くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

行くか!留まるか...

2011年04月10日 | くない観
大震災から一か月。
何でも、千年に一度の大地震だったとか。
余震は、既に三百回を超えていて、この間の木曜日には阪神淡路以上の、本震でもおかしくないくらいの規模の地震もありました。

正直、生きている間にあんな揺れ、あんな地震を経験するとは、夢にも思っていませんでした。
随分と前から、「関東大震災が来る!」とは言われていましたが、既に予想の周期を数年超えているので、もう、来ないだろう・・・と、半ば思っていたので(--ゞ
ここ最近は漸く収まった感はありますが、本震から暫くは、常に揺れている?!感覚がありました。

しかし、慣れとは怖いもので...
少々の揺れでは動じなくなりました。
また、緊急地震速報にも。
・・・まぁ、さすがに木曜日の余震には驚きましたが、ある朝、通勤時の地下鉄で緊急地震速報レベルの地震を受けた時には、車内の複数人の携帯からそのアラームが聞こえて、驚きの反面、(緊張感を超えてか)ちょっと滑稽でした。

今回の大地震。
東日本の太平洋側に甚大な被害をもたらしました。
その中には千葉も被害が、沿岸部の旭や浦安の状況が顕著ですが、意外にも、我が街も4番目の規模の被害があったとか。
幸い、私の住む地区では、確かにビルの落壁や道路の陥没、地盤沈下などはありますが、電気や水などのライフラインは正常でした。
それも、震度6弱だったことを思えば、なるほど・・・とは思います。

ただ、陸州方面の被害は、見聞きするだけでも途方もないこと。
復興まで数年、数十年と掛かり、その費用も最低25兆と試算されているとか。
一か月が経つも、未だ被害の全容が把握できていないとか...。
そんな現地へ、職場の有志が10日間、4グループ30人規模に分かれてボランティアへ向かいました。
向かった場所は、津波で甚大な被害を受けた宮城県沿岸北部の町。
ただ、入るは津波の被害のなかった高台の地区だとか。
職場内の応募が掛かった時、正直悩みましたが、日々の業務が停滞するのは困るので、今回職場に留まることにしましたが、多くの人が手を挙げ、現地へ。
中には、4月に派遣から昇格(嘱託)した女性も手を挙げ、今日、第一陣として出発しています。
しかし...
総務の事前説明によると、拠点は岩手の内陸部に置き、寝食の心配は無し。
現地とは毎日マイクロバスで往復・・・という内容。
・・・いや、志は結構なんですが、被災されている方々とは全く隔絶した環境(状況)で行うのには、ここだけの話、若干の疑問点も。
これに今回結構な予算を注ぎ込んでいるようで、もう少しやり方を工夫して、その分の資金を復興支援金として寄付すれば・・・と言う私の心の声と同じことをパートさんが私に言ったので、思わず大きく納得しました(苦笑)

そんなこんなで、私は職場に留まりましたが、残留組は残留組で、街頭募金活動に従事。
一人三回の辻立で、私もさっそく金曜日にやってきました。
人通りの多い商店街の入口で1時間40分。
私は声だし呼び掛け係として、もう一人の男性スタッフと交互に行いましたが、意外と応じていただけました。
それも、一人の単価が大きい。
それだけ、今回の震災のへの関心度が高い・・・という印象を受けました。

一人ひとりやれることを...
その場を、図らずも職場に提供されて、ささやかながらも復興の一助に・・・と動きました。
この他にも、岩手の蔵元さんが訴えているように、激甚区に比べれば軽微だった我々が、物心両面で復興支援をアシストできればと思います。
関東では、桜が満開を迎えました。
東北ではこれからですが、角館や弘前の桜祭りは挙行されるとか。
木曜日の余震で、奥州の陸路、鉄路は再び寸断されてしまいましたが、魅力ある東北!
少し落ち着いてからでも(^^ゞ
是非是非行きたいです。

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