岩田拓郎のほっとTIME

俳句、白血病闘病記、地域活動、趣味の世界、
地域の話題などを綴ります。

要約筆記奉仕員養成講座修了式

2009-07-27 23:54:30 | Weblog
久しく投稿もチェックもしていなかったのに毎日40人程の来訪を頂いていました。ありがとうございます。
言い訳をすれば、毎日夜12時過ぎまで野菜などの出荷準備で余裕がなく、いざ投稿しようと思ったときにはネタが古くなってしまい期を逸します。出来るだけ投稿しようと思うのですが・・・・。
 さて、先日25日要約筆記奉仕員養成講座の終了式がありました。去年の10月から月に2回程度計18回の講習でした。
 最初は知人より安来市の福祉は遅れている.要約筆記などの取り組みも現在ではあまり盛んでないと指摘されました。実情を知りたいと養成講座開講式を見学に行きましたが、20名の募集のところ3名しか応募がないことを知り、「ここは一つやらない訳には行かない、やってみようか」と思い立ちました。
 今まで、聴覚障害者・ろうあ者=手話、あるいは難聴=補聴器と言う認識しかもっていませんでしたが、実は手話によるコミニュケーションが十分出来る聴覚障害者は全体の15.4パーセントしかおられないそうです。中途失聴者、難聴者は聞こえないために社会の様々な場面で不自由をされています。そうした人たちの社会参加のお手伝いをするのが要約筆記者です。要約筆記の3原則は「速く」「正しく」「読みやすく」ですが、私はそのどれもが満足に出来ません。普通の会話や講演会などの場面でその内容を正しく理解し同時に要約し筆記すると言うことは、ある意味同時通訳にも似たところがあります、日ごろの訓練や、機会があれば参加して経験を積むことが大切。それにしても相当な努力が必要だと痛感しています。

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