(↑教室の先生の作品)
通っているハーブ&アロマ教室で、香りのよいリングピローを作りました。本来の用途は、結婚式での指輪交換等のため、指輪をリボンで結んで置いておくものですが、メガネや鍵置きにも使えます。また、香りがよいので枕元に置いたり、飾りとして使ったりもできます。
教わったものは、ビターオレンジ(橙:ダイダイ)の花、オレンジブロッサムをモチーフとしたリボンフラワーを飾り、ビターオレンジの花から採れる精油、ネロリで香りをつけたポプリが中に入れてあります。
<橙 豆知識> (教室の先生の話とネット情報からまとめました)
花: 直径2.5cmほどのクリーム色で、初夏に咲く
ヨーロッパでは花は純潔を表わし、花嫁の髪飾りに用いられる
日本でも、「ダイダイ→代々→子孫繁栄」ということで縁起のよい植物とされ、鏡餅の上に実を載せたりして使われてきた
効用: 強壮・抑鬱・鎮静(ショック症状・ヒステリーにも効く)・細胞促進・消臭・皮膚軟化・殺菌
総じて、老化防止によく効き、特にフランキンセンスとの組み合わせは最強といわれる
☆こちらのサイトで、花の画像と効用についての詳説を見ることができる
精油: 花から採る精油がネロリ
果実(スウィートオレンジ)から摂る精油がビターオレンジ
葉・木から摂る精油がプチグレイン
3種類を組み合わせてもよい
なお、深い落込みにはネロリが、軽い落込みにはプチグレインがよいとされている
「ネロリ」の語源: 次のような話が伝えられているようです(日本語のWikipediaより):
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17世紀イタリアのブラッチャーノ公妃マリー・アンヌ・ド・ラ・トレモワイユ(Marie Anne de La Trémoille)は夫であるフラヴィオ・オルシーニとともにネーロラのオルシーニ城に住んでいたことからネーロラの公妃と呼ばれていた。当時ヨーロッパの貴族の間では革手袋の着用が流行していたが、革製品には悪臭があったため、これを精油などで香りをつけてマスキングしていた。マリー・アンヌは手袋につける精油に、ダイダイの花の精油を愛用していたと言われており、その香りの良さから彼女の手袋はネロリの手袋と呼ばれ、精油はネロリと呼ばれるようになったとされる。
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注:くだんの文中でリンクが張られている英語の解説@Wikipediaによると...
マリー・アンヌは若くして結婚した初婚相手と死別後、くだんのオルシーニ侯と再婚。さらに、オルシーニ侯が彼女に残したローマでのフランス政党の主導権を利用し、スペインでの権力をも手中に収め、長年に亘って暗躍した様子ですね。当時としては超長命(80歳)の晩年まで続いたようですから、なかなかのやり手だったのですね(#^.^#)
<オレンジブロッサムのリングピロー>
材料の布類(他に、手芸用綿・綿棒・ワイヤーなど) ポプリ(接着糊がついた不織布に入れ、アイロンでくっつけます)
ポプリには、オレンジブロッサム・ローズペタル・レモンバーベナ・クローブ(ホール)・乳香(フランキンセンス)の樹脂を使い、精油としてネロリ・ラベンダー・スウィートオレンジ・コリアンダーを1滴ずつ加えてあります。
また、花の花芯として、短く切った綿棒の先にレモンバーベナの香水を染み込ませ、リボンで巻きます。レモンバーベナの効用は、鎮静・強壮・健胃・抗感染・抗炎症・組織再生・抑鬱・腎機能促進(むくみ解消)などで、気管支炎・鼻づまりにも効くそうです。
プロセスを撮るのを忘れまして...いきなりできあがりです(^_^;
花も葉もワイヤ入りリボンを使っているので形を作りやすく、見た目ほど手がかかっていません。また、接着のほとんど(リボンも含む)をグルーガンとワイヤで行っており、糸を使ったのは、本体の布を縫い合わせるときと周りの細いレースをつけるときだけなので、見た目より早く仕上がっています。ポプリと香水の良い香りに癒されますよ(#^.^#)
娘の結婚式は2年前にすんでしまった&息子はいつ結婚するか皆目未定(^_^;なので、置き用にするためにリボンの位置と向きを変えました。老眼鏡を載せたところをリンク画像に入れたので、クリックしてご覧ください。
実際よい香りがしていますよ(#^.^#)
私は不器用&とろいので、教室で他の生徒さんのペースについていくのが精一杯。そのため、あんまりきれいに作れませんでした。自分ではもっとあぁしたい、こうすればよかった、というのがあるのですが...。
まぁ、一人で作っていたら、きっと最後まで仕上がらないうちに放り出していたかも...(^_^;
めがね置き・・・飾っておきたいです。
うっとうしい時だからこそ
このような素敵なもの創りを楽しみたいですね。
よい香りが漂ってくるようです。
うっとうしい季節ですが、しとしと雨降りの一日を、どこにも出かけないで好きなクラフトをして過ごしたり、「一人ティータイム」しながら読書して過ごしたりするのも、悪くはないですよね。
老眼やら肩凝りやらが妨げとなり、最近は思うようにそういうこともできなくなってきておりますが...この年齢で、まだ早いですよねぇ、こんなこと言うのも。とほほ(^_^;
あまりにも素敵な香りで なんだか懐かしさもあって それ以来 私の憧れの香りになりました。
精油はお高くて 買えないので ウォーターで代用してます^^;
takuetsuさん 不器用にはとても見えませんよ。折り紙も器用に折ってらしてて~。
ピロー 素敵に出来てますね。メガネも喜んでいるようです。
バラのMPソープ、素敵ですね(#^.^#)
やはりネロリお好きなんですね。同じ柑橘系でも、レモン系のすっきりした香りとまた違いますよね。もうちょっと色っぽい?香りといいますか...。
別に謙遜や卑下しているわけではないのですよ~。できあがった作品だけを見れば、作業そのものは丁寧(自分で言うのもなんですが...)なのでそれなりに見えると思いますが、手先は本当に不器用なんです。私が作業しているときの手つきをご覧いただければおわかりと思います(^_^;
手先の器用な人は、同じ作業をしてもいともたやすくしているように見えるし、さまになっているし、作業も早いですよね。私の場合は、「簡単なことなのに、とても大変なことをやっているように見える&ぶざま&作業が遅い」のです。とほほ。