くない鑑

命を惜しむなっ!名こそ惜しめっ!!前へぇ、前へーーーぇっ!!!

またも辞めたか総理殿(笑)

2008年09月03日 | くない観
とうとう、「辞めちまったな!」って、感じですね。

首都圏845ニュースを見ていたら、「首相が9時半から記者会見を開きます」と報じたので、何事?!と思いながら、引き続いてニュースウォッチ9を見ていたら、刻々と報じられる記者会見の趣旨(予想)。
そんなバカな・・・と思いながら、開かれた会見を見ていたら、ホントに首相自ら「辞任する」って言ってました。
全部のテレビ局が、記者会見を放送してました。けど、日テレだけ出遅れ。

もう、呆気に取られて、開いた口が中々閉まりませんでした。

その後の報道で、早くとも4月頃には「辞任の意向」があったようですが、それならば、あの一月ほど前の内閣改造はなんだったんでしょう?!
その後に打ち出された総合的な政策(指針)は、なんだったんでしょう?!
いままで、全く覇気が感じられなかった首相が、漸くちょっと「やる気」を出した・・・と思ったら、このザマですよ。

一体全体、なんなんでしょう,この人は。
そんな簡単に投げ出すくらいなら、端っから去年の総裁選に出なければよかったのに。
総理総裁なんか、目指さなきゃよかったのに。
担がれたって、辞退すればよかったのに。

結果的に時間の無駄,国費の無駄なだけで終わりじゃない。
バッカみたい(笑)

(様々な諸問題の)処理に忙殺されました。」
・・・って、だから“覇気は無い”けど手堅く仕事をこなすあなたが担がれて、選ばれたんじゃないの?!

(諸政策の)最終決着はしていませんけども、方向性は打ち出せた。」
“覇気の無い”あなたが決めたことくらい、きっちり最後までやり遂げていきなよ!
途中で投げ出していくなんて、無責任極まりないでしょ。

「ねじれ国会で苦労させられた。」
なるほど,確かに、民主党の戦術(審議拒否など)には反吐が出る程の嫌悪感を強く感じます。
政局命!の小沢一郎と、滑稽な駄々っ子の仲間たちに政権などは任せられない,その任に非ず・・・とは思うけど、福田さん,この恨み節を言う相手を、間違えてるよ。
こうなったのは、コイズミ熱が醒めた反動と、前代の、不細工な辞任をした滑稽な総理総裁と政権与党の所為であり、時勢と世論を読めない、無能揃いのテイタラクだったからですよ、きっと。
言わば、自分のところで掘った墓穴に嵌った結果じゃないですか。
うん、自業自得なんですよ。
そんなに苦しかったら、あなたの手で、一か八かの解散総選挙に打って出ればよかったのに。

尤も、そんな決断できるくらいなら、こんな唐突に「辞~めた(笑)」なんて、言わないか...。

「私は自分自身を客観的にみることができるんです。」
じゃぁ、去年の自民党総裁選の時には、それが出来なかったのかな?!
「そういうこともあわせて考えていただきたい」だって。
何を逆ギレしちゃってるんでしょう、この人は。
「政治空白をつくらないため」だなんて言ってますが、ワケのわからないタイミングで逃げ出すほうが、悲劇ですよ。
引いては、後々政権与党にとって、世にも恐ろしい結果になることを、予想できないのかな。

それでいて、よくもまぁ、「客観的にみることができるんです。あなた(記者)とは違うんです!」って、よくもまぁ、キッパリ言えたもんで。

片腹痛くてしょうがない。

ここ最近の情勢をニュースなどで聞くにつれ、八方塞な感は否めませんでした。
国会の会期一つ決めるのにも、民主党には立ち塞がれ、公明党には袖を引っ張られて身動き取れない。
そこで、身内の自民党に助けを求めようとしても、纏まり付かずに掻き消される...。
そんなモドカシイ渦中にあったのか?!とは推察できますが、国民と有権者側はそれ以上にフラストレーションが溜まっている!!ってことも、お得意な「客観的見方」で、察して欲しかったですね、全く。

まぁ、臨時国会開会直後に「お腹痛い(><)」ってトンズラした前任の総理総裁よりは、まだマシ・・・・・・だとは思いますが、草葉の陰では、父である「昭和の黄門」福田赳夫元総理は嘆いているのでは...。

奇しくもこの日は防災の日。
首相は大阪岸和田まで出向いて、近畿圏の防災訓練を視察したそうですが、合せてキチンと国民からの非難訓練、受けてきたのかが、気になります。

・・・おっと、お後はよろしくないようでm(_ _)m・・・

ではでは。
以上、私見をつらつらと書きましたが、コンパクトに纏めるはずが、随分と長くなってしまいました(^^ゞ

p.s.
記者陣のツッコミ(質問)に、物足りなさを感じたのは、私だけでしょうか...。

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