「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事と2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。
なお、かなづかいや句読点は原文のままとするので、読みづらい点はご了承ください。
平和百人一首
朝露を葉の面にとどめはつはつに 白蓮の花ひらき初めたり
東京都杉並区本田町 洞 俊子
早朝、近くの公園を散歩いたしました折、人気もない池の端にたたずんで、蓮の花のひらき初める。あのかすかな音を、なんとなくなつかしくきいた事がありました。 その時の思ひのままを、一首に託して、よみあげたのであります。 (俊子)
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