れると肌がヒリヒリするような人は、使用を避ける方が無難です。
シューキーパーで靴を爽やかに...
そもそも、シューキーパーとは靴を長持ちさせるための器具のことで、形を保ったり防臭・防湿が目的なので、木製が始まりですね。
Wikipediaによると、木製のものに限って「シューツリー(shoe tree)」とも呼ぶようです。
一方、ここで言うシューキーパーとは、ドライハーブを利用し、防臭・防虫・抗菌・防カビ効果を主目的とした布製のものです。
それらの効果のあるドライハーブを手芸綿でくるんで布に入れ、シューキーパーを作りしましょう(下記参照)。
セージ・タイム・ペパーミント・ラベンダー・ローズマリーなどが向きます。
なお、使い古しの靴下やストッキングに、重曹・ドライハーブ・エッセンシャルオイル(以上の材料を不織布のティーバッグなどに入れるとよい)を
入れるだけでも、立派なシューキーパーになります(#^.^#)(※こんなサイトを見つけましたよ。可愛いですね。)
<手作りシューキーパー>
【材料】 (できあがりサイズ 約17×8cm1足分)
綿布 20×11cm 4枚 手芸綿 適宜 リボン(幅1cm前後) 40cm 2本
クローブ(ホール) 10粒 ドライハーブ 適宜 (例: ラベンダー大さじ4・ペパーミント大2・タイム大1・ローズマリー大1)
布の大きさには縫い代(5mm)を含んでいるので、型紙のサイズは布の大きさと同じです。お好みで爪先のカーブをつけてください。子供用の布と型紙は8×6cmです。
【作り方】
1.ドライハーブをポリ袋の中で混ぜ合わせ、手で揉んで香りを出しておく。葉物は小さく砕いてから混ぜる。
2.布4枚を型紙どおりに切る。2枚を中表に合わせ、縫い代を5mmとり、上端を残して縫い合わせる。木綿糸を2本どりで縫うと丈夫です。
上端はピンキングばさみで始末しておくか、数ミリ内側に折り返して縫っておく。
これを2つ作る。
3.布を表に返し、2つに手で折ったクローブを5粒ずつ爪先部分に入れる。
4.1のハーブを半量ずつ綿にくるみ、3に詰める。結び口を5cmほど残す。
5.リボンで結ぶ(結んでから縫いつけるとほどけにくい)。
あるいは、上端から5cmほどのところでぐし縫いし、糸を絞って口を閉じてからリボンを結ぶと、きれいに仕上がる。
できあがりました!
ぐし縫いせず、リボンで直接結んであります。ほどけやすいですが、中身を入れ替えたり、リボンを取り替えたりするのが簡単という利点もありますね。
靴のサイズによって布のサイズを加減し、いろいろな大きさのを作るとよいですね。とても簡単ですから、作ってみてください。
なお、過去に、別の形のシューキーパーを紹介しています。興味のある方はそちらも併せてご覧ください。