過去記事「ご案内:『平和を語り継ぐ三世代のつどい』」でお知らせしたように、絵本『百のうた 千の想い 甦る平和百人一首』の原画展と「サダコと折鶴」展を稲城市城山体験学習館で只今開催中です。
展示会場に折鶴コーナーを設けているので、老若男女問わずいろいろな方が立ち寄っては鶴を折って行ってくださいます。中には、普通の折鶴だけではなく、私の折ったことも見たこともない鶴を折ってくださる方もいらして、思わぬ収穫?!が得られます。
今回はそのうちの1つをご紹介します。実は「親子おんぶ鶴」とは私が勝手に命名したもので、本当の名前もオリジナルの作者もわかりません。それどころか、折り手もどんな方か存じ上げないのです。その場にいた者によると、50代の男性だったとか。
折鶴の姿が微笑ましかったのと、折り方に興味を覚えたので、分解して分析、自己流で折ってみました。正しいかどうかわかりませんが、ご紹介してみます。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。 ★17.5cm四方の折り紙を使っています。)
これ、親鶴の翼の上に子鶴が乗っているのですが、親鶴と子鶴は翼同士でつながっているのです。糊づけしてあるのではないのですよ。展開図はこうなっています:
子鶴の折り紙の一辺を親鶴の一辺の2分の1より少し小さめになるように折り紙を切リ出して※から折るようです。
黒線部分2箇所に切り込みが入っていて(数ミリを残して親と子の紙の間を切る&親の翼の中心に縦に2センチほど)、親鶴と子鶴はこの数ミリでつながっています。
※2009.2.28追記:
私の折紙の師匠がこの記事を見て、正しい切り出し方を教えてくれました。
親鶴の4分の1の正方形の中点を子鶴全体の中点にするように子鶴の紙を切り出す(この中点を中心に前後等分の長さをとり、それを子鶴の正方形の一辺とする)と、親鶴の翼の縦中心に子鶴が乗るのだそうです。子鶴の大きさはいろいろ変えられますね。/追記終わり
何回か私なりに折ってみて編み出した?手順は、
・親鶴の翼に切り込みを入れてから、色つき側が表になるように&親と子が翼部分でつながるように親鶴を折り、一旦開いて最初に戻す。
・親鶴と子鶴の間に切り込みを入れ、白が表になるように&やはりつながりを考えて子鶴を折る
・再び親鶴を折る
・親鶴の翼を開き、切り込みの間から子鶴をくぐらせて親の翼の上に出し、子鶴を広げる。
いきなり子鶴を折ってしまってもよいのですが、子鶴をぶら下げながら親鶴を折っていると、ちぎれたりしまうのです。(私が不器用なだけかも???) ということで、私は急がば回ることにしました。
この説明だけでわかるかな~、わからないかな~、わからないだろうな~!?
ということで、画像を用意しました。
① ② ③
⇒⇒⇒
①②子鶴部分をつけたまま親鶴を折る ③一旦広げて、親と子の間に切り込みを入れる
④ ⑤ ⑥
⇒⇒⇒
④~⑧子鶴を折る
⑦ ⑧ ⑨
⇒⇒⇒
⑨親鶴を再び折り、翼を広げる
⑩ ⑪
⇒⇒
⑪子鶴を切り込みからくぐらせて上に出す 首を折ってできあがり!
「これでもわからないかな~、わかるかな~、わからないかな~?!」の管理人でした。
展示会場に折鶴コーナーを設けているので、老若男女問わずいろいろな方が立ち寄っては鶴を折って行ってくださいます。中には、普通の折鶴だけではなく、私の折ったことも見たこともない鶴を折ってくださる方もいらして、思わぬ収穫?!が得られます。
今回はそのうちの1つをご紹介します。実は「親子おんぶ鶴」とは私が勝手に命名したもので、本当の名前もオリジナルの作者もわかりません。それどころか、折り手もどんな方か存じ上げないのです。その場にいた者によると、50代の男性だったとか。
折鶴の姿が微笑ましかったのと、折り方に興味を覚えたので、分解して分析、自己流で折ってみました。正しいかどうかわかりませんが、ご紹介してみます。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。 ★17.5cm四方の折り紙を使っています。)
これ、親鶴の翼の上に子鶴が乗っているのですが、親鶴と子鶴は翼同士でつながっているのです。糊づけしてあるのではないのですよ。展開図はこうなっています:
子鶴の折り紙の一辺を親鶴の一辺の2分の1より少し小さめになるように折り紙を切リ出して※から折るようです。
黒線部分2箇所に切り込みが入っていて(数ミリを残して親と子の紙の間を切る&親の翼の中心に縦に2センチほど)、親鶴と子鶴はこの数ミリでつながっています。
※2009.2.28追記:
私の折紙の師匠がこの記事を見て、正しい切り出し方を教えてくれました。
親鶴の4分の1の正方形の中点を子鶴全体の中点にするように子鶴の紙を切り出す(この中点を中心に前後等分の長さをとり、それを子鶴の正方形の一辺とする)と、親鶴の翼の縦中心に子鶴が乗るのだそうです。子鶴の大きさはいろいろ変えられますね。/追記終わり
何回か私なりに折ってみて編み出した?手順は、
・親鶴の翼に切り込みを入れてから、色つき側が表になるように&親と子が翼部分でつながるように親鶴を折り、一旦開いて最初に戻す。
・親鶴と子鶴の間に切り込みを入れ、白が表になるように&やはりつながりを考えて子鶴を折る
・再び親鶴を折る
・親鶴の翼を開き、切り込みの間から子鶴をくぐらせて親の翼の上に出し、子鶴を広げる。
いきなり子鶴を折ってしまってもよいのですが、子鶴をぶら下げながら親鶴を折っていると、ちぎれたりしまうのです。(私が不器用なだけかも???) ということで、私は急がば回ることにしました。
この説明だけでわかるかな~、わからないかな~、わからないだろうな~!?
ということで、画像を用意しました。
① ② ③
⇒⇒⇒
①②子鶴部分をつけたまま親鶴を折る ③一旦広げて、親と子の間に切り込みを入れる
④ ⑤ ⑥
⇒⇒⇒
④~⑧子鶴を折る
⑦ ⑧ ⑨
⇒⇒⇒
⑨親鶴を再び折り、翼を広げる
⑩ ⑪
⇒⇒
⑪子鶴を切り込みからくぐらせて上に出す 首を折ってできあがり!
「これでもわからないかな~、わかるかな~、わからないかな~?!」の管理人でした。