人工内耳の成人装用適応基準が改正(10月)されたようです。(日本耳鼻科学会 平成29年5月19日承認、日本耳鼻咽喉科学会 平成29年6月16日承認)
注目したのは、次の三事項です。
1.平均聴力レベルが70㏈以上、90㏈未満で、なおかつ適切な補聴器装用を行った上で、装用下の最高語音明瞭度が50%以下の高度感音難聴。➡対象になった。
2.両耳聴の実現のため人工内耳の両耳装用が有用な場合にはこれを否定しない。➡両耳装用が文言化された。
3.3年後に適応基準を見直すことが望ましい。➡スケジュール化された。
詳細は次のファイルで確認してください。
http://www.otology.gr.jp/guideline/img/seijinjinkounaiji.pdf