岩田拓郎のほっとTIME

俳句、白血病闘病記、地域活動、趣味の世界、
地域の話題などを綴ります。

闘病日記7/26

2016-07-26 19:56:12 | 俳句
抗がん剤点滴は、本日午後3時にようやく終わりました。
日曜日までは、普段あまり見ることが出来ない大相撲を楽しんでいました。
ポケモンGOのニュースも朝から晩まで各局ともやっていました。
私も、一応スマホにダウンロードしてやってみましたが、病室でゲット出来たのは、フシギダネ1個だけでした。病院のすぐ前には、ポケストップがありますが、いかんせん、今は出歩くことは出来ません。
そして、今朝からのニュースは、相模原市の福祉施設での大量殺人事件。
19人もの施設利用者が殺され、26人が重軽傷を負うという、戦後最悪レベルの凶行、惨事となりました。
断片的にですが、犯人はこの施設に2月まで勤務していたとか、衆議院議長宛に犯行を予測させるような手紙を送りつけていたり、刺青をしていたり、大麻の反応が陽性だったり、犯行後出頭するまでの間にツイッターに投稿したりと、異常な行動をしています。
いずれにしても、「障害者なんていなくなればいい」と言った発言には憤りを禁じ得ません。
障害者も、その家族も長い年月の間、様々な思いを重ねています。
人間にとって、病気や障害は決してなくなることはありません。
病気や、障害は誰でもおこりうることです。
人間の進化から言えば、障害者と健常者のどちらが、優性かはわかりません。
しかし、健常者が多いとされている、今の社会はいくらバリアフリーがすすんでも障害者にとっては、不便なことが多いと思います。
ですから、わたしたちは、手を携える心を育み、伝え、社会の中で、きちっと、福祉の制度を充実させて行かなければいけません。
また、そのことに思いをいたすことが「ひとの定義」でもあると思います。
私には、障害者施設でお世話になっている弟がいます。産まれた時には、本当にしっかりした顔立で、周りの皆が将来どんな人物になるかと、持て囃されたそうです。
こんな境遇だから、私が弟のように幼い頃から障害を者の立場になっていたかも知れないことは、容易に想像出来ます。
今回の事件について長い間、様々な思いを重ねて来た自分だから、余計に許せない気持ち、憤りを覚えます。

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